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Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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夢幻紳士 新・怪奇篇
 高橋葉介氏の人気シリーズの最新刊ですね。青年魔実也だけでも相当のバリエーションが増えましたが、どのくらいあるんだっけ?怪奇篇3冊、夢幻外伝3冊、幻想・逢魔・迷宮篇、回帰篇…多いな。このほかにも、帝都物語に小悪魔として出ていたり、学校怪談シリーズ後半にも九鬼子先生のご先祖さまとして出ていたり…。ファン冥利に尽きるのやら、嬉しい悲鳴を上げざるを得ない状況なのやら。

 内容は、安定の人気シリーズということで、あれこれ言うよりは「読んで!」って感じです。あえて言うなら、今回のシリーズはセリフなしのサイレントパーツの比率が高いかなと。完全に一話まるまるサイレント、というのは2編だけですが、それ以外にも幻想シーンがサイレントだったり、説明があるべきところが絵のみで語られていたり。読み直してみるとそうでもないかなと思い直すのですが、でもやっぱり全体的に「上質の余白」が配置されているような印象がどうにも強いです。

 この「上質の余白」こそが、夢幻紳士シリーズの大きな魅力の一つなのですよね。そこに我々は恐怖や、焦燥や、無常や、思慕や、色々なものを投影します。そうしてじわっとにじみ出てくる、得難い読後感。決して安い本ではないけれど、それを上回る満足感を覚えた僕たちは、ついこう答えてしまうのです。「はい、またお会いしましょう」と。

 あと、最後にこれだけは書いておきたいんですが…ラストエピソードのあの女性は、「顔のない女」でいいんですよね?かわいいじゃねぇか畜生!
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