サブタイトルがね、「失格者の烙印」と来てアバンがアレだったから、「ああそうか、今回はこのレンリという騎士の話になるのね」と思ったわけですわ。ただのヘタレというわけでもなく、彼なりのバックボーンがあって、今のこの辛い状態がある…そのことをこちらが十分に飲み込んでからの、転機と覚醒までの流れはホントに美しくカッコよく、何だよレンリ、カッコいいじゃん…とか思いながら存分にカタルシスを感じていたんですわ。

　それがAパートで終わったことが判って。

　あれ？今回の山場、終わっちゃったなぁ…とちょっと残念に思っていたら。

　…すいません、完全になめてました。後半の方に、まさかこの前半を凌駕するほどの大山が控えているとは！！

　「おじさま」の「アレ」の時点でも、結構キてたんですよ！！ダークテリトリー側の暗躍の様子から、ずっと高まり続けていた「不穏な空気」を、文字通りの「一閃」で粉々に打ち砕くあの描写は、ダークテリトリーの連中だけでなく見ているこちらにとっても「反則」なくらいの威力がありました！！おじさまカッコイイ！！惚れる！！とか思ってたんですが…。

　更にそこから、ダークテリトリーが5人の整合騎士を照準に収めたとの報告に続き、恐らくはそこに対して「致死級」の技が放たれようとしている描写があっての…。

　あの、アリスの独白からの、バーストエレメントは…。

　いやもう。

　泣くわ。泣かざるを得んわ。

　こんなにも、見ている側が「罪」の意識を共有させられるような状況で打たれる「波動砲」なんて、初めて見ましたよ、私。

　そこで、サブタイトルを思い返して、このスタッフの本気度に驚愕しましたさ。

　「失格者の烙印」。ダブルミーニングじゃないですか。

　前半のレンリのことを指すだけじゃないんですよ。「この罪を一人で背負う」ことを覚悟したあのアリスの思いを考えれば、「アリスはアリス自身に失格者の烙印を押している」と考えられるじゃないですか。だから、バーストエレメントを打った後のアリスの目元は、あんなにも深く、暗く描かれていて…。

　………すいません、もう一回、いいですか？

　あがはあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ！！！

　いや、あの、ちょっと、マヂでこんな勢いで2クール駆け抜けるんですか？もちろん大歓迎ですが…こちらも気持ちを強く持たないと、私のフラクトライトがもちません！！

　ううう、頑張らんといかんなぁ…引き続き絶賛しながら追いかけて参ります…。 ■関連記事～
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