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Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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「感想」
 筆のすさびとして「これこれの良さがわからんというヤツは前へ出ろッ!」という表現を記事中で使うことがありますが、これはあくまで壊れ風味の流れを後押しする方便として使っているだけであり、私が心底そう思って書いているわけではありません。実のところ、自分と同じ感想を持たない人は「居て当たり前」であります。

 小中学生時代辺りを思い返してみますと、自分と意見が違う人は「敵」だった記憶がありますし、こちらの主張が理解できない人は「わからずや」でありました。でも、年齢とともに「自分だけが正しいわけではない」ということを頭では理解できるようになり、少なくとも感情的になりさえしなければ、異なる意見も尊重すべきものとして認知できるようにはなったと思います(その、「感情的にならない」っつーのが自分にとっては大変大きな壁なんですけどね)。だから、なるべく「自分の意見は個人の意見、人の意見も大事な意見」と思うようにしているわけですが、まー頭でわかってはいてもそれを実践することのなんと難しいことよ。
 さて、私は学生時代に5人組でよくつるんで行動していたことがあるのですが、ある日そこで話題になったのが「一緒に映画とか観に行くのってどう思う?」ってハナシ。例えば、もう泣きそうな状態で映画を見ているその横で、友人が平静な顔で鑑賞していたらどうするかね、と。あれ、自分の感覚はおかしいんかな、と思って冷めてしまったり、そこまで思わなくともみっともない姿を見せまいとして涙を無理矢理こらえたり。そんな風に入り込めなくなるぐらいやったら、一緒に映画なんか観に行かん方がええんやないの?と。

 実際にはその後もそのメンツで「お正月まる一日引きこもりLD鑑賞大会」とかもやりましたし(不毛だ…)、お互いをお互いとして認め合うだけの対話は出来ていたのですが、そんな仲でも話題になっちゃうぐらい、感想の相違というのは必ず生じる問題なんですよね。ましてや、顔も知らない行きずりの掲示板などで意見が食い違ったって、何の不思議もありません。

 好み、見方、人生観。観ている作品は同じでも、その人の「感想」を構成する要素は千差万別、当然出てくる「感想」も十人十色です。「作品」が与えられれば必ず決まった「感想」が出てくる、そんな万人共通のブラックボックスなど有りはしないのですよ。だとすれば、どの「感想」も等しく正しい、率直な個々人の感想として捉えるところをスタートラインにせねば、そこから先へは一歩たりとも進めないではないですか。

 言うは易し、行うは難し。偉そうなことを言いながらも、自分自身でも反省することはいっぱいあるわけですが、せめて己の口から「アンタの感想はおかしい」みたいな物言いだけはすまいと、今日も心に刻んでおきます。
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