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Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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SAO-A、既放映分全部見た。
 DDRに出撃する前には完了していたんですが…見終わりましたよ、ええ。

 感想?感想ですか?いやぁ…何を話したらいいんだろう…もうぐっちゃぐちゃですよ、私の中。

 フィクションに対して己の気持ちの揺らぎの部分を投影することを、私は呼吸をするかのごとく普段からごく自然にやっているわけですが、劇中のキリトがユージオたちUnderWorldの住人に対して向けるそれは、そういうものと一線を画していることが激しく伝わってくるのですね。簡単な言葉に置き換えると、キリトはユージオたちに自分と何ら変わらない人間として接しているわけですよ。この辺、ヴァーチャルだろうとリアルだろうと大事なことは何ら変わらないのだという、アインクラッドからここまでの積み上げがキリトの中にあるからこそ当然に導ける話で、そのことに強く心を揺さぶられつつ、じゃあ私は同等の重みを持ってヴァーチャルやフィクションに対峙できるのかしらと考えると、これが心底難しい。ひょっとすると私自身は菊岡寄りで、自分が規定する「リアル」の大事のためには、同じく自分が規定する「ヴァーチャル」側の都合をさっくりと切ってしまえるんじゃないかという疑念が、どうしても頭から離れません。手塚治虫先生が鉄腕アトムの中で「ロボットの人権」というものへの議論を投げかけたのと同様に、本作もまた「AIの人権」というものを突き付けてくるわけで、しかもその「AI」はボトムアップ型、すなわち「リアル」の人間から複製したフラクトライトから育てられたものであって、それは実質的にクローンが孕むものと全く同じ倫理的な問題を抱えているはずなんですよね。そういったことをさっくりと切り捨てられる菊岡が、どうやらその技術を簒奪しようとする軍勢からの強襲を受けていて、下手したらさっくりと殲滅されかねない立場に自分が置かれているというのは、何とも皮肉ですらあります。

 ほうらぐっちゃぐちゃでしょ?こんなもん抱えて、続きが始まるとされる10月まで、一体どうしたらいいんでしょうかね…。
 
 なお、同様の問題を考えるには、攻殻機動隊なんかも良いのですがあれは食らいついて行くためのハードルがメチャメチャ高い(それだけ深くもありますが)ので、カジュアルにはなかなかお勧めできないですかねぇ…。もう少しとっつきやすいところとしては、私は電脳コイル辺りをお勧めしたいところですが、いかがでしょうか。

 どのような題材を使ってもいいとして、結局これらは突き詰めていくと、「私たちが、私たちであるということは、一体どういうことなのだろう」という普遍的なテーマに行きつくのだと思います。私の記憶のコピーは、私と等価値であり得るのか。私という存在が、高度な科学技術の下で仮想化された場合は。私が身体のほとんどを機械と取り換えてしまった時、私が私であるための必要十分条件は何なのか。「コギト・エルゴ・スム」なんてぇのは、あの当時はそういう技術が無かったからこそあれで結論たり得たかもしれませんが、じゃあ「思う」って何なのよ。劇中でも言われていましたが、仮に入力と出力しかしてない存在があったとしてそれが「実際に考えている人間と区別つかないほど自然」に見えたとしたら、それはそこに存在する人間として認知されるんじゃないのか、みたいに考えていくと、収拾がつかなくなります。

 そういうゴチャゴチャを頭の片隅で常に抱えながら。

 感情の方はもう、これまた激しく揺さぶられましてねぇ…。終盤は始終涙を拭きながら、何とか最後まで見終わったような具合でした。

 うーん。感想なのかなぁ、これ。とりあえず私の中にあるものをアウトプットしてはみましたが…。

 えっ、一番好きなヒロインは誰、ですか?私ぁデレデレにデレまくるアスナがとりあえずは一番好きなんですが、一方でリーファもリズもかなりオキニだったり、ユウキはヒロインとしてではなく物語性の強さでは間違いなく一番だったり、でもシノンもそういう意味ではかなり捨て難かったり、ああもう上下なんて付けられませんよ、これ。あっ、これでちょっと感想っぽくなっただろうか?(爆)

 あまり感情方面に深入りすると、私のフラクトライトが爆散しそうなのでこの辺でやめときます。あ、そうそう、ライオスとウンベールのあまりのクズっぷりには、いやぁフェアリィ・ダンス編のクズ安さんのむしろ褒めたたえねばいけないレベルのクズっぷりと比べても物理的なクズ行動で性根のクズ不足を補って余りある、これはこれでクズオブザクズと言うべき傑物であるなぁと、深く感じ入った次第です。つーか、ホントにSAOのスタッフってクズを描くことに躊躇が無いっつーか、むしろクズを描かずしてどうするとでもいうべき気迫や気概のようなものを感じるのですが、ひょっとして実はアレが一番描きたいものだったりするんでしょうかどうなんでしょうか(ぉぃぉぃ)。
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