…たまには真面目に、いきなりレビュー本文に入ってみましょう。
この小品は、「うまく言葉にならない、ヒトの気持ち」にまつわる物語です。人の抱く気持ちには色々なものがありますが、ここで描かれているのは
疲れた。眠りたい。
とか。
腹が減った。何か食べたい。
とか。
君の事が好きだ。抱きしめたい。
とか。そういう、程度や加減のことは別にしても、言葉に表すことで一応、そのコアの部分の意味合いを他人と共有可能な、わかりやすい気持ちでは、無いのです。もっと微細で、もっと切実で、もっと壊れそうな…嘘か真かもなかなか判別し難いものなのです。
言葉にできないもの、その正体。それをあえて言葉~文章媒体で表現しようとした原作者の粋に、真っ向から組みに行っているアニメとしての粋が光る、そんな短編だったと思います。いいですねぇ、こういうの。長編ならではの大構造や多角的・輻輳的なベクトルも好きですが、このストレートに刺さりこんでくる短編としての味わいもまた、実にいい。
私がかように感じた理由について、今回も掘り下げていきたいと思います。
この小品は、「うまく言葉にならない、ヒトの気持ち」にまつわる物語です。人の抱く気持ちには色々なものがありますが、ここで描かれているのは
疲れた。眠りたい。
とか。
腹が減った。何か食べたい。
とか。
君の事が好きだ。抱きしめたい。
とか。そういう、程度や加減のことは別にしても、言葉に表すことで一応、そのコアの部分の意味合いを他人と共有可能な、わかりやすい気持ちでは、無いのです。もっと微細で、もっと切実で、もっと壊れそうな…嘘か真かもなかなか判別し難いものなのです。
言葉にできないもの、その正体。それをあえて言葉~文章媒体で表現しようとした原作者の粋に、真っ向から組みに行っているアニメとしての粋が光る、そんな短編だったと思います。いいですねぇ、こういうの。長編ならではの大構造や多角的・輻輳的なベクトルも好きですが、このストレートに刺さりこんでくる短編としての味わいもまた、実にいい。
私がかように感じた理由について、今回も掘り下げていきたいと思います。
~~~
それでは例によって、アバンから細かく見直していきますか。
え「うちのしいたけ、クラシックを聴かせていたら、
すっかり大きく成長したんです」
(中略)
里「人口の雷で電気を流すと、もっと成長するらしいよ?
(中略)
強い電流の刺激を受けて危機感を抱いたきのこの菌糸が
子孫を残すために、活発に生育するらしい」
………アヤシすぎますwww
この手の話を素直に信じている人も少なからずいると思うので申し訳ないですが、これはもういわゆる「エセ科学」や「トンデモ理論」の分野ですね。まあ、今はとりあえずそこの真偽で議論を戦わせるつもりはないのですけれど、少なくとも以下の部分には「?」マークを付けておくべきでしょう。
危機感を抱いたきのこの菌糸が(以下略)
……きのこって、「危機感を抱く」ような生物なんですかね?そして、人間がどうやってそれを知ると?
菌類の一種であり、我々人間の属する脊椎動物とは何もかも違うきのこという種が、我々と同じような感情や思考を持ち得るのかどうか。もし持つのだとして、それをどのようにして人間の視点で客観的に観測するのか、知覚するのか。…ここに、スパッと割り切れる回答を用意して下さる方がいたら教えて下さい。是非教えを請いたいと思います。いや、マヂで。
これは、「わからない」というのが正解だと思います。
いや、わからないでしょ、何をどうやったって。わかっちゃう人は生き物を食することなんてできませんよ、きっと。
きのこの「気持ち」というものがもし存在するのだとしても、我々人間にはそれを知覚することは出来ないのです。少なくとも21世紀初頭の現在の科学力では、その手法は編み出されていません。
それは、もし存在するのだとしても、「(人間の)言葉にはできない」類のものなんですね。だから、この話が、「言葉にできないもの」を扱う今話のアバンに置かれているのだと思うのです。
~~~
きのこと違って、人間と人間とは、言葉を使って対話が可能です。
ただし。多くの方が身を以て実感されたことがあると思いますが、残念ながら言葉は万能のコミュニケーションツールたり得ません。言葉の限界は、それが一定の「ルール」である以上は、致し方ないのですよ。片や、人間の「気持ち」の方には、ルールなんて課すことは出来ないのですから。
そんな小理屈をこねなくても、ヒトとヒトとが思っていることはこんなにもすれ違っている、という例が、今話の中でもいくつか描写されています。
例えば、古典部の四人での会話とか。
中学校の小木先生が、ヘリが好きだと言っていたかどうか。曖昧な記憶の中で手探りを続ける、鏑矢中出身の三人の中でも、なかなか見解が摺り合いません。同じ時期に、同じ教師に習っているはずなのに。たった三年前のことなのに。
また、図書館に行くという奉太郎を巡って、色めき立つ他の三人は…三人三様なんですよね。いずれも「意外な行動をする奉太郎へ向かう激しい反応」という点では共通していますが、その抱く思いはそれぞれ違っています。何かが乗り移ったんじゃないか、あり得ないと驚愕する里志、何かの変調をきたしているに違いないと憐憫のこもった眼差しで見る摩耶花、奉太郎でも気になるモノがあるのかという好奇心を発揮してはばからないえる…。いやいや、どいつもこいつも大概失礼だなwwww
そして、どの三人の思っていることも、この場面の奉太郎の気持ちを正確に理解できてはいないんですよね。
同じ場所で、同じものを対象として、同じ日本語で会話しているのに、その思うところはそれぞれ微妙に異なっている…そういうシーンなんですよね。
例えば、図書室で待ち時間に色々と本を物色するえると奉太郎のシーンとか。
奉太郎は、歴史もの、お城など、らしいと言えばらしいものを手に取ります。
えるは、ドキドキ野菜の学校?キャベツ?トマト?と思えば、今度は昆虫?しかも、みつばちじゃなくてふんころがし?意外性抜群と言うか、これはこれで「らしいと言えばらしい」と言うか…。
まあ、かくも全然違うわけですよ。しかも、えるの興味を持つ題材が全部、キャベツもトマトも昆虫も、「言葉の通じない、人間とは別の種」であるのは、多分偶然では無くて仕込みの一つなんでしょうね。
例えば、図書館で調べを終えて、二人で帰路に就くえると奉太郎のシーンとか。
えるは奉太郎に、「どうして気になったのか」を尋ねます。それが、奉太郎らしくないから、と。
奉太郎は、「いつもはやらなくてもいいことならやらない」から、らしくないと思われたのだと言うのですが…えるは全然違うことを思っているんですよね。「人のためなら動く奉太郎が、どうして今日は自分のために動いたのか」と。
奉太郎は、それをとんでもない誤解だと言いますが…それって、完全に「間違い」なんですかね?私には、そういうわけでもないような気がするんですが…。
え「今日は、折木さんの意外な一面が見られて良かったです」
奉「もー、カンベンしてくれぇ」
ここ、実に趣深いですよねぇ。だってこの二人、一見会話がかみ合っているように見えて、実はすれ違っているように思えるんですもの。奉太郎が言っているのは、「省エネ主義の奉太郎っぽくない行動のことを言うのはもうカンベン」ってことなんでしょうが…えるが言っている「意外な一面」は、「それって…とっても…」の先の、言葉にならなかった奉太郎の側面のはずなんです。明らかに別物だと思うんですよ。
同じヒトという種族でも、そして同じものを見て、同じ時間を過ごしていても、思っていることはこんなに違う。言葉を介してでさえ、理解することはこんなにも遠い…。
~~~
ヘリが好きなんだーとか何とか。
小木先生の当時の様子は、奉太郎の口から「言葉」で語られます。
しかしそれは、奉太郎が後で看破するように、額面通りの意味の言葉ではありませんでした。
だから、アバンで回想される小木先生の顔は、描かれないんですよね。だって、その本当の気持ちは、その時の奉太郎には見えていないから。視聴者にも、小木先生の気持ちを見せないように。
アニメにおいて、「顔」は「気持ち」の表現に利用されます。例えば、先に挙げた古典部四人の会話において、奉太郎の意外すぎる行動に対する四人の気持ちは、それぞれ表情の違いで表現されています。里志の、驚愕のあまりに目の周りが暗くなる表情。摩耶花の、まゆが降りて憐みを隠そうともしない表情。そしてえるの、好奇心をただ真っ直ぐにぶつけて「気になります!」と叫ぶ表情。その人の顔、その人の表情には、その人のその時の気持ちが見てとれるんです。
だから、「表情が描写されていない」という状況は、視聴者に対して目隠しになるんです。小木先生の顔が描かれないのは、奉太郎の記憶が曖昧だということを表しているように見せかけて、映像上は視聴者に対しての仕掛けなんですよね。「小木先生の思いが推測できない」という状況を、あえて作り出しているわけです。
後になって、この時の奉太郎には小木先生の気持ちはわかっていなかったんだとわかってから、ようやく小木先生の表情は描かれるんですが…「笑っていたと思う」と言葉で言われて、その表情もこうして見えているのに、その本当の想いはやっぱり「わからない」ような、絶妙な表現がなされています。遭難者捜索のヘリが飛んだことに対する小木先生の思いが、喜びなのか悲しみなのか、それさえも奉太郎には、そして僕たち視聴者には、全くわかりません。途轍もない痛痒感が視聴者を襲う瞬間ですよね。ああ、こんなにも、届かないものなのかなぁ…。
でも、その「届かない」ということに対して、奉太郎は実に誠実なんです。
今回の会話でも、えるから小木先生の気持ちを聞かれた奉太郎は「気持ちはわからんが…」と前置きした上で、「笑っていたと思う」と告げています。
そうなんですよね、奉太郎は常に、「ヒトの思いの本当のところはわからない」という大前提を置いているんです。
例えば、今話ではなく前話、第十七話の話になりますが、この神高祭エピソードのクライマックスにおいても、奉太郎は田名辺先輩にこんな言い方をしているんですよ。
先輩の動機までは知りようがありませんから…。
あれだけの推理力を持ちながら、ヒトの気持ちには踏み込まないんですよ、彼は。田名辺の激白を聞いてようやく、あなたが本当に伝えたかった言葉はこうですか、と切り出すんですね。そしてその後、奉太郎は田名辺にこう言われています。
…本当に見事だ。
見事なのは何でしょうか?推理の力量?もちろん、それはそうなんですが…彼がその「スキル」の高さにゆえに真実に肉薄出来ているのかと言うと、必ずしもそうではないと思うんですね。奉太郎が、「ヒトの気持ちの本当のところはわからない」という前提を持ち、その裏側に根付いている「ヒトの気持ちへの敬意」があって、それで初めて到達できる境地が「見事」と評されているように思えてならないんです。
氷菓は、単なる推理ゲームを描いた作品ではない、と思います。
どんな力をもってしても決して到達できない、遠い隔たりのある「他人(ヒト)の気持ち」があることに言及し、しかしそれでもなおそこに迫りたいと願う切実な「自分(ヒト)の気持ち」があることを、数々のエピソードを通じて描き出そうとしているのではないでしょうか。
折木さん…それって、とっても……
……うまく言えません…。
原作(単行本未収録の短編だそうですね)を読んでいないので、原作の文中にも上記のセリフがあるのかどうかはわかりませんが…もし原作にも書かれているのだとすれば、これは大変な重みのある言葉だと思います。ある意味、言葉を媒介にした作品にとっては、敗北を意味しかねない言葉ですから。言葉で表現することを放棄している、と受け取られかねないんですよね。
ですが、この「うまく言えない」に至るまでの過程を、言葉を用いて丹念に描いていくことで、「うまく言えないことの深み」へ到達することは可能だと思うんです。もしそれを意識してこの短編が編まれたのならば、これは実に非常に挑戦的な作品だと思います。
そして、その「うまく言えない」ものや、「うまく言えない」状況や心理を視覚的に~アニメで表現することもまた難しいと思うんです。「言葉で表現されていない」ものはそのまま、「視覚的にどう表現すべきか指定されていない」ことに直結しますから。
その難題を、京アニはこうやって表現してきました。
すみません、私、どうしても気になるんです。
「うまく言えません」の直前のこのセリフ、彼女のセリフとしてはお馴染みのものなのに、いつもの眼じゃないんですよね。あの深い紫が怪しく煌めく、自分の好奇心をどこまでも相手にぶつけていく瞳ではなく、ごくごく控えめな、でも眼の奥に何かが揺らいでいるような、そういう表情にしています。
いつもと違うんです。彼女も。
奉太郎が「人の要望に応える形でなく、自分の思いゆえに行動した」のと同様に、このシーンのえるもまた、「自分の好奇心の向かうままではなく、奉太郎という存在に対峙する切実な思いを以て彼に問うている」ということが、視覚的に表されているのではないでしょうか。
もう二度と会うことはないだろうと思っている小木先生に対しても、その気持ちを蔑ろにせぬよう注意すべきだと言う奉太郎。
その奉太郎に対して、言葉にはならないけれども非常に大きな感情の揺さぶりを受けたえる。
この二人はこの瞬間、「大切にすべきもの」に触れているんですよね。奉太郎は、「省エネ」のような明確なモットーにはしていませんが、「ヒトの気持ち」への敬意をいつもと同じように温めていて。えるは、そんな奉太郎に対して「言葉にはならない気持ち」を抱いて。
奉太郎の言う、えるへの「借り一つ」。これは、表面的には「図書館までわざわざ付き合ってくれたから」なのだと思いますが…根っこでは、彼も感じているはずです。奉太郎が大切にしている「言葉に出来ない何か」を、えるがちゃんと受け止めてくれたことを。だからこそ、その得難い行為に対して彼は「借り一つ」を数えるんです。えるが奉太郎に感じたように、奉太郎もえるに対して「言葉にできない何か」を思うがゆえに。
小木先生が抱いたであろう、辛さをはらんだ切ない思い。そして。
その小木先生の思いへ迫ろうとした二人が抱く「大切な何か」。
前者は私の胸をどこまでも締め付け、後者はわずかながらの救いをもたらしてくれました。
単に「傑作」という言葉では終わらせたくない…そうですね、「底なしに素敵な作品である」、と付け加えたいと思います。ここに表現された素晴らしい深みと、そこに注力された全ての得難い才能に、手放しの感謝を捧げつつ…残りも楽しみに拝見いたします。
↑楽しんで頂けましたらWEB拍手をお願いします。
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この記事へのコメント
きのこが感じる危機感。
でも、科学でもそういう言い回しはします。物理の慣性の法則ですらもそんな言い方をしたりします。
最先端に行くほど何気に科学は非科学的だったりもしますので。ただ、きのこに対しては環境が厳しい状態になると大きくなる現象があり、それを生殖能力の拡大と考えればまぁ許される範囲ではないんでしょうか。
この話はえるが折木を他人の為には何かをするけど、自分の為には省エネだという捉え方をしてるのがかわいいなぁと。
第一話を知っていれば、最初は自分のために女郎蜘蛛の話も作ったりしてたんですけどね。
でも、愚者の辺りから折木はえるのように人の気持ちを考えるようになりましたね。もともと折木は人の全てを知ったような気になることには否定的でありましたけど、今回はより積極的に気持ちを大切にした感がありました。
えると同じものを大切にしてくれるようになってきた感じです。
えるが言葉に出来なかったのはそうしたことだったんでしょうかね。
でも、科学でもそういう言い回しはします。物理の慣性の法則ですらもそんな言い方をしたりします。
最先端に行くほど何気に科学は非科学的だったりもしますので。ただ、きのこに対しては環境が厳しい状態になると大きくなる現象があり、それを生殖能力の拡大と考えればまぁ許される範囲ではないんでしょうか。
この話はえるが折木を他人の為には何かをするけど、自分の為には省エネだという捉え方をしてるのがかわいいなぁと。
第一話を知っていれば、最初は自分のために女郎蜘蛛の話も作ったりしてたんですけどね。
でも、愚者の辺りから折木はえるのように人の気持ちを考えるようになりましたね。もともと折木は人の全てを知ったような気になることには否定的でありましたけど、今回はより積極的に気持ちを大切にした感がありました。
えると同じものを大切にしてくれるようになってきた感じです。
えるが言葉に出来なかったのはそうしたことだったんでしょうかね。
2012/09/20(木) 21:49:20 | URL | のんの #-[ 編集]
>のんのさん
すっかり遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
>でも、科学でもそういう言い回しはします。
>物理の慣性の法則ですらもそんな言い方をしたりします。
記事中にも書きました通り、私はこの真偽で議論を戦わせるつもりはありません。境界線がスパッと割り切れるぐらいなら、エセ科学問題とか、問題にすらなっていないでしょうしね。しかし、「科学の実証性」或いは「科学と非科学の境界線」という命題は、科学の黎明期から今に至るまで、容易に解決できない問題の一つとして連綿と議論されてきていますので、あまり簡単に「これはOK」「これはnot OK」とやってしまうのは、私には危険な香りがするように感じられるんですね。私自身は「いつもある程度の疑いを持っておくのが賢明かな」という考え方なので、この記事のような言い方になっておりますことをご理解ください。
>えるが言葉に出来なかったのはそうしたことだったんでしょうかね。
仰るような解釈もアリだと思います。
私としては、「公式には解なし」という立場でしょうか。Kanonというゲーム(及び派生作品)もそういうものだったんですが、色々と推測する余地をあえて残しているところが面白いです。どれもその人にとっては正解たり得ますし、どれも他の人にとっては誤答たり得る、と。触れた人の数だけ正解があるような素敵な作品というのは、得難いものだと思っていますよ。
すっかり遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
>でも、科学でもそういう言い回しはします。
>物理の慣性の法則ですらもそんな言い方をしたりします。
記事中にも書きました通り、私はこの真偽で議論を戦わせるつもりはありません。境界線がスパッと割り切れるぐらいなら、エセ科学問題とか、問題にすらなっていないでしょうしね。しかし、「科学の実証性」或いは「科学と非科学の境界線」という命題は、科学の黎明期から今に至るまで、容易に解決できない問題の一つとして連綿と議論されてきていますので、あまり簡単に「これはOK」「これはnot OK」とやってしまうのは、私には危険な香りがするように感じられるんですね。私自身は「いつもある程度の疑いを持っておくのが賢明かな」という考え方なので、この記事のような言い方になっておりますことをご理解ください。
>えるが言葉に出来なかったのはそうしたことだったんでしょうかね。
仰るような解釈もアリだと思います。
私としては、「公式には解なし」という立場でしょうか。Kanonというゲーム(及び派生作品)もそういうものだったんですが、色々と推測する余地をあえて残しているところが面白いです。どれもその人にとっては正解たり得ますし、どれも他の人にとっては誤答たり得る、と。触れた人の数だけ正解があるような素敵な作品というのは、得難いものだと思っていますよ。
2013/01/02(水) 02:09:24 | URL | てりぃ #fH1m39MM[ 編集]
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ちょっと自発的に行動しようとしただけなのに酷い言われようでしたね、奉太郎www 今話は単行本未収録の短編だそうで、私も初めて見ました。自他共に認める省エネ主義者の奉太郎
2012/08/26(日) 05:10:05 | ボヘミアンな京都住まい
氷菓 18話「連峰は晴れているか」
の感想を
折木「 何て言うか気になるんだ… 」
そんな仰天発言をした省エネ主義者、皆はらしからぬ行動だと驚いた
「千反田」の瞳は輝き、気...
2012/08/26(日) 05:13:55 | おもしろくて何が悪い
山岳遭難…
詳細レビューはφ(.. )
http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201208200000/
遠まわりする雛 (角川文庫)米澤 穂信 角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-07-24売り上...
2012/08/26(日) 06:15:35 | 日々“是”精進! ver.F
「氷菓」の第18話です。
神山高校の文化祭が終わり、十文字事件も真相が判明。古典部もいつもの光景に戻っていました。しかし、奉太郎にはすぐに新しい謎が巻き起こようとしてい
2012/08/26(日) 08:42:55 | なになに関連記 swung dash-style
奉太郎の気になります! だと……?
2012/08/26(日) 08:53:09 | うつけ者アイムソーリー
「なんというか、こう…気になるんだ」
奉太郎がまさかの気になります宣言!?
とうとう奉太郎もえるに毒(コラ)されてしまったのか?
事の発端は、シイタケ栽培に音楽や雷が発育...
2012/08/26(日) 09:04:38 | ジャスタウェイの日記☆
氷菓の18話の感想です。
いやー、よかったですね。
奉太郎の「気になるんだ」発言
に対する古典部のリアクションな!
あの省エネ
2012/08/26(日) 10:08:20 | うっかりトーちゃんのま〜ったり日記
奉太郎の考え方は立派なものだと思います。
2012/08/26(日) 10:21:35 | つれづれ
『連峰は晴れているか』
2012/08/26(日) 12:25:40 | ぐ~たらにっき
氷菓 限定版 第3巻 [DVD](2012/08/31)中村悠一、佐藤聡美 他商品詳細を見る
これは、アニメオリジナルのストーリーなのでしょうか。
今までとはちょっと違った切り口で、折木
2012/08/26(日) 12:30:18 | 北十字星
一話完結のエピソードでしたが、濃厚な話でしたね。
上空を飛ぶヘリコプターの音で、中学時代の英語の小木先生のことに
思いをはせる奉太郎。
ふと、小木先生がヘリ好きだったこ
2012/08/26(日) 13:31:22 | ひえんきゃく
氷菓の感想です。
奉太郎の「気になります!」
2012/08/26(日) 13:50:37 | しろくろの日常
気になります!折木さんの好奇心をくすぐるものがこの世に存在するなんて、それって一体なんなのか私、気になります!! 外から鳴り響くヘリコプターの音をきっかけに中学時代の恩 ...
2012/08/26(日) 14:55:53 | ヲタブロ
図書館デート回でした。
2012/08/26(日) 15:17:27 | Little Colors
記事はこちら(TBもこちらへ)
元記事はhttp://sigerublog.txt-nifty.com/utakata/2012/08/post-bb5a.html
2012/08/26(日) 15:54:27 | うたかたの日々別館
「わたし、気になります!」の千反田えるちゃんが言いたかったことは「それはステキなことだと思います!」だったのではないでしょうか。
文化祭が終わり今回は一話完結のお話で ...
2012/08/26(日) 20:13:48 | こねたみっくす
【連峰は晴れているか】
氷菓 限定版 第2巻 [DVD]出演:中村悠一角川書店(2012-07-27)販売元:Amazon.co.jpクチコミを見る
小木先生って誰?
2012/08/26(日) 22:36:09 | 桜詩〜SAKURAUTA〜
氷菓 第18話「連峰は晴れているか」
しいたけに人工の雷で電気を流すとよく育つ?
「へぇ~」って感じでなんとなく聞いてたら伏線だったとは(笑)
学校の上空をヘリが飛んでい...
2012/08/26(日) 22:53:28 | くろくろDictionary
今回の原作は文庫本未収録話だったようです。
大まかな内容としては奉太郎の中学校時代のとある英語教師の話で、その先生の名は小木先生と言う。彼がその先生のことを思い出したの
2012/08/27(月) 02:15:59 | 「きつねのるーと」と「じーん・だいばー」のお部屋
しかしまさかあの奉太郎が何かを気にするとはね…
それにしても図書館で仲の良さを見せつけやがってこいつらw
簡単なあらすじ
奉太郎は部活中に聞いたヘリの音で、中学生の
2012/08/27(月) 08:03:51 | 恋染紅葉、パジャマな彼女。と「くーちゃん」こと音巻まくらを全力応援中のブログ。To LOVEるダークネスと結城美柑&金色の闇が好きだあっ!!(新さくら日記)
古典部は大きなイベントが終わって日常が戻って来てます。で、オギって誰ですか? 小木とは中学の時の先生だそうです。えるたんの知ってるオギは、いつもの脅威的記憶力で覚えてる
2012/08/27(月) 16:51:44 | こたつ猫の妄想
氷菓 第十八話「連峰は晴れているか」です。 読み返すと、結構日本語がぐだぐだだっ
2012/08/27(月) 22:12:10 | 藍麦のああなんだかなぁ
面白かったです。「気をつけなきゃいけないことだからな。」という折木の考え方は、捉えようによっては自己満足かもしれません。でも私は好きだなあ。上品とまでは言わないけれど、...
2012/08/28(火) 04:41:07 | EVERY LITTLE THING
「気になるんだ…」、「気になりますっ」。
ある放課後?、部室に集まっていた古典部の面々。奉太郎くんは、上空を飛んでいくヘリを見かけて、とある英語教師を思い出してい
2012/08/28(火) 15:34:39 | Specium Blog