第一話を見て、「おお。これはなかなか。期待できそう」と思って。
で、それをブログの記事に書かなきゃと思って。
書くまでは次の話に進めないな、と思って。
……以降、ブログに書こうとすると「固まる」ような状況のまま、ついに第10話まで放映されるに至った、今期の京アニ作品、Free! -Eternal Summer-。
いつまでもズルズルと見ないまま時間ばかりが過ぎていく状況に、このままじゃいかん!と思い、もう各話レビューとかどの道書けないんだから!と思い切って、先ほどようやく第二話を見たのですけど。
めちゃくちゃ面白いですねこれ!つーか、何であまり話題になってないの!
で、それをブログの記事に書かなきゃと思って。
書くまでは次の話に進めないな、と思って。
……以降、ブログに書こうとすると「固まる」ような状況のまま、ついに第10話まで放映されるに至った、今期の京アニ作品、Free! -Eternal Summer-。
いつまでもズルズルと見ないまま時間ばかりが過ぎていく状況に、このままじゃいかん!と思い、もう各話レビューとかどの道書けないんだから!と思い切って、先ほどようやく第二話を見たのですけど。
めちゃくちゃ面白いですねこれ!つーか、何であまり話題になってないの!
一期についても、決して悪い出来だったわけではないのですけれど、二期はフォーカスの当て方がグンバツに上手い、と思います。正直、第一話を見るまでは、「一期であの締め方をして、こっから展開させるパーツをちゃんと導入できるかどうか」って、すごく心配していたのですけれど…全ッ然杞憂でしたわ。
個人的な感想としてはOPの、飛ぶ猛禽類っぽい鳥のシルエットに象徴させているものが白眉だと思っています。あれは、「近い将来、もっと先へ羽ばたいていく彼らの、今のスピード感」なんですよね。水をかいて進んでいく水泳のモチーフにかぶせて、空を突き進む鳥のモチーフをかぶせてくるとは大胆な発想ですが、これが「進路」というキーワードに絡めてあるのが実に上手い。「今」を水の中で過ごす彼らにピッタリと寄り添い、決して離れることは敵わない、いずれ向き合う必要のある「進路」という問題。それは、水=今の彼らが過ごす閉じた世界と面して、無限に広がっている空の彼方=外の世界で、平行して彼らと一緒に、同じスピード感で進んでいるわけですよ。この辺、EDの「無限に可能性のある彼らの未来」というモチーフとも関連させてあって、ああ、これはかなり意識的に作られているな、と感じさせる部分です。
で、だ。
この部分と、新キャラクターの山崎宗介とをどう絡めてくるんだろう、というのが第一話では見えてなかったんですが…これがまた、なかなか。立ち位置がずるいと言うか、グッジョブ過ぎると言うか、絶妙のところにいますよね、彼。もう水泳の道に進むことを決めていて、凛とはツーカーの仲で、紆余曲折のあった凛のこれからのことを、真剣に心配している。それがゆえに、思い込みによる誤解の匂いがするけれど、「遙が凛を邪魔している」との認識の下、行動に出てくるわけですよ。凛の未来に絡みながら、遙にも未来のことを突き付ける役割なんですよね。畜生、やってくれる!
また、宗介の導入にはもう一つ、重要なポイントがあると思っていまして。一期においては、「遙への揺さぶり」の部分と、「遙へ向かう友情」の部分とを、凛という一人のキャラクターに同居せざるを得ない物語構造になっていて、これが描写を難しくしていた側面があると思っています。でも、それが今回は明確に分離しているわけですね。これはいいですよ。わかりやすいし、掘り下げるに際して誤謬が生まれにくい。すごく期待できると思います。ああ、何で意地張って、第一話で止めていたんだろオレは!
というわけで、さば味噌缶をかっ食らいながら、もう何話か先まで視聴を続けることにします。うおおお、ナンかちょっと盛り上がってきた!
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