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Old Dancer's BLOG
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響け!ユーフォニアム 第二回「よろしくユーフォニアム」
 レビューと言うよりは、思いつくままの書き殴りになりそうですが。あ、現時点では私、まだ第三回以降は未視聴です(汗)。原作も読んでないんで、先の展開はまるで知らん人が書いた内容、という前提でお読みください。

 「どこまで踏み込むんだろう?」という疑問があります。「全国に行く」ことを目標に設定するということは、今後、コンクールに関わる描写をする、と言うことです。まあ、第一回のアバンでアレをやられてますから、当然そうなりますよね。ダメダメな吹奏楽部が、ひょっとしたらいいところまで行くかも知れない。そういう展開が来るのは当然だろうと思いますし、そこに向かっていく久美子たちの葛藤やら懊悩やらが、多分一番美味しい部分になるのではないか、とも。

 この基本構造、見覚えありますよね?そう、一見、直前の京アニ作品である甘城ブリリアントパークと相似形に思えるんですよ。ただ一点、すごく大きな違いがあって。それは、「どこまでやればよい」という達成ポイントが無い、もしくは非常に曖昧なことなんです。

 中学・高校辺りでコンクールなりトーナメントなりの、何らかの催しに参加したことがある方ならお判りの通り、勝負の世界には必ず相手がいます。その相手に勝つためには、「どこまでやればカンペキ」というものが無いんです。ありていに言えば、100点満点というものが無い。甘ブリには、「7月末までに50万人以上来場」という、明確なゴールが設定されていました。それは、絶望的な遠さではあるけれど、有限の地点です。でも、コンクールは違う。どこまでやっても、一校でも自分たちよりも上を行く学校があったら、その時点で負けです。いや、複数校が全国行きのチケットを手に出来る場合も当然ありますが、それだって例えば「1」が「2」に変わるだけの話で、決められた数の枠内に入らなければならないのは同じです。どこまで上手くなっても、全国に行けない可能性は厳然と存在するんです。「がんばりゃ行ける」「上手くなれば行ける」というものでは決して無いわけですよ。
 
 そういう状況を、何で描写するのか。これが実に難しい。

 割とカンタンなのは、ライバルを設定することでしょう。でも私の予想では(放映されている第五回までで既に描写されてるとカッコ悪いですが)、ライバル校の練習やら対決ムードをあおる描写などは、恐らく入れてこないだろう、と踏んでいます。それをやるなら、第一回のアバンなどで何らかの描写があると思いますし、そのライバル校に行った中学時代の同級生、みたいな伏線が無いと、なかなか難しいだろうと思うんですね。

 とすると、コンクールの厳しさは、「自分たちの中」の描写だけで描かなきゃいけません。これが、「どこまで踏み込むんだろう?」という疑問を生むんですよね。いや、そりゃまあ、相手がいるとは言ったって、本番までのコンクールの戦いは主に自分たち自身との戦いですわ、それは私もわかります。ただ、それって、普通はアニメでは「描写映えしない」んですよ。絵的にすごーく地味だし、暗いし、説明めいたものも多くなりますし。

 第一回の冒頭で、校門前で歓迎の演奏をする吹奏楽部に久美子がダメ出しをするシーンがありました。あの演奏で、何がいけなかったかと言えば、非常に基礎的な部分なんですよね。要すれば、音程が揃っていなかったり、タイミングがずれていたり。しかもなかなか絶妙で、「すんごくダメ」というわけでもない、いいセンを狙っていたと思います。音楽を作る経験が無かったようなモブの女の子たちは、それなりに編成の大きな生の演奏に感激していましたが、ちゃんといい音楽に触れてきた人なら「ダメだこりゃ」と思っちゃうような、そういう意味で「バッチリ」な描写だったと思います。

 そういうことをしてくる人たちだったら、「全国に行けるかどうかギリギリ」みたいな描写をどうするんだろう。或いは、「こんなんじゃ全国どころかダメ金だって怪しい」という描写をどうするんだろう。基礎的な部分が「合ってる」だけじゃ、いい音楽にはならないんだよね。音で表現しないとしたら、絵で表現しなきゃなりません。うわ、どうすんだ、そんなの。

 第二回のBパートでしたか、麗奈が鳴らしたペットの音にハッと反応する久美子が描かれたのは。アレはなかなか鮮烈で良かったですねぇ。久美子って「いい音(楽)」「ダメな音(楽)」に対する感受性は、人一倍強いんじゃないでしょうか。こういう、久美子を通して「音の良し悪しを量らせる」みたいな手法は、今後も期待できそうです。というか、第二回の時点ではそのぐらいしか予想ができません。

~~~

 EDについてもう少し。

 OPの「Dream Solister」では、「夢を紡ぐソリスト」たる久美子が大きくフィーチャーされている雰囲気があって、麗奈の扱いは非常に小さいです。変わってEDでは、もう少し大きな扱いがされているんですが…。

 麗奈って、常に久美子の後ろに描かれるんですよね。これが意味するのが何なのか、こないだからずっと考え中です。意識の高い麗奈が引っ張って久美子を持ち上げていくのではなく、逆に久美子が前に立って歩き、その後ろを赤い糸で指を結ばれた麗奈が歩いて行く描き方になっているわけで。

 音に対する感受性と言い、EDでのこの描き方と言い、久美子って実は、演奏を引っ張っていく上でもかなり重要なキーパーソンとして描かれるんではないのかしら?麗奈では無理だったことを、久美子が導くブレークスルーで解決するような展開があったり…。

 とまあ、このぐらい書いておいて、先に進むことにします。とりあえず、第五回まで早く追いつかなくちゃ…。
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