アニメの「けいおん」シリーズに触れてきて、かれこれ一年あまり…。
作中の空気がリアルの私の状況に、かくもぴったりとシンクロしたことがあったろうかいやないっ!!(反語)
真夏の話をやってんのに、北海道はまだ寒々としていたり…いざ北海道が暑さによじれるような気候になったら、作中では冬の話に突入していたり…そもそも二週間遅れで放映しているせいで、一話目の入学の話すら、微妙に時期外れになっているというこのミスマッチ地獄!!
それが!!
今回のこの汗まみれ部活の状況わ!!クーラーのないフロアで事務にまみれる私の業務環境とばっちりシンクロしているでわないか!!どうだこの臨場感!!素晴らしい、スバラシすぎるぅ!!だが!!
…あんまり嬉しくないのは、なんでだろうね?orz アヂィ…。
作中の空気がリアルの私の状況に、かくもぴったりとシンクロしたことがあったろうかいやないっ!!(反語)
真夏の話をやってんのに、北海道はまだ寒々としていたり…いざ北海道が暑さによじれるような気候になったら、作中では冬の話に突入していたり…そもそも二週間遅れで放映しているせいで、一話目の入学の話すら、微妙に時期外れになっているというこのミスマッチ地獄!!
それが!!
今回のこの汗まみれ部活の状況わ!!クーラーのないフロアで事務にまみれる私の業務環境とばっちりシンクロしているでわないか!!どうだこの臨場感!!素晴らしい、スバラシすぎるぅ!!だが!!
…あんまり嬉しくないのは、なんでだろうね?orz アヂィ…。
さぁて。
キタよ?書きにくい回(泣笑)。
恐らくは卒業で締めるラストを目指して進行している今のシリーズにあって、今話はやや傍流っぽい、箸休めエピソードっぽい感じがしますね。
トンちゃんの脱皮、体に合わせた水槽へのグレードアップなど、「成長」というキーワードに絡みそうな部分もゼロではないですが…唯たちのそれにビシィッと突きつけてくる感じではないですね。お気楽極楽に、彼女らのドタバタと緩さを楽しむのが正解なのかも知れません。
うむ。もうそれでいんじゃね?
え?いや、暑くてダルいからこれ以上考えるのメンドくさいとか、W杯延長シフトで1時間20分遅れの放映だから、もう書く時間無いから丁度いいとか、そういうアレな理由じゃないですよ?
……ないったら。 ← 本心が透けて見えるヤツ
【ナマな思い】
サブタイトルが「体言止めじゃない」のは、実は今回がお初なのであります。
体言止めの効果としては、通常の文章だと「リズム・歯切れ良さを作り出す」「詩などに用いて余韻を残す」「名詞の意味を強調する」なんてぇ辺りがよく挙げられる感じでしょうか。これらの効果は別にしても、そもそも文字数が限られる広告の見出しなどでもよく使われていますよね。
じゃあこの「けいおん」シリーズで、サブタイトルが体言止めに統一されてきたことには、どのような意味があるのかってことなんですが…「勢いのあるイメージづくり」とか、「端的に主題を表せる」とか。そんな効果を狙っているのではないかと想像されます。その狙いは、作ろうとしている作品のイメージと合わせるように調整されているわけですから、一連のシリーズ物についてサブタイトルの形式を統一するのは、多分にコンセプト面の要請から来ているわけですね。
そこから、あえて、逸脱してみている。
コンセプトの要請をひっくり返している今回は、意図的に何らかの逸脱を狙っている、という風にも考えられるわけです。「勢いのあるイメージ」は守りながらも、こうしてパターンを逸脱することで、何かが強調されてはず。それはいったい何なんでしょう?
~~~
その「逸脱」の方向性を探る視点で、これまでのサブタイトルにどんなパターンがあったか、軽く見直してみましょう。
「廃部」「ピンチ」などの、『状況』を表すもの。
「楽器」「顧問」「新入部員」「ドラマー」「先生」などの、『特定の人や物』を表すもの。
「合宿」「学園祭」「新勧」「修学旅行」「お茶会」などの、『イベント』を表すもの。
そして、「クリスマス」「冬の日」「高3」「梅雨」などの、『季節や時期』を表すもの。
いくつか微妙な例もあるにはありますが、概ね上記の4通りに大別されるように思います。これらのパターンにはめようとするならば、今回のサブタイトルは『季節や時期』にはめるのが一番無理が無さそうですよね。そうですね、例えば「夏日!」とか、「7月!」とか。次点として、『状況』を表すサブタイトルもいいと思います。例として「熱波!」とか、「大汗!」とか。どれもイマイチ感満載なのはご勘弁、あくまでも素人が考えた例ですからね。
でも、今回のサブタイトルはそれらのパターンにはめていません。「暑い!」なんですよ。もうこうなると、セリフ、ですよね。登場人物の誰かが口に出して言った、ナマの一言、みたいな。そうですね、「ナマ」なんです。彼女らを表す間接的な何か、ではなく、思わず口をついて出てしまったような、直接的な言葉。気の持ちようとかいう御託ではとても避けようがない、暑いものは何をどうしたって暑いんじゃーという、あるがままの気持ち。
今回、彼女らの「ナマの思い」って辺りが強調されていないでしょうか?
しょっぱなから延々と、ほとんどが「暑い」って問題への対処だけで、最後まで突っ走っている今回。その中心となる彼女らの「暑い」って気持ちを真に迫ったものとして伝えるために、京アニの光・色の表現、今回も突き抜けまくっていますね。窓から入ってくる光の照り返し、少し虹色に分光して煌く様、立ち上る熱気でゆらゆらと揺らぐ空気、白く画面が飛びそうになるほどに彼女らをあぶる日照…さわちゃんの車が出発する辺りとか壮絶ですよねぇ、しかも出発してからのさわちゃん車内との対比がまた、そこに花を添えています。見ているだけで、その暑さがこちらに伝染してきそうなほどの。
そうして、思わず口からこぼれる、「暑い」の一言。
ああ、しょうがないよねこれは、そうだよなぁ、暑いよなぁ。
ついついこちらもそう思ってしまいます。当たり前のこと、そう言ってしまっても仕方が無いこと、もっともな気持ち。
~~~
さて。
何で「ナマの思い」ってことを強調したんでしょうね?
理由ははっきりと語られているわけではありませんが…二つほど、そこに関わりそうなモチーフが目につきました。
一つめは…後半でメインを占めている、遅ればせながらの申請でクーラーをゲットする流れの部分です。例によって今回も、律が部長会議の話をちゃらんぽらんに聞いていたせいで、生徒会へのハード・ネゴシエーションが必要になっているわけですが…軽音部内の会議のリハーサル=想定問答の中で、結構キーになる対話がなされています。
それほど練習してない軽音部に、クーラーは必要ないんじゃないか?
いや、練習だけが部活じゃないと思います。
これ、ナマの思い、ですよねぇ。彼女らの、軽音部で活動する動機の部分、そこにかけているナマの気持ち。練習だけをするために部活をやっているんじゃあ、ない。いや、その目的がケーキだったりするのはちょっとアレかもわかりませんが…でも、自分の青春時代を何かにかけて過ごしてきた経験のある人なら、そこに通じる気持ちが理解できるんじゃないでしょうか?練習そのものよりももっと大事なもの、今しか得られない貴重な時間を過ごすこと。そこへと向かう思いこそが、今話の裏で流れているように思えるんです。
そしてもう一つは…先程も触れた、トンちゃんの脱皮絡みの一件。この部分、「暑さ」とはあまり関係がないため、穿った見方をすれば「尺の確保」的な挿話とも思えてしまいますが…脱皮って、本人が意図してあえて行うもの、ではないんですよね。黙ってても勝手に脱皮してしまう、という辺りが、「黙っててもつい『暑い』と言ってしまうこの状況」と、実によく似ています。気の持ちようで脱皮せずに済ます、なんてことは無理ですし、気の持ちようで狭い水槽のまま暮らす、てぇのも無理です。自然と脱皮してしまうもの、嫌でも住み替えねばならぬもの、なんですよね。
…何か感じるところ、あるっしょ?ねぇ。
気の持ちようで卒業せずに済ますこともできないし。
気の持ちようで今のままの時間をずっと続けることもできない。
どんなに頑張っても「暑い」と言ってしまうくらい、仕方のないこと、受け入れねばならぬこと。
自分のナマの気持ちは、「いつまでもこの時間が続くこと」を望んでいるのに…。
そうは言いながら。
「気の持ちよう」で、今を精一杯楽しもうとして、暑い中でもノンストップな笑顔を振りまく紬が、少なからぬ救いを僕らにもたらしてくれますね。止められない時の流れ、気持ちではどうにもならないことはあるけれど、その範囲で「気の持ちよう」で楽しむこともできる。それはきっと、「今のこの時間が大事」という点で、やっぱり自分のナマの気持ちと、ぴったり合うはずなんですよね。
一方で、「クーラーがあったら練習します!」という唯の言葉に、ロールプレイの最中にもかかわらずつい自分の本音を顔に出して「本当ですか?」と笑顔になってしまうあずにゃんもいて、なかなか面白いです。もっと練習したいと思っている彼女は、「今しかないこの時間」が終わろうというその時、何を思うことになるのでしょうね…。
確かな彼女らの「ふわふわ時間」と、そこに向かう彼女らの「アツいナマの思い」とに幸あれと祈りつつ。今回のレビューはここまで。
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