「アンクちゃん」のネタ化が著しくて、実に微笑ましいですなw
人間の欲望を増幅・解放させ、自らの力とする邪悪な存在のはずのアンク。それがもう、「ただの困ったちゃん」扱いなのですから、これはもう笑いを禁じ得ません。
これが、将来的に「アンクが人間への認識を変化させる契機」になったりはせんのかなぁと期待してみたり。腕力と押しの強さにモノを言わせつつ、アンクを御すつもりの比奈にしても、いったんは安定したこの関係が「いつまでもこのまま」であることなんてあり得ませんしねぇ。
始まりは、偶然も重なったり、どうにもならない部分もあったり。でも、始まってしまった以上、続けていく関係、変わっていく関係がそこには付いてきます。その、続いていくもの、変化していくものの中には、未来につながる何かが含まれるはずですからね。そう、終わりではない、未来へと。
人間の欲望を増幅・解放させ、自らの力とする邪悪な存在のはずのアンク。それがもう、「ただの困ったちゃん」扱いなのですから、これはもう笑いを禁じ得ません。
これが、将来的に「アンクが人間への認識を変化させる契機」になったりはせんのかなぁと期待してみたり。腕力と押しの強さにモノを言わせつつ、アンクを御すつもりの比奈にしても、いったんは安定したこの関係が「いつまでもこのまま」であることなんてあり得ませんしねぇ。
始まりは、偶然も重なったり、どうにもならない部分もあったり。でも、始まってしまった以上、続けていく関係、変わっていく関係がそこには付いてきます。その、続いていくもの、変化していくものの中には、未来につながる何かが含まれるはずですからね。そう、終わりではない、未来へと。
「終末至上主義者」とでも言えばいいのか…真木所長の思想には、ちょっと危険な香りがしますよね。まあ、鴻上会長の考えだって、得体が知れない、未だに何をやろうとしているのかわからないという点では十分に怖いんですが…真木所長のそれは、「世界の良き終末」なんて口にしている辺りでもう完全にアウトっつーか。いや、いいんだけどよ、個人的に何を賛美しようとさ。だけど、その行き過ぎた思想のために、終わりを迎えさせられる方はたまんないわよ。
研究員只野の爆弾が、彼の望む通りに爆発していたなら、本当に終わりを迎えさせられていた人が大勢いたんだろうねぇ。
また、サメヤミーを観察するために、襲われることになってしまった何人もの研究員。命まで奪われたかははっきりとは描写されていませんけれど、もし犠牲になった人がいたのなら、それは真木所長のために終わりを迎えさせられてしまったことになります。
彼の言う、「良き終わり」のための、実験。
そんなものが、道義的に許され得るはずはないのよね。
少なくとも、我らがヒーロー・映司は、それを見過ごすことが出来ません。7つもセットされた爆弾を、自らの危険も省みずに一つ一つ手で(!)装置を解除していって、今にも爆発しそうな最後の一つにも体を張って飛び込んでいって…。
脳裏を走る、手を伸ばしきれずに目の前で失われてしまった大切な命の記憶が!
震える手。
その手でたった今、解除された装置。
…いやー、もう、たまんないですよね、これ。緊迫感と言い、そこに込められた映司の思いの強さと言い、伝わってくるものが大きすぎます。
それを全て言外に込めての、真木所長への拳の一撃がまた!
実際には殴らないからこそ、映司の意志が強く前面に出る、あの拳がまた!
カッコイイよなぁ。シビレルよなぁ。泣きそうでしたよ、ええ。
~~~
今回のサブタイトルは、「呉越同舟」的な意味合いの3つなのかなと思いました。
許されざる「実験」。
そこへ向かう、怒りの「拳」。
その相容れぬものが、今はこうして「超バイク」として合わさってこそ、力を発揮し、目の前の驚異を倒す。
これは直接は、映司と真木との対立と共闘を指しているんでしょうけれど…もう一つ、やはり遠くで共鳴しているもう一つの関係を思わずにいられません。
やっぱりバカか!あいつは!
超バイクのパワーに情けなく翻弄される映司の姿を見ての、アンクの言葉ですが…。「やっぱり」って思い直す前は、アンクには映司の「怒れる拳」が、どう映っていたのでしょうかね?既に、何らかの変化は、起こり始めているのかも知れませんよ?この、映司とアンクという、相容れないはずの二人の間にも。
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