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Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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四十一之巻レビュー・ぶちゃむくれVer
 昼前から出かける予定があったので、午前中に書きあげて、ああ、今週のレビューはこれで良かろうかなぁ、と思っていました。その時は。

 でも。

 自分の中に巣くった微妙な違和感の正体を、我知らず追い求めるうち、私は気付いてしまいましたよ。四十一之巻の、いや今の響鬼の中にあるものではなく、自分の中にある「変化」の正体を。

 あろうことか。私は。響鬼という作品の今の出来を、諦めて受け入れようとしているのではないか?
  

 そんなバカなっ!



 と心の中で叫ぼうとも、応える声はなく。更に問う声だけが聞こえます。大人のフリをして、大人しく現実を見つめたポーズをとって、不満をかみ砕き呑み込んで、ダメージを受けていない風を装って、そんな姿勢を取り繕って、毎週日曜日を死人のように過ごしてはいないか?

 先週の時点の私なら、力強くNo!と答えたでしょう。でも、この先に来るもの、或いは来ないものがいくつも示された四十一之巻を見たあとの今の自分は、そう答えたものかどうか、悩み、惑い、逡巡しています。材料は、もうとっくに出尽くしているはず。過去10数話を見てきた過程で、自分の望まない方向に話が触れた際に従来キャラがどのように壊れるか、予測はある程度出来るようになりました。あーあ、しょうがないな、そう思って見ることができるようになりました。

 オレは、そんな自分を望んできたのか?

 何故、どうして、こんなことに。この世のどこにも「悪の親玉」がいなかったとしても、自分の望まぬ結果は目の前にある。行き場を無くした気持ちは、一体どこで癒されればいい?この先、オレは、一層救いが無くなるかもしれない先行きを、同じように斜に構えた目で「あーあ、しょうがないなぁ」とつぶやきながら見続けなければいけないのか?

 そんなにイヤならやめちまえ、という声もあるでしょうが、今さらやめられるわけがない。なんとかいう超有名アニメシリーズがぐだぐだに壊れていくのを、ぶーたれながらも最後まで見続けなければならなかった、無念の人たちの気持ちが今こそ真にわかります。どんなにダメになろうと、救いが無くなろうと、まだその現場で熱意を持って頑張っているキャストの皆さんがおられる以上、捨て去ってしまえるものですか。

 報われぬ願いが数多く存在するのが現実の世の中。そんなこたぁ百も承知です。だからこそ、虚構の世界に救いを求めて何がおかしいんだ。誰でもいい、答えてくれ。現実とは違う虚構の世界だからこそ、現実にはない救いで人の心を癒せるのではないのか?



 先の記事も本心です。この記事も、私自身の心が吐いた本心です。この、身が張り裂けそうなほどに両極端に分かれた自分の心の間を何往復もしながら、残り2ヶ月間を過ごしていきます。…答え、答えなんか、そう簡単に出せるかい。
楽しんで頂けましたらWEB拍手をお願いします。
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コメント
この記事へのコメント
wish and hope
いつか、高寺さんが真実の物語、その続きを語ってくれますよ。あんなに志の高いテーマをほうっておくわけがない!私は信じて待ちます。
2005/11/27(日) 22:55:47 | URL | 936 #-[ 編集]
>てりぃさん

なんだかお気持ちよくわかります。
新体制といわれるものに変わったばかりのころ、あたしも時間がたつごとに気持ちが揺れ動いてました。

41の巻を見て、とにかく誰からも誠実さを感じられなかったことがいやでした。唯一あきらちゃんをのぞいて、ですけど。
一番は、登場人物よりも作り手(たぶん脚本の方とかなのかな)からの誠実さ、作品に対する愛情が感じられないです。

それでも「響鬼」だから、見続けないではいられないこの苦しさ、ですよね。
2005/11/28(月) 01:22:56 | URL | さくらん #-[ 編集]
はじめまして。響鬼でウン十年ぶりにライダーにはまっている者です。
路線変更後は、遣り場のない怒りをレビュアーの皆さんのblogで発散させてもらってるんですが、
てりぃさんのレビューが一番自分の想いに近く、いつも頷きながら読んでます。
で、同じく揺れてますwが、今また怒りモードになってきました。

というのは、前回放送分で自分の中で一番気になってた部分が出てたのがダメージ大きくて。
ただ、完結してから一気に読もうと思って我慢してた「スカイ・クロラ」という小説をつい日曜日に買ってしまい、
読んでみたら、まさしくそこと重なる部分が書かれていて少し溜飲が下がりました。
こちらも個人的に好きな漫画家さんの解説文(文庫版です)で、この小説の
「登場人物間の暗黙の了解事項は暗黙として描く」作劇方法が自分と似ている、という主旨の文章でした。
「説明のための説明をしない」というのとも似て非なる、
「説明をしてしまうと壊れてしまうものを描きたい」と。

これは無理な要求なんですかね?
まあ、引き継ぎでそれをやるのは難しいんだろうとは思いますが。
ただ、実際に作れないまでも「違う」のは素人でもわかるんだから、
話の整合性を取るのと同じく意識ぐらいはして欲しいとは思いますけどね。
もしできないんだとしたらプロとしてどうかと思うし、故意だとしたら何をかいわんやですが。
それとも両方?

長文失礼しました。
では、これからもレビュー楽しみにしています。
2005/11/28(月) 19:52:07 | URL | D #Xrlp5Oa6[ 編集]
気持ちの向かう先
毎度のことながら、大変遅くなりましてすみません。

>936さん

そうですね、まさしく高寺さんが帰って下さることを願って、想いを綴ることにしたあの時を思い出しました。ありがとうございます。

>さくらんさん

愛情の欠如、についてはよく考えるところですね。桐矢でさえ、道具的にしか扱われてないと言いますか…。愛情を抱きつつ見ていきたいという視聴者の好みと合わないのは、ある意味当然の結末だという気もいたします。

それでも、何かを描くつもりがあるのなら、その何かを見ていきたいと思ってはいるのですが…ホントに描きたいものが無かったらどうしよう、と思うと居ても立ってもいられませんです、はい。

>Dさん

「説明をしてしまうと壊れてしまうものを描きたい」というのは至言ですね…。「表現」というものの深みを除く鍵、とでも申しましょうか。優れた表現の極みの際には、セリフが一切無いシーンでもあらゆるものが伝わることがありますし、私も残りの響鬼の中でそうしたシーンをまた見たいと願い続けています。


皆さんから数々のコメントをいただいて、おかげさまで少し元気が出たようです。来週以降も頑張って参りますね。ありがとうございました。
2005/11/29(火) 00:03:08 | URL | てりぃ #O8jQI81I[ 編集]
正直に進んでください
その気持ちは良く分かります。機械じゃないですから。人間ですから、日々気持ちは変わるんですよ。

正直、今は面白いと思って響鬼を見てません。最後をどう〆るか気になるので見てる感じです。
ここでクウガを引き合いに出すのもどうかと思いますが……。
クウガを見てた頃はこの時期、毎週手に汗を握り、感情移入し、涙する事もありました。その頃が懐かしいです。
2005/12/02(金) 21:24:24 | URL | 不二乃 #-[ 編集]
そうですよね…
不二乃さん、毎度どうもありがとうございます。そちらの、裏から血のにじみそうなレビューも読ませて頂きました…。悲劇の主人公を気取る気はサラサラ無いですが、何だか満身創痍になってきましたね、私たちも。

記事では書けないかも知れないのでこんなところでぶっちゃけておきますが、最後まで願いを綴ろうと決心した時から、それが負け戦になることは覚悟しておりました。負けることがわかっていても、なおやることに意義はあるだろうと思ったのです。例の運動にしても然りで、十中八九、望みが叶わないことを前提に、それでもやることで未来に何かが残るかも知れないと。そう思っていたのです。

ですが、いよいよ終盤を迎えて、本当に最後を看取る段になって、やっぱり揺れずにはいられないんですよ…。仰って下さったように「それが人間だ」ということなのだとしても、これは心底辛く、重い道のりなのですね。

ナニを言い出すんだと思われるかも知れませんが、北斗の拳で聖帝サウザーが「こんなに辛いのなら愛などいらぬ!」と愛情を捨て去った末、最後には愛情を受け入れつつ死を迎えるエピソードがありましたよね。実際、ここで全部を捨ててしまっても、最後にはまたここに戻ってくる、戻ってこざるを得ないことが何となく自分ではわかっているのですよ。だから逃げてもムダだし、多分逃げても幸せになれないのだからと自分に言い聞かせて、また今週もテレビの前に座ります。頑張りましょう。
2005/12/03(土) 23:56:36 | URL | てりぃ #O8jQI81I[ 編集]
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