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Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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高校生のころ
もう、だいぶ前のことだが…高校、大学と一緒に過ごした古い友人と飲んだ時に、自分の過去をもう一度体験できるとしたらいつがいいか、という話になった。

私は「高校生がいい!」と即答したのだが、その友人は高校生はイヤだと言った。曰く、あまりに拙いから、と。彼はどちらかと言えば完璧超人みたいに見られるタイプの人間で、それなのに何を言うかなこいつは、とも思いつつ、さすがにこれだけ付き合いが長いと判るところもあったりして、なかなか感慨深かったものだ。

さて、私は高校の時に拙くなかったのか、と聞かれれば、これはもう、顔から火が出るというレベルを遥かに超える勢いで恥ずかしいくらい拙かった。とにかく意固地で融通が全く効かなかったし、人の気持ちを慮ることよりも自分の気持ちを通すことが完全に上回っていたから、かなりの困ったちゃんだったと思う。スキルもなければキャパもない、それでいて唯我独尊である。始末に負えない。

では、何故そのような、今さら直視したくもないような恥ずかしい時代を、もう一度体験してみたいのだろう。

答えは簡単だ。あそこには、自分が人生で初めて自覚できた、ブレイクスルーの数々もまた、存在するからだ。

一例を挙げるならこうだ。ある日突然、楽譜の読み方が変わった。いや、変わったなどという生易しいものではなく、それまでの自分が如何に何も見ていなかったか、見ようとしていなかったかを痛感した。しかし同時に、経験したことのないスピードで、自分の周りの世界がガッと広がっていくのを感じた。それは宇宙創生のインフレーションのように、存在していなかったものが次々に生まれていくような、鮮烈な体験だった。

それが、まだまだ拙い状態であることは、今ならイヤというほどわかるが、それでも、自分にとっての高校時代は、その後の私に地続きで繋がる「第一歩」が、たくさん刻まれた日々なのである。

やり直してみる、というのにも惹かれるが、今のメンタリティーをもって、あの時のあのままを追体験してみる、というのもいい。それこそ己の拙さに、時には若かりし自分の後頭部を張っ倒したくなるイベントが満載だろうが、それでも、よちよち歩きの自分が立ち上がる過程を、その様を有形、無形を問わず支えて下さった人たちのことを、飽かず眺めていたい。

自分のことに限らず、私は、この発展途上で閃きと煌めきに満ちた頃のことが、大好きで仕方がないのだ。

だから、今日も、誰にと言わず、エールを送る。君の、今のその苦しみは、きっといつか「無駄じゃなかった」と思える日が来る。頑張れ、と。
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