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Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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ARIA 第6話観た
 ほとんど2週遅れ(本州比)のレビュー復活!(爆)

 …でも、ナンだかショボンヌ(´・ω・`)な感じ。全般に作画を中心とした「"絵"回し」がビミョーじゃね?せっかくいいエピソードなのに、絵や構図、シーン回しも含めた「全体」で訴えかけてくるようなものを感じることができず、結果的に「凡百の作品並みの回」という印象に落ち着いてしまっているというか…。もったいないなぁ…。orz
 レビューする作品は先入観を持たずに鑑賞することを心がけているため、特に原作未見のARIAのような作品はなるべく事前情報を排して臨むことにしております。ただ、巡回先で多少の情報を目にしてしまうことはあるわけで、そういうところはしょうがないから努めて「悪い意味での反動」を避ける方向で受け止めることにしているのですね。「いい評価」を見てしまった場合は、過度に期待をし過ぎないように、「悪い評価」を目にしてしまった場合は、ある程度の覚悟を自分の中に持って置く様に、という具合。今回の場合、よく行くはぐれさんのブログで作画が微妙な件については目にしていたので、覚悟を決めて臨んだわけです。作画の乱れがあってもなるべく捨象しようじゃないかと。その他で拾えるところがあるんじゃないかと。

 ところが、その結果が↑ですよ。ナンで作画を第一に挙げざるを得なくなっているのかと。いやまあ、酷評せねばならんほど乱れていたかと言われればそんなことはなく、一定水準以上ではあったと思うのですよ?でも、やっぱナンか違う。これは単に作画が悪いというんじゃなくて、メリハリが利いてないっつーんでしょうか。改めて見直して感じたのは特にBパート、「ここぞ!」っつー時に限って表情が微妙なんですな。「笑み」「憂い」とかに味わいがあまりない。例えば終盤、アリスがアテナさんの心遣いを悟って彼女に問いかけるシーンとかは今話最高のクライマックスのはずなんですが、包容力溢れるアテナさんのこのシーンの笑顔はとっても平面的。これは嫌がらせですか。泣かすまいぞという意思の表れですか。orz

 あとね、構図とかカットとかもかなり単調に感じましたよ。もちろん、この作品に「緊張感溢れる構図」とか「怒涛のカット回し」みたいなものを求めているわけじゃないんですよ?だけどこの作品らしい範囲で「見せ場」は「見せ場」らしく、映える何かを見せてほしいのですわ。代表的なところで言えば、今回のキモはアテネさんの「陰で支えるやさしさ」みたいなものであり、それを象徴する重要な鍵として導入されているのが、ここぞという時に流れる彼女の美しい歌声なわけでしょう?だったら、せめて彼女が歌う様は「ええっ!」とか思うぐらい気合い入れて書いて欲しいのですよ。

 わき道に逸れてちょっと語りますよ(爆)。「歌」ってね、とっても破壊力のある武器であることは全面的に肯定なんだけど、「キレイな歌声」が流れてりゃぁそれでおk、ってわけにはいかないのですよ。「臨場感」って言葉にしちゃうと安っぽく聞こえちゃいますけど、すごい歌い手が目の前で歌ってると感じる、抗えないフィールド、存在感とかある種のカリスマ性とか、そういうものは確かにあるわけで。それを映像的に表現しようと頑張ってナンボでしょ。音の魅力を直接表せないハンデのあるマンガでそういうシーンを描こうと思ったら、やっぱし尋常じゃない量と質の徹底的な書き込みなどで「フィールド」を誌面に定着する努力を漫画家さんは行なうわけで、そういう積み上げの中からこそごく稀に「おお、すげぇ」と唸るようなものが出て来るわけですわ。

 それを、あの単調な「直立不動の口パク」だけで済まそうというのはなんぼなんでも乱暴じゃありませんか。「口元アップでフルアニメ」をやってほしいとまでは言いませんけど、せめてもう少し、「歌の存在」を映像で描写する工夫とか、歌い手の息遣いを描くやり方とか、何か出来たような気がするんですよね。結局歌っている間の構図って、ロングと、バストアップと、足下から顔の方向になめるのと、そればっかりでしょ。夜の闇に向かって歌うなら歌うで、窓の外からアップで写しておいて歌のフェードアウトに合わせてどこまでもカメラ引いてくとかさー、やりようがあるじゃんよー。せめて一箇所、ここだけは手間暇かけたぞ、っていうのでもいいからさー、なんかもっとこうよー。ジタジタ

 アテネさんが「おっとりお姉さん」として描かれていることも、結果的に仇になっている感じを受けました。アテネさんの声はその演技力にものすごく定評のある川上とも子さんですから、それはもう見事に「おっとり」と演じられているわけです。ところが、絵の方が気が抜けているので、それに引きずられて声の演技までナンだか気が抜けているだけのように聞こえてくるんですよ…。なんてことだよ…あの観鈴ちんの壮絶な演技をこなしたともぞうさんだぞ?足向けて寝られないはずだろうがよ。その人に向かって「気が抜けているだけ」の印象とはなにごとだよ…失礼にもほどがあるだろ…>オレ

 ストーリーにしても、これまで積み上げてきた主要キャラクターの特性にしても、声優さんの演技にしても、河井英里さんの歌声(劇場版AIRの挿入歌「IF DREAMS CAME TRUE」を歌った方です。ARIAのOPの作詞もされてますね)にしても、個々の素材がものすごくいいのに、映像的な単調さや入れ込みどころのなさが「画竜点睛を欠く」という故事そのものになってしまっているのが何とも残念でした。ひょっとしたら問題の根っこは人的な繰り回し、或いは全般的なスケジュールの逼迫なのかもしれませんけど、せっかく評判いいんですから、最後までコケずに頑張っていただきたいと思います。
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 今話の原作部分を、管理人の妄想が補完するとこうなりましたorz 原作では絶対やらないであろう表現ですので、描いてみたいなぁ・・・と思ったんで。  ・・・え・・・・・・こ
2005/11/25(金) 00:20:59 | かみかみ神谷の凸凹にゃんにゃん
今回は寝なかった…すげぇ眠かったけど、晃さんのきびしいお声で目が冴えてしまった(爆初めの藍華の「でっかすぎ~(涙」が身に染みた(><)
2005/11/25(金) 01:00:11 | 万聞は一見に足るやも