ヴァイオレット・エヴァーガーデンの第13話~今シーズン放映上の最終話について、遅ればせながらレビューをお届けいたします。
年度末故の疲労と体調不良、という私個人の事情があって遅れたことが大きかったですが、そのことを考慮してもなお、、今回の最終話は、正直言ってものすごくレビューが書きづらい回でした。作中でホッジンズがヴァイオレットに言ったことに引っかけて、「一行でもいいですかね?」って書き逃げしてはどうか、とすら思ったくらい(いや、もちろん冗談ですが)。
でも、それで済ますわけにはいかない、と思っていました。
一つは、個人的な理由です。足かけ4年もの間、私が一切できなくなっていた「全話長文レビュー」を書かざるを得なくなった、そういう作品なんですよ、このヴァイオレット・エヴァーガーデンは。ここまで来て最後の一回だけ書けないなんて、誰が許してくれても私自身が許せません。
そしてもう一つは、作品自体に由来する理由です。「愛してる」の一言から始まった、ヴァイオレットの自動手記人形としての生が、最後にどのようにして同じ「愛してる」に着地したのか、それが描かれているはずの最終話について、ろくすっぽ言及無しで放り投げていいのか。否。それでいいはずがないじゃないか。
書かねば。何としても。
4年前にはもう一切撃てなくなったと思っていた、私の波動砲。よろしければ最後まで、どうぞお付き合いください。
年度末故の疲労と体調不良、という私個人の事情があって遅れたことが大きかったですが、そのことを考慮してもなお、、今回の最終話は、正直言ってものすごくレビューが書きづらい回でした。作中でホッジンズがヴァイオレットに言ったことに引っかけて、「一行でもいいですかね?」って書き逃げしてはどうか、とすら思ったくらい(いや、もちろん冗談ですが)。
でも、それで済ますわけにはいかない、と思っていました。
一つは、個人的な理由です。足かけ4年もの間、私が一切できなくなっていた「全話長文レビュー」を書かざるを得なくなった、そういう作品なんですよ、このヴァイオレット・エヴァーガーデンは。ここまで来て最後の一回だけ書けないなんて、誰が許してくれても私自身が許せません。
そしてもう一つは、作品自体に由来する理由です。「愛してる」の一言から始まった、ヴァイオレットの自動手記人形としての生が、最後にどのようにして同じ「愛してる」に着地したのか、それが描かれているはずの最終話について、ろくすっぽ言及無しで放り投げていいのか。否。それでいいはずがないじゃないか。
書かねば。何としても。
4年前にはもう一切撃てなくなったと思っていた、私の波動砲。よろしければ最後まで、どうぞお付き合いください。
【最終話の構造を俯瞰して】
今話について書き連ねる上で、どうあっても触れないわけにはいかない点なので、最初に触れてしまうことにしましょう。
冒頭で申しあげたとおり、今話はものすごくレビューの書きづらい回です。それは、今話が持っている構造と言いますか、構成上の問題に起因する部分が多分にあると思っています。
それは、端的に言えば、「バランスが物凄く悪い」ってことなんですよ。
第12話の引きについては、私は相応に高く評価していました。また、そこから地続きで描かれるスタイルになっている今話のアバンについても、それ単独では大きな不満はありません。ですが…その後、和平反対派の襲撃の一件は、文字通り「あっという間」に片付いてしまいました。初見時には「えっ、もう終わり?」と思いましたし、何回か見直しても、このパーツが中途半端である感は否めません。
この、「襲撃事件の収束が中途半端に見える」ことは、単にそのパーツが短いから、というだけではないのです。その後に描かれるくだりでも、この襲撃事件で起こったことについては、明示・暗示を含めて、ほとんど作中でのフォローがなされないのです。つまり、和平調印式を境にして、前と後ろが分断されてしまっているんです。これは、とても具合が悪いんですね。
サブタイトルは、和平調印式以降の展開を表すワードとしては、それなりにハマっていると思います。ですが、襲撃事件の部分と引っかけて語ろうとすると、これが悲しいくらいに何もわかりません。本当に何度も見直しましたが、そこを繋いでくれる何かを、映像上から見つけることができないでいるんです。サブタイトルが示されなかった第12話は、第13話とワンセットになって前編・後編の関係になっているはず。でも、その証左が見つかりません。
何故だろう。
ここを突破できなければ、私がいつも書くようなレビューは、とても書けない。
それがリアルタイム鑑賞時でも朧気にわかったので、時間を置いて考えることにしたわけです。しかし、時間を置こうが何をしようが、全然わかんないんですよね。いやぁ、こりゃあ困ったどうしよう。
困った私は、ふと思いついて、「逆算」を試みることにしたのです。
~~~
普通、考察というものは、「そこに描かれているもの」を見て、そこから展開していきます。
私が言っている「逆算」は、その反対です。「そこに描かれなかったもの」をキーにして、考察をしてみようと。
普通なら、そんなことはできません。ですが、今話はそのレビューの書きづらさと裏腹に、物語・映像的な密度は物凄く高い。密度が高すぎて、非可逆圧縮よろしく、欠けちゃっている内容が嗅ぎ取れそうなくらいなのです。その匂いを頼りに、何とか道を歩いてみたいと。
不足を感じるところは、やはり前半部分に集中しています。何を置いても気になってしまうのが、「爆弾処理」の流れですかね。あれ、誰がどう見たって疑問が湧かないはずが無いんですよ。准将の意地の悪い言葉のみから、事前にシミュレートしていた予測と即座に結び付けて「鉄橋に仕掛けられた爆弾」を想起したディートフリート大佐に対しては「スゲぇ!」でも済ませられますが、その後のヴァイオレット、どうして鉄橋のあの位置に爆弾があることを知った?また、何の情報も無い中からどうして「爆弾は二個だけ仕掛けられている」と判断できた?更に、「もう一個の爆弾を!」と呼びかけられたベネディクトは、どうしてあの位置に爆弾があることを知った?しかも、ブレーキをかけつつあるとは言え、まだそれなりの速度で走っている列車を追い越したその先にあるはずの爆弾まで(実際に、機関車に乗っている大佐は進行方向を見ています)、客車に乗っていたヴァイオレットたちが徒歩でたどり着けたようには到底見えません。あれだと、列車は爆弾が設置されているところをとうに通り過ぎていて、列車の遥かに後ろの方でヴァイオレットたちが奮闘しているように思えます。他にも色々あるんですが、まあ、とにかくあちこちがちぐはぐで、上手に感情移入ができません。
どうしてこうなったのか。ここを逆算してみました。
多分あの部分は、きちんと描こうと思ったら、もっと膨大な「尺」が必要なところなのです。
Aパート全部使っても、恐らく足りないでしょう。下手をすると丸々一話分近くを使って、描写する必要があると思います。最低でも、爆弾が仕掛けられている場所と個数を特定するくだりは必要でしょうし、その爆弾が仕掛けられた場所まで納得感のある過程を経て彼らがたどり着くだけの描写もあるべきですし、それがあとどのくらいで爆発するかを登場人物たちが認識するくだりも要るでしょう。ベネディクトがヴァイオレットを助けに行くことを描写として残すなら、その展開に必要な布石も打たなければなりません。それらを補完した上で、時間制限があって切迫していることを視聴者に突き付けつつ、なおかつ全体のスピード感が減ずることなく、焦燥感がクライマックスに向けて高まっていくように、適切に再構成する…うーん、結構膨らむよね、これ。
今話の内容は、そのようになっていません。何故か。それは恐らく、「その部分は、今回のエピソードで描きたい重要なテーマでは無い」と判断されたからなのでしょう。そのため、大幅に短縮された描き方が選択されたのではないかと。それが結果として「何かモヤモヤするよくわかんない部分になった」のは甚だ残念ですが、これは逆に言うと重要なヒントでもあります。「そうしてでも今話中で描きたかった、重要なテーマだと認識していたことは、作中にちゃんと残っている」ということだからです。
第13話の列車襲撃のパーツの中で、そうとわかる形で残されている手掛かりは、私が見る限り三点あります。
一つ目は、「憎むべき存在として見ていたヴァイオレットが、自分を守ろうと目の前に立っていることに言及するディートフリート大佐のモノローグ」。
二つ目は、「尺が無い中にも関わらず、列車から飛び降りようとするも阻止される様や、最終的には一人で川に落ちていく姿があえて描かれているメルクロフ准将」。
そして三つ目は、「今再び失われてしまう、ヴァイオレットの両の腕」です。
この三つを串刺しにできて、第12話とも連続性があり、なおかつ和平調印式後の展開に繋がり得る「何か」こそが、今話で描きたいテーマの一部を成すに違いありません。
…大変長らくお待たせしました。私の最終話レビュー本編は、ようやくここからスタートです。
【守れたもの、守れなかったもの】
まずは第12話のレビューで、私が捻り出したものをおさらいしてみます。
あの流れの中では、「二つの在り方」というものを問う部分が、あちこちに顔を出していたのではないか、というのが私の見立てでした。うわ、そうやって抽出するとホントに一行で書けちゃうんだ(笑)。まあ、そのような「一行レビュー」など、ここにお越しいただいている方々はお望みでないと思うのでこのまま続けますが。(^^;ナニヲイッテルンダ…
その中で一番分かりやすいのは、「戦争」と「平和」です。一方は、命が刻々と失われていく惨禍、そしてもう一方は、大切な人々の生を保ちながら続いていく道です。命、ということにフォーカスすれば、「守れない状態」と「守れる状態」という風に換言できます。
それを踏まえて、第12話のラスト近くで、ヴァイオレットが大佐に叫んだ言葉を反芻してみると…。
「少佐は…それでも…生きろと…
仰ったのです。
守りたかった…。
私も、守りたかったんです!!」
ここには、「守りたかった」と願った気持ちと、「守れなかった」という悲痛な結果が、同居しています。第12話を通じて描かれた「二つの在り方」は、ここに収束していると見ていいでしょう。
そして、愛する弟を失ったディートフリート大佐も、「守れなかった」という悲痛な結果を抱いて今日を生きているのですが、弟が亡くなった場にいたのがヴァイオレットだったこと、ヴァイオレットには自分の部下も複数殺されていることから、彼の中では「二つの在り方」というようなものではなく、「憎むべき存在のヴァイオレットが、忌むべき結果を招いた」という風に落とし込まれていたんですね。だから、前話では「早く死ね」という言葉が投げかけられましたし、普段から「お前は道具だ」と言い放っているのも、銃や剣などの武器と同じく、せめて「それ自体には善悪の存在しないもの」として見做そうという心の動きなわけです。しかしそれが微妙な揺らぎを見せるのが、今話のアバンです。
オレが捨てた道具は、
ギルベルトの犬になった。
だが両腕を失い、主を失い、
何もかも失くしたその果てに、
何故かそこに…立っていた。
「そこに」というのは、ディートフリートを守る盾として彼女が立っていることを指しています。銃や剣のように「誰かを殺す武器」ではなく、盾のような「誰かを守る防具」として。いや、そもそも、銃や剣は自ら望んで人を殺しませんし、盾だって自ら望んで人を守ったりはしません。ディートフリートが落とし込もうとしていたように、ヴァイオレットがただの道具であったり、忌むべき存在に過ぎないのであれば、このようにして「人の命を守ろう」などと、するはずがないのです。
またAパートで、准将の手から取り返したペンダントを受け取ったヴァイオレットは、切なげな、愛おしむ様な表情でそれを見つめ、万感の意を込めて大佐に感謝を伝えました。守りたいものを守れたことへの安堵、それに対する謝意…道具であれば示すはずのないそれらの感情を読み取り、自分の中にある像との「ずれ」にあたって、大佐はやはり目を伏せるのです。
彼女の中には、「守りたい」という確固たる意志がある。
しかし同時に、准将に撃たれた彼女は、義手の一方を壊されてしまうのです。守れないもの、というものもまた、厳然とそこにあります。
~~~
列車を襲撃した部隊は、自分を残して全て壊滅し、自らの銃の弾も尽きたメルクロフ准将は、隙を見て列車から飛び降りようとします。
それを蹴って止めるヴァイオレット。直接は、その手に握られた少佐の瞳のペンダントごと逃がしてしまわないように、ということでしょう。ですが…後のシーンで、鉄橋に差し掛かった列車の上から、准将が川面へと落ちていく様が描かれていることや、第12話でヴァイオレットが敵兵たちに対して何をしていたかを考え合わせると、もう一つの間接的な意味合いが見えてきます。
通常のスピードで走っている列車から飛び降りるのは、自殺行為です。上手くいけば怪我で済むかもしれませんが、下手をすると死にます。飛び降りようとしていた准将を蹴って止めたヴァイオレットは、図らずも、准将の命を守ったことになるわけです。「もう、誰も死なせたくない」というのは第11話のサブタイトルですが、その思いの通りに、ヴァイオレットは敵味方関係なく、守ろうとする行動に出ているわけですね。
蹴られた准将が手放し、宙に飛んだ少佐の瞳の色のペンダントも、ディートフリートがその手に掴み、ヴァイオレットの手に戻りました。この時点では、彼女が守ろうとしたものは、その通りに守れています。
しかしその後、そのヴァイオレットが別なものを守るため~列車の危険を回避しようと奔走するその隙に、自らの悪事をやり遂げた准将は、ふらりと力尽きたように、その身を川へ投げるのです。結果的にヴァイオレットは、大佐が撃ったイシュトルや敵兵たちと同様に、准将の命も守ることはできなかった。
辛くも爆弾を取り外し、列車を救ったヴァイオレットですが、残っていたもう一方の義手は、その過程でやはり壊れてしまいます。守りたい、という意思が確かにあって、いくつかのものを守ることができたとしても、守れないものはポロポロと、手の隙間からこぼれるように次々と現れてしまいます。
義手が壊れるところは二回とも、映像上でも非常に微細な描写がなされています。ここについて、もう少し深く掘ってみましょう。
「両の義手が失われること」は言うまでも無く、かつて彼女の「素の両手が失われたこと」と、響き合うように描かれています。これが対比だと仮定すると、そこにどのような違いがあるでしょうか。
素の両手が失われた時、彼女自身は攻撃する者でした。敵に対して、大きな脅威として見做されていたわけです。だから、その脅威を無力化するために、彼女の手は撃たれました。言い換えれば、「誰かの命を奪うものであったため」に失われたわけです。
しかし今、彼女の義手は、誰かの命を奪うものではありません。少なくとも、准将から撃たれた時は大佐を守ろうとしていましたし、爆弾を外そうとする時は列車の安全を確保するため、引いては再びの戦火がもっと多くの命を奪うことの無いようにするために酷使されています。つまりは、「誰かの命を守らんがため」に失われたわけです。
「失われる」という結果こそ相似形ですが、そこに至るまでに全く正反対の意思を孕んだ彼女の行為は、「二つの在り方」への明快な答えなわけです。「守りたい」と。自分の手は、「守る」という意思の下に使うのだと。
誰かの命を奪うために使われていた彼女の素の両手は、二度と戻ることはありません。しかし、誰かの命を、思いを守ろうとする彼女の義手は、決して失われたままではなく、再び蘇るのですね。
特使の乗った列車は無事にガルダリク帝国へ着くことができ、調印式も執り行われて大陸に平和が訪れました。
「終わりました」
「…ああ
………どうした?」
「終わったのに……」
終わったのに。
蘇らないもの、戻って来ないものがある。
守りたい。その一心で守ろうとし続けて。
それでも、守れなかったものがある。
どうしてもそこへ向かわざるを得ない自分の気持ちを、一体どこへやればいいのだろう。
【愛のあるところへ】
航空祭。戦争の間は中断していたということで、平和が訪れたことを象徴する催しです。つまりは、この物語の世界において「戦後の混乱期」がようやく終わり、「安定した平和な世界」が訪れるという帰着点として位置づけられるものですね。
そしてそれは、この物語の主人公、ヴァイオレット・エヴァーガーデンにとっても、帰着点である方が美しいです。「少佐の思いがわからない」という問題を抱えていた少女が、その問題を解決するまでが一連のストーリーであるはず。そこに留意しながら、残りのパーツを見ていきましょう。
細かい説明はなされませんが、どうやらこの航空祭は、「届けられない思いを綴った手紙を、空から一斉に撒くお祭り」と設定されているようです。だから、調印式のシーン直後に描かれた、戦争で未帰還者となったらしき息子へ宛てる手紙の代筆を依頼してきた男性のように、ヴァイオレットも少佐に向けての手紙を書けるのですが。
ヴァイオレットは、その手紙を書くことができません。
「心は、あるのです。
あったのです。あの時も…。
ですが、わからないのです。」
直接は、ヴァイオレットが少佐に何を伝えようと思っているのかがわからない、ということのようですが…もう少し深読みすると、ヴァイオレット自身が少佐に抱く思いを、きちんと整理できていない、ということになるのだと思います。
また、彼女が整理すべき思いの中には、ヴァイオレットから少佐への「弔い」が含まれると、私は思っています。
主に第3話から、ヴァイオレットは様々な人への手紙の代筆の仕事を通して、少しずつ、色々な感情というものに触れ、学んできました。その中で、目の前で人の死に即し、その思いを手紙にしたのはほんの少し前、第11話でのことです。第10話では、これから死に瀕することが判っている人の手紙を代筆しましたが、仮にそこまで含めたとしても、ヴァイオレットが少佐がどうやら亡くなっているらしいと知って道に迷い、そこから何とか立ち直った後の話なんです。つまり彼女は、「親しい人の死をきちんと受け止めて、自分の中で弔いを済ませる」ということを知る前に、その事実に出会ってしまったわけです。
ヴァイオレットは第9話で、「自分は生きていていい」という結論に達して立ち直りましたが、少佐が死したことへの思いの整理は、一旦棚上げされているんですね。
つまりは、こういうことになります。
ヴァイオレットは、少佐が最後に残した「愛してる」の意味を理解し(多分達成済みだけど)。
彼女自身の少佐への思いを整理し。
少佐への「弔い」をきちんと済ませられる状態になる必要が、ある。
……うん、結構ハードル高いね!てゆーか、これだけでも独立した一つのエピソードが描けそうだね!一話の中に押し込めるにはちょっとムリがありそうだね!
ところが。
襲撃事件の収拾と違い、こっちは超展開にならずに見事に収束させることに成功しているのですよ!それが、少佐の母との対話なのです。
まずは、ヴァイオレットへの当たり方が少し変わった大佐(既に大佐の中で、ヴァイオレットが道具でも憎むべき存在でもなくなっていることが嗅ぎ取れます)が迎えに来るのですが…連れていかれたのは、ライデンシャフトリヒにある、ブーゲンビリア家の屋敷。そこで少佐・大佐の母親と引き合わされます。
ここの、二人が対峙する構図、どうですか。どうですかってゆーか、私自身、初見時には全く気付かなかったんですが…この二人を対比させる構図って、正反対の二人が同じ者を思う、という含意に溢れているんですよ。
一つには、少佐の母は「少佐を育てた人」であり、一方のヴァイオレットは「少佐が育てた人」である、というのがそれです。少佐を中心にして、双方の立場が逆転している。まあ、これだけならそんなに心に来なかったんですが…。
少佐の母は、軽く認知症が発症しているのでしょう。記憶が曖昧になっている、と紹介されています。つまり、緩やかにではありますが、記憶を失くしていく人、として描かれています。
一方のヴァイオレットは、これまでの描写を思い起こしてください。例えば第3話、彼女は授業で習った文法などを全く間違えずに満点を連発しましたし、記憶力は折り紙付きです。また、第11話でもタイプライターの無い中で、エイダンが語った内容をしっかりと記憶にとどめ、後で手紙に起こして両親とマリアに届けるという大技を披露しています。つまりは、記憶を失くさずにほぼ正確にとどめる人、ということになるんですね。
「記憶を失くしていく人」と、「記憶を失くさない人」の対比です。
これ、「守れなかったもの」と「守れたもの」とが交錯する接点に、簡単に置き換えできるんですよ。
つまりですね…少佐の母とヴァイオレットの対話は、「守れなかったもの」も「守れたもの」もあるこの世界で、ヴァイオレットは、僕ら人間は、どうやって気持ちに整理を付けていけばいいかってことに肉薄する対話なんですよ!
それに気付いちゃったら、もうここでの言葉の数々が、いちいち胸が刺さって刺さって!
「ギルベルトは一緒ではないの?」
「母上…ギルベルトは…」
「……一緒です」
少佐の死を(この瞬間は)忘れている母親と、少佐の死を理解しているヴァイオレットの対話なんですよ?なのに、母親は少佐がここにいないことに言及し、ヴァイオレットはペンダントを示してここにいると言及する、という、この180度ひっくり返ってるやり取りの痛痒感!
そしてその間に置かれるペンダントを中心に、双方から同じ思いが流れ込むこの後の会話!!
「あの子の瞳と同じ色だわ」
「………………………」
「美しいわねぇ」
「…………………はい。
…………美しいです。」
こうして、「守れなかったもの」と「守れたもの」が通じた後の、強烈な一言が…。
「あなたのせいではないわ」
……ああ。
てりぃさん、最終話では泣かなかったんだな、って思ってました?
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
泣くだろこれは!!泣いちゃうだろ!!だって、少佐の母君だよ?これ以上ない人からもらえた、絶対的な許しじゃないか!!「少佐を守れなかった」というヴァイオレットの後悔に対して、これ以上の救いがあるか!!
「あなたが背負わなくていいのよ?
ディートフリートはね、
もうギルベルトのことは諦めろと言うの。
あの子だって…できはしないのに。」
ああ!!ああ!!そんな金言のラッシュを!!ああああ!!ヒットポイントがものすごい勢いで減っていくううううううう!!!!
「大切な人の死を、自分のせいだと背負わなくていい」ことや、「その人のことを諦めなくてもよい」ことは、弔うためにはとても大事なんですよ!自分を責めたり、諦めなくちゃって自分に強いているうちは、辛さしか先に立たないんですもの!亡くなってしまったことを結果として受け入れ、でもその人のことを諦めなくてもいい、素直に悲しんでいいって思えるだけで、どれだけ救われるか!!
いや、わかった、ばっちゃん!(←失礼)そのぐらいで勘弁してくれ!!もう十分だから!!もうじゅーーーぶんだk
「あの子は、生きてる。
心の中で。」
しんじゃうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!!
こっちが死んじゃうよ!やめてもう!てりぃのヒットポイントはゼロよ?!お願い!ちょっと!
「だから決して忘れない。
思い出す度に辛くても、
ずっと思って生きていくわ。」
ちょおおおおおおおおおおおお
「だって今も………
愛してるんだもの。」
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
「はい……はい……」としか言えずに涙するヴァイオレットの様子や、部屋の外でこの対話を聞いている大佐の様子、少佐と大佐が並んだ写真のアップまで含めて、もおおおおおどおおおおおおにもならんぐらいに泣きました。これ、ヴァイオレットが「愛してる」を理解するための最後のパーツとしてピッタリはまるとともに、大佐の方もヴァイオレットという存在が愛のある一人の人間だということに納得するところまで、もう何処までもパーフェクツな出来でした!
だから、その後の大佐とヴァイオレットの対話も、大佐のモノローグも、以前の同様の言葉と対比されつつ、どちらも輝くんですよね。
「ヴァイオレット!
あいつの分も、お前は生きろ!
生きて…生きて生きて…そして死ね。
これが、オレからの最後の命令だ。」
「もう…命令は要りません。」
命令は要らない、と言ったヴァイオレットに、今一度目を見張るディートフリート。ヴァイオレットが、自分自身が思いに溢れる一人の人間だと自覚できている、ということを改めて知ったのですね。
オレが捨てた道具を、ギルベルトは道具として扱わなかった。
だから、それは両腕を失い、主を失っても、
あいつからもらった大切なものを、
決して失くすことはないだろう。
ギルベルト少佐からもらった、大切なもの。それこそが、「愛」という思いなのでしょう。
雪の降る中で、ヴァイオレットは少佐への手紙を書きます。
ライデンシャフトリヒに珍しく降ったとされる雪は、時に溢れて降り注ぐ、人の思いの象徴です。それは、翌日に飛行機から撒かれるたくさんの手紙と、実は同義なのですね。
また、航空祭の当日は、同僚たちやルクリアなど、「今も近くにいて思いを伝えられる人々」がヴァイオレットの傍に描かれますが、そこで撒かれたヴァイオレットの手紙は、遠く遠くへ飛んでいくのです。
ヴァイオレットのモノローグのように、読み上げられる手紙の文面。手紙は、まだ先へ飛んでいきます。遠く遠くの、何処かの花園へ舞い降りて…。
これは、「実際に手紙がそこまで飛んだ」のではなく、ヴァイオレットの中の心象を表現したもの、と見た方が良さそうです。近くにいて今も思いを伝えられる、生きている人々がいるこの此岸との対比として、恐らくは亡くなっている少佐がいる彼岸へと、手紙が飛んで行った、ということではないでしょうか。
だから、このシーンは、ヴァイオレットが少佐への弔いを行っているシーンなんですよ。手紙に、少佐がまだ生きていると信じている、と書かれていても、それは、先の母上との対話を踏まえれば、全然矛盾していないんですよね。
そして、また逢えたら、
こう伝えたいのです。
私は、今、「愛してる」も…
「少しはわかるのです。」
涙を浮かべて声に出した後、ヴァイオレットのイメージの中で笑顔を浮かべ、少しずつ、遠くへと立ち去っていく少佐。
ここで、ヴァイオレットの中での、少佐の弔いが、やっと済んだのです…。
ヴァイオレットの瞳から零れた、思いに溢れた、世界の色を様々に映す涙の雫が、人知れず、夜の空の下に咲くすみれの花に触れ、弾けます。
自動手記人形と「愛してる」
愛してるの意味が分からずに、その意味が知りたくて自動手記人形を志した少女は、今や一人前の自動手記人形になるとともに、自分自身の~人から注がれ、人にも注ぐ~自分自身の「愛してる」にたどり着きました。
彼女は、その「愛してる」とともに、これからも人の思いを紡ぎ続けるでしょう。
同じ口上を述べていても、最初の頃とは全く違って、表情豊かに笑顔をなすヴァイオレット。
まだまだ彼女は、今までに出会ったことが無いたくさんの人の思いに触れ、その思いに新鮮な驚きを覚えながら(依頼主の顔を見てハッとするヴァイオレットの変化はそういうことだと思います)、思いを紡いでいくのです。
お初にお目にかかります。
お客様がお望みなら、何処でも駆け付けます。
自動手記人形サービス……
ヴァイオレット・エヴァーガーデンです。
感謝に溢れながら、今シリーズのレビューを終えたいと思います。
この作品の制作に関わられたたくさんの方々には、こうして素敵な思いを送り出してくださったことへの感謝を。
当ブログのレビューを読んでいただいた皆様には、私の思いを共有してくださったことへの感謝を。
本当に、どうもありがとうございました。制作スタッフの皆様の今後の一層のご活躍をお祈り申し上げます。またいつか、素敵な作品のレビューでお会いしましょう。
↑楽しんで頂けましたらWEB拍手をお願いします。
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この記事へのコメント
…とはCLANNADの外伝的な位置付けの智代アフターのキャッチコピーですが、今作を見終わった翌日、ふとヴァイオレットにこの作品を重ねてしまったのです
・タイプライター
・大切な人を失っても歩んでゆく物語
智代アフターのOP、EDが今作に使われてもリトバスにおけるLIaさんのhanabiくらいしっくりくるのです…自分だけでしょうか ┐('~`;)┌
(作者の暁さんはCLANNAD 〜AFTER STORY〜を大好きで応募したようですし)
それはさておき、毎週の波動砲お疲れ様でした…視聴後の毎週の楽しみも終わりかと思うと寂しくなりますね (´・ω・`)
原作組からは賛否ある終わり方でもあるので小説を読まれた後、てりぃさんがどのように思われるのか気になるところです
自分はTV版でのテーマがブレないようにあのような形で終わらせたのだと思っています
たぶん省かれた「あの描写」は完全新作で再構築され描かれると信じています
小説を読まれれば「あー」と思っていただけるかと
ひとまず今は最後にヴァイオレットが視聴者である自分のところに来てくれたという妄想にふけるといたしましょう(ぉぃぉぃ)
実はAIR以降は涼宮ハルヒの消失だけしか京アニ作品を買わなくなっていました
kanonは真琴の話の部分まで、CLANNADは智代のOVAの話などは好きでしたけれど京アニならもっと高みを目指して欲しかったのと脚本構成と改変に納得できなくて離れてしまっていました
少し前に自分をコッチの道に引きずり込んだ友人宅で響けユーフォニアムを視聴して、あの頃の京アニの良さを感じてました
あとは自分の好きなテーマの作品で10年後も好きでいられる作品ならーー
ーー今、願いは果たされました
今作が今以上に評価され末永く愛されることを望みます
・タイプライター
・大切な人を失っても歩んでゆく物語
智代アフターのOP、EDが今作に使われてもリトバスにおけるLIaさんのhanabiくらいしっくりくるのです…自分だけでしょうか ┐('~`;)┌
(作者の暁さんはCLANNAD 〜AFTER STORY〜を大好きで応募したようですし)
それはさておき、毎週の波動砲お疲れ様でした…視聴後の毎週の楽しみも終わりかと思うと寂しくなりますね (´・ω・`)
原作組からは賛否ある終わり方でもあるので小説を読まれた後、てりぃさんがどのように思われるのか気になるところです
自分はTV版でのテーマがブレないようにあのような形で終わらせたのだと思っています
たぶん省かれた「あの描写」は完全新作で再構築され描かれると信じています
小説を読まれれば「あー」と思っていただけるかと
ひとまず今は最後にヴァイオレットが視聴者である自分のところに来てくれたという妄想にふけるといたしましょう(ぉぃぉぃ)
実はAIR以降は涼宮ハルヒの消失だけしか京アニ作品を買わなくなっていました
kanonは真琴の話の部分まで、CLANNADは智代のOVAの話などは好きでしたけれど京アニならもっと高みを目指して欲しかったのと脚本構成と改変に納得できなくて離れてしまっていました
少し前に自分をコッチの道に引きずり込んだ友人宅で響けユーフォニアムを視聴して、あの頃の京アニの良さを感じてました
あとは自分の好きなテーマの作品で10年後も好きでいられる作品ならーー
ーー今、願いは果たされました
今作が今以上に評価され末永く愛されることを望みます
2018/04/13(金) 10:47:03 | URL | 焔 #KGAhWzec[ 編集]
>焔さん
コメントありがとうございます。
>作者の暁さんはCLANNAD 〜AFTER STORY〜を大好きで応募
何と?!そうなのですか?!知らんかった!!(←なんも知らんよな、おまい…)
>それはさておき、毎週の波動砲お疲れ様でした…
>視聴後の毎週の楽しみも終わりかと思うと寂しくなりますね (´・ω・`)
そんな風に言っていただけると、レビュアー冥利に尽きますです。毎週のご愛顧、ありがとうございました。
>原作組からは賛否ある終わり方でもあるので
ほほぅ、そうなのですか?TBを送り合ったレビュアーさんたちの中は、原作既読組はほとんどいらっしゃらなくて、それ以外にあまり感想を見聞きしなかったもんですから。
小説の方は、私は今の時点では完全に未読です。さてさて…。
>AIR以降は涼宮ハルヒの消失だけしか京アニ作品を買わなくなって
(中略)
>響けユーフォニアムを視聴して、あの頃の京アニの良さを感じてました
私は、AIRからずっとどっぷりだったのが、中二病二期でちゃぶ台をひっくり返して、ユーフォから円盤を買わなくなった口です。よりによってそのユーフォは、どの作品もとても良くて、後悔しながら今円盤を集めているわけですが、その後も京アニ作品としては自分にフィットしないものがポロポロとあって(全てではないですが)、こうして全話レビューを書くようになるまでがすごく長くかかりました。
まあ、14年近くも続けていると、こういうこともあるのでしょう。
焔さんにも、今作だけでなく、これからも心に刺さる色んな作品が訪れることをお祈り申し上げます。
コメントありがとうございます。
>作者の暁さんはCLANNAD 〜AFTER STORY〜を大好きで応募
何と?!そうなのですか?!知らんかった!!(←なんも知らんよな、おまい…)
>それはさておき、毎週の波動砲お疲れ様でした…
>視聴後の毎週の楽しみも終わりかと思うと寂しくなりますね (´・ω・`)
そんな風に言っていただけると、レビュアー冥利に尽きますです。毎週のご愛顧、ありがとうございました。
>原作組からは賛否ある終わり方でもあるので
ほほぅ、そうなのですか?TBを送り合ったレビュアーさんたちの中は、原作既読組はほとんどいらっしゃらなくて、それ以外にあまり感想を見聞きしなかったもんですから。
小説の方は、私は今の時点では完全に未読です。さてさて…。
>AIR以降は涼宮ハルヒの消失だけしか京アニ作品を買わなくなって
(中略)
>響けユーフォニアムを視聴して、あの頃の京アニの良さを感じてました
私は、AIRからずっとどっぷりだったのが、中二病二期でちゃぶ台をひっくり返して、ユーフォから円盤を買わなくなった口です。よりによってそのユーフォは、どの作品もとても良くて、後悔しながら今円盤を集めているわけですが、その後も京アニ作品としては自分にフィットしないものがポロポロとあって(全てではないですが)、こうして全話レビューを書くようになるまでがすごく長くかかりました。
まあ、14年近くも続けていると、こういうこともあるのでしょう。
焔さんにも、今作だけでなく、これからも心に刺さる色んな作品が訪れることをお祈り申し上げます。
2018/04/14(土) 10:18:40 | URL | てりぃ #-[ 編集]
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アイラブユー。
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『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』 第13話 自動手記人形と「愛してる」 最終回
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2018/04/12(木) 23:55:51 | マイ・シークレット・ガーデン FC2
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2018/04/15(日) 15:02:24 | LUNE BLOG