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Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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昨夜は小林さんちのメイドラゴンを全話見た。
 正確には「見た」ではなく、「流した」ですが。途中、ちょっと寝落ちしてしまったもんで。

 夜10時を過ぎてから、録画分を焼いたディスクを引っ張り出し、ビールを飲みながら延々とテレビで流しておりました。6話途中から8話途中くらいまで、寝てしまったみたいで記憶が無いんですが、それ以外は全部見ております。ほぼ完全にオリジナルエピソードのみで編まれた第10話~第11話辺りは、今見ると原作者である「クール教信者」さんのテイストがほとんど感じられないように思えますね。GAINAX+J.C.STAFFのカレカノの終盤のオリジナル回の不協和音に比べると全然問題ないレベルくらいまでは溶け込んでいるんですが、あの特有の「平和な中にも感じられる僅かばかりの不穏な要素」みたいなものは皆無で、原作のテイストを研究し尽くしてアニメの出来を昇華させることに定評のある京都アニメーションさんとしては、ちょっと珍しいかも、と思いました。
 
 一方で、第12話から最終話にかけてのあの運びは、今見ても強烈で、わかっているのにいちいち涙を禁じ得ません。全13話のシリーズ構成を編むにあたって、この2話に全てを落とし込んでいくことが想定されていたのでしょう。また、原作と違って「トールがいったんは小林さんの世界から去ってしまう」という展開を挟んだことにより、小林さんが終焉帝と対峙した時の「死の恐怖と闘いながらもトールのことを思う」時間のボルテージがとんでもないことになっていて、見ている方も感極まってしまいます。ビバ職人芸。なずなの花言葉のモチーフを入れたことも、いやぁ、そりゃあ意図はバリバリにわかるけど、わかってたってそこから「全部あげます」に繋がれたら絶対にガード不能なんですよ。いやホントに、ビバ職人芸。ブラボー職人芸。

 はじめから全話見ようと思ってたわけではないですが、5時間余りを費やし、午前3時半ごろにミッションを終えました。いやぁ疲れたしリソースも消費したけど、悔いなし。あるわけなし。ありがとう、京都アニメーション。ありがとう、武本監督。
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