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Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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終わったキャロチューの感想を遅ればせながら
 キャロル&チューズデーを見終わった感想を書いていなかったので、遅ればせながら。

 終盤の展開で思い出したのは、80年代半ばに作られたチャリティソング「We Are The World」のことでしたが…個人的に、あの当時の私はあの思想には賛同できませんでねぇ。今の私は当時の私とはまた違う思いを持っていますが、あの頃の私は「偽善・欺瞞」だと感じたんです。まあ、色々と未熟だったし融通も利かなかったものですからね。

 ただ、今作の「Mother」は、We Are The Worldと似ている部分もありながら、決定的な部分で異なる、と思っています。それは、We Are The Worldがアフリカの貧困層を救うための歌であり、ある意味「外」から救いの手を伸べる方向であるのに対して、Motherは自分たち自身も含めた世界を救う歌であり、内側から外に向かって解放していこう、という歌であることです。

 作品には、それが作られた時代の「時代性」というものが、意識するとせざるとにかかわらず、内包されるものだと思います。特に本作はその点に自覚的であり、あくまでもフィクションを積み上げることに注力しながらも、ともすれば他者を排斥し、諍い合い、自分さえ良ければ他はどうでもよいという色彩に染まりそうな現代のひずみを、さながら「浮き彫り」にするようなディレクションが取られてきたのだと思います。ラストのモノローグで言われる、「奇跡はそれを見ていたひとりひとりの心の中で起きた」という締めくくりが、私は溜まらなく好きです。奇跡が一人一人の心の中で起きるような世界に、私も進んでいきたいなぁと思うのです。

 本作を緻密に積み上げてくださったすべてのスタッフの皆様に、改めて大きな感謝をお伝えしたいと思います。
楽しんで頂けましたらWEB拍手をお願いします。
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