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Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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マイノリティの矜持とともに生き抜きたい
 僕の子ども時代は、「マジョリティ」というものから絶妙に隔たった一角にあった。

 皆が好んで遊んだ野球の場では、運動音痴な僕には出番が無かった。そもそもスポーツ全般が苦手で好きではなかったから、やれどの球団が好きだのやれどの選手がすごいだのという会話にも全く入っていけず。スーパーカーが流行っても興味を惹かれず、ツッパリが流行っても遠い世界のことだった。中学頃だったか、ガンダムなるアニメがすごいと、話題になっているのを耳にしたが、これも僕の興味の外だった。振り返ってみれば、仲間うちで大いに話題になっているものをほとんどスルーし続けて来たような、そんな気さえする。唯一YMOだけは、世界の熱狂と自分の熱狂とがほぼ同時にこの世界に存在したと言えるが、それにしては自分の周りでは随分と冷遇されていて、数人の友人を除いては全く話題を共有できなかったのである。
 
 だからなのか、それとも全く無関係に元からこうなのか、僕はマジョリティ側に属することの喜びを知らないし、マジョリティ側に立ちたいという欲求も無い。それがフラットな視線だとは必ずしも言えまいが、少しでもマジョリティ側に立とうとみっともなく他者を攻撃してはばかることを知らぬ者らや、マジョリティ側がその無知と無理解と横暴の限りを極める様を見るにつけ、こちら側の視点を持っていることの貴重さを思い知ってはいる。一方で、マイノリティと言っても自分はかなり幸せで、この理不尽な世界には、自分が自分でいることを世界から認めてもらえないような悲しい思いをしているマイノリティが沢山いる。何と悲しいことだろう。「何言ってんだよ、お前ふざけんなよ、十分にマジョリティ側じゃねぇか」と言われれば返す言葉も無いが、そのように言わねばならないほど追い詰められている人がいるということも、また悲しいと思う。

 折角ここまである種のマイノリティを味わいながら来たのだから、マイノリティ側の気持ちを多少なりとも持つ人間として死ぬまで押し通すのも一興だろうと、そう思っている。あえてそうしなくとも、自然とそうなるような気がする。声高にそれを主張して唾を飛ばすようなことはしたくないが、マイノリティが確かにそこに在ることを、世界に対して切々と示していきたい。そうして、できることなら「少しでも多くのマイノリティが何ら引け目を感じることなく生きていける世界」を願う者として、何かを綴って残していきたいのである。
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