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Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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オーズ 第15話「メダル争奪と輸送車と器」
 すんげぇ面白かった!


 …んすけど…。見てた時は。でも。


 …すんげぇ書きづれぇ。orz


 私のような邪推系のレビュー書きにとっては、これほど書きづらいものもないっす。いや、楽しんだんだよ?すんげぇ面白かったんだよ?だけど、「どこを切り取ろう」「どういう方向に切り取ろう」と考えた時点で、既に負けている自分に気づくっつーか。あの面白さの中心を作っている、「メダルの争奪戦自体が形作っている、駆け引き的な部分」が、もう見た目のインパクトそのものしか語る部分が見当たらず、邪推を深める余地がほとんど残ってないように思えるんですよ。…いや、まあ、どんどん能力の下がっている自分の、単なる言い訳なのかもしれんけどね。orz

 ……まあ、いいや。とりあえず、何も考えずに素で書いてみます。なんぼなんでも、適当な時刻には寝なきゃいかんし。
 
 駆け引きと言えば、映司とアンクの対立部分にも、若干だけど駆け引きが存在しています。そう、そのように捉えてみると、今回はアクション的にもメンタル的にも、駆け引きが中心になっている回です。でも面白いなと思うところは、駆け引きが中心のくせに、パッと見、そのような印象としては目に映らないんですよね。

 理由は割と簡単で。それは映司とアンクの対立シーン、殴りかかったように見えたあの映司が、実際には何をしたのかという種明かしの部分でそれはわかります。

 アイス一年分!

 あっさりと「乗った!」言うアンクもアンクですが…これ、映司的にはもう「駆け引きから降りている」んですよね。アバンで請求された7万円超のアイス代。たった数ヶ月でそれなんですよ?それを、一年分。決して安々と払える金額でないことは、容易にわかります。それを条件として提示して、「比奈を守ることの優先順位を可能なかぎり上げること」を勝ち取ろうとしている。もう、自分の目的のために、最初っから「最大限の譲歩」をしているわけですよ。駆け引きでも何でもねぇ!「ここまでするから、お願いだから言う事を聞いてくれよ」と。

 もしここで食い下がられたら、映司が切れる次のカードなんて、もう残ってないんじゃないか、というね。

 でも、そこでアンクに一発で「乗った!」言わしてしまう辺りが、天然ながらも実はツボを得ている、映司の恐ろしいところなのかも知れませんが…。

 大事なもののためには、なりふり構わず、今自分が出せるMAXを出してしまう、出し切ろうとしてしまう。そういう意味では、この映司も今までの映司とぴったり同じであって、キャラクターとしてホントにブレがないのね、ということで安心出来る部分でもあります。


~~~


 今回の、メダル争奪戦を交えてのきわどい攻防にも、そういった映司の性格はよく出ていて。

 例えば、ガメルに対して、「メダル全部持って行っていいから!」とか言っちゃう辺りとか。いやいや、それは無いだろう、例え比奈の安全を確保するためとは言え。つーか、そのメダル、そもそもお前のじゃねえんだから、「持って行っていい」とか、お前が言っちゃダメだろうが。まー、ツッコミどころ満載のシーンでもありますね。でも、「目の前にある今一番守らなければならないもののためには、今自分ができる最大限のことをやる、やっちゃう」というのが映司の基本行動なことを考えると、これは如何にも映司らしいです。

 戦いぶりにも、そのことがよく現れていますよね。物語的には、メダルの取り合いは駆け引きそのものなんだけど、当の映司には全くその気がないです。今このメダルを取られたらもう後がないとか、体力温存のためにコンボは控えておかなきゃとか、そういう発想を感じさせるところが微塵もないのね、それはもう清々しいほどに。とにかく、眼前の状況に対して「ベストを尽くす」、いや、「ベストを尽くし続ける」わけですよ。

 これはもう、見ている側としてはすごく危うい。だって、今回もどんどんジリ貧になっていくでしょ?勝てる要素なんか、全くないんじゃないかってくらいまで追い詰められているんですよ、映司は。

 それが。

 カザリとの一閃で、偶然にもかすったメダルが、今発動できる唯一のコンボ=ラトラーターを可能にするチーターだった、なんて。

 手に汗握るよね。起死回生の一撃なんですよね。しかもそれを、今回の争奪戦を裏から全部仕掛けている、あのカザリから勝ち取っているというのが、物語的にも実にウマい。もうほとんどカザリの手の上で踊らされていたような一連の出来事、この攻防はその中のほんの一部なんだけど、それを「映司に何かが微笑んだ」かのようなこの一瞬で、ゴソッとひっくり返されているわけです。策士に天然が勝ったんだよね。去り際のカザリのセリフとか、もう負け惜しみにしか聞こえないですもん。

 その後、コンボの連続で体力が尽きそうだった映司に対して、タトバへ戻せるメダルを後藤が掴んでいたのも、すごい偶然。幸運なんだよね、ものすごく。下手をするとご都合主義になりかねないところなんだけど、そう見えないように組まれているのがとてもイイです。なんかね、「こういう、大事なものにMAXでぶつかれる映司だからこそ、幸運が巡ってきてるんじゃないか」ってね、思わされちゃってるんですよね。だから、先のラトラーターにしてもその後のタトバにしても、すんごいカタルシスがあります。カザリの手の上の「予定通り」ではなく、運命という名の下の「予定調和」に向かっているようにさえ思えちゃう。



 映司は、これからも何かを変えていくんだろうと思います。


 それは、「あの時に大事なものを守れなかった自分」かもしれないし。


 それは、「今は比奈のことを邪魔者としてしか認識していないアンク」かもしれないし。


 え?あり得ない?いやいや、わかりませんよ?だって、比奈の「…ありがとう」も、それに対するアンクの「…あぁ?」も、変化への序章として仕込まれてたとしても全く不思議じゃない部分なんだから。


 うむ。とりあえず、「何も書けないと嘆いていた邪推系レビュアー」のことは、今回も映司が変えてくれたようですな(笑)。書けるんじゃんよ、ねぇ。
楽しんで頂けましたらWEB拍手をお願いします。
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テーマ:仮面ライダーオーズ - ジャンル:テレビ・ラジオ

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2011/01/04(火) 22:28:09 | セトラのアトリエ