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Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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オーズ 第29話「姉と博士とアンクの真実」
 まずは、第24話のサブタイ考察のおさらいから行きましょうか。

 オーズのサブタイトルの決まりとして、三枚のメダルよろしく3つの言葉を並列するスタイルが取られているのは周知の事実です。つまりは、「思い出」と「恋」と「海のコンボ」ですね。

 ところが、今話については、別な受け止め方もできるんですよね。

 「思い出と恋と海」のコンボ。


 この件を、今話のサブタイトルに当てはめてみます。通常通りの読み方なら、「姉」と「博士」と「アンクの真実」の3つがキーワードになるエピソード、という風に読めますね。しかし、第24話のような別な解釈の方を採用すると、こうなります。

 「姉と博士とアンク」の真実。

 アンクだけに隠された真実があったわけではない、と、そう読めます。実際、ドクターには普段よく口にしていた「世界の終末」が欲しいのではなく、「女性の自愛」をこそ求めていた、ということが明らかになっていますよね。これで来週辺り、ドクターのお姉さんにも何か隠されていた事実があった、と語られる展開になればビンゴですが、はてさて…。

 もちろんこのサブタイトル、もう一つの解釈も取れます。
 
 それはこうです。

 「姉と博士」と「アンクの真実」。もしくは、「姉と博士」と「アンク」の真実、としてもいいでしょう。

 今話のみで決着を付けるのなら、これらの方がピッタリはまっている感じがしますね。ドクターとお姉さんの話で一括り、アンクの話はまた別な部分、ということです。さぁて、一体どういう方向に帰着しますやら…。


~~~


 中盤を超えて、一つの大きな山場を迎えようとしているのがよくわかる作りになっていますね。その中で、あらやっぱりっと思ったのは、このシリーズ構成の中にはどうやら第27~28話の記念エピソードが予定されていなかったらしき点です。ドクター真木は前々回と前回、映画の撮影で知世子とはかなり接近遭遇しているはずなのに、今回はまるで「ここまで顔を突き合わせるのは初めてだ」という風な反応の仕方をしています。これぁやっぱしちょっと具合が悪いです。辛うじてNotパラレルかと思っていた記念エピソードでしたが、やっぱし厳密には「別な世界でのお話」か何かにしないといかんようですね。何つーか、オーズは各種の劇場版と言い今回の件と言い、どうにもパラレル設定になっちまった話が多すぎて困ります。まあ、Wと電王(放映中のみ)の堅牢な整合性が異常過ぎるんでしょうけどね。

 閑話休題。

 今回はあちこちに変化が起こるきっかけの話になっているようで、アンクやドクター真木だけではなく、後藤にも転機が訪れています。前から鴻上ファウンデーションに返り咲く話は出ていましたが、躊躇なくケーキを食べて見せるなど、会長に言われるまでもなく以前の後藤とはだいぶ変わってますよね。いや、あれを会長に言わせたのにはちゃんと意味があるのでしょう…つまりは、以前に会長から指摘されたような「プライドが欲望を邪魔している後藤」ではなくなり、「自分の欲求のためならプライドも捨てる後藤」へと一皮むけたことを意味しているわけです。

 比奈ちゃんもね、一言だけだけど、微妙な変化が訪れていることを示唆するモノローグがあったんですよ。兄のことを心配する言葉に続いての、「…アンクも」ってのが、ね。兄の体を乗っ取ってる、カタキにも等しい憎っくき野郎、では既になくなっているんですな。少なくとも一人のパーソナリティとして、比奈の日常の中にいる存在として認知されていることがわかります。

 そしてそれは、映司にしても同様なのね。大サービス、とか言いながら、アイスキャンディーを持っていった時にはちょっとたまげました。依然、微妙な関係であることに変わりはないんだけど、こういう部分が両者の関係にはちゃんと存在してるんだよね。とある一点においてのみ、の共闘関係のはずなのに、そういうドライな関係とは言い切れなくなっている。

 微妙な矛盾の香りを感じます。お前ら、言ってることとやってること、きっちり合ってないだろ、というね。

 それでいいのよ。だって、人間てそういうものなんだもの。

 今回出てきてしまったドクター真木の隠れた本心と言いますか、姉への思いが世界の終末よりも大事なものだったのだ、という事実こそが、そのことの裏付けになっていると思います。そうなんだよ。理屈とか使命とか、そういうもので割り切れないのが人間なんだよ。表には決して出していなくても、人を思ったり愛したりする、そのことを大事にする、それが人間というものなんだよ。

 だから。

 「映司ッ!」

 叫んだアンクをあたしゃ見逃さなかったね。遂に登場したアンクの半身との戦闘において、競り負けて倒れてしまった映司に、アンクは叫んだんですよ。大事な戦闘に負けたから?いやいや、そういう感じに見えません。あれは、倒れた友を気遣って咄嗟に投げかけた、そういう一言です。

 「お前はオレだっ!!」

 失われていた半身に対してアンクは言いましたが…実は、かけがえのない、アンクにとっての「半身」はあっちではなく、既に「映司」に置き換わっていたりするんじゃないでしょうか?

 …ああ…こういう邪推、楽しいナァ。文章化が難しくて(どうにも最近、追い詰められないとノリ始めないもので)、ついつい滑り込みのタイミングでしか書けないでいるんですが…でも、こういう考えを巡らせながら見てるとホントに飽きません。あと数時間で見られるアンクの真実エピ後編、楽しみに待ちたいと思います。
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テーマ:仮面ライダーオーズ - ジャンル:テレビ・ラジオ

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