ふぅ~、堪能した堪能した。あとは、予告を……。
…なにっ!! Σ(゚Д゚ )
まさかの「SIDE B」ぃぃ?!
やられた!これって燃える!超燃える!こういうね、「あっち」と「こっち」の平行描写みたいなのって好きなんだよ!今週だけでも十分に楽しんだのに、来週もまた二重に楽しめるってか!一粒で二度美味しい、いや一粒じゃねぇな、二粒で二度美味しい!いやそれじゃ当たり前じゃねーかってちょっとは落ち着けよオレ!
…なにっ!! Σ(゚Д゚ )
まさかの「SIDE B」ぃぃ?!
やられた!これって燃える!超燃える!こういうね、「あっち」と「こっち」の平行描写みたいなのって好きなんだよ!今週だけでも十分に楽しんだのに、来週もまた二重に楽しめるってか!一粒で二度美味しい、いや一粒じゃねぇな、二粒で二度美味しい!いやそれじゃ当たり前じゃねーかってちょっとは落ち着けよオレ!
…ああ、いかんいかん、ついつい暴走してしまいました。そのぐらい好きなんだよねー、こういうの。らき☆すたの確か2話でしたか、左右分割の平行描写とかにもすんごい悶えたことがありますが、それとはまた異なる今回・次回の「SIDE A」「SIDE B」もね、いいですねぇ、実にいいですねぇ。もうCDの時代だとピンとこないかもだけど、レコードとカセットテープが音楽の中心だった世代としては、この「B面感覚」ってのはそれだけでもクるものがあるんですよね。
ちょうど今回、新幹線車内の4人を見た時にね、「ああ、今回は久しぶりにこの4人オンリーの回なのね」って思ってたんですよ。そしたら最後に予告で「来週はあずにゃん&憂たち2年生サイドをやるよ~ん」でしょ?そりゃ燃えますよ。あふぅ。
…ああ、いかんいかん。さすがにこのぐらいにしておきましょう。「来週のこと」は適当にして、今週のことを語らないと、ね。
~~~
さてと。
まずはいくつか、作中の彼女らにツッコミをー。
おまいら、関西をなめとるだろー!!
語尾に「やでー」とテキトーにつけとったら関西弁に聞こえるーとかな、絶対なめとるやろー!!関西弁でしかしゃべっちゃいけないゲームとか、確実になめとるやろー!!関西弁はなぁ!!そないな遊びで使いこなせるもんやない!!こう、内面からなぁ、染み出てくるもんなんや!!おまいらみたいなニワカに関西bどぅわぁ!!ムギ完璧じゃねぇか?!
…ま、いいや。それはそれとして…。
おまいら、受験をなめとるだろー!
高校三年生だよ?!高校三年生にもなって「北野天満宮」も知らんとか、あり得んだろー!!高校三年生にもなって「菅原道真」も知らんとか、超あり得んだろー!!八幡様にはなぁ!!
………むうううう!!しぶとい奴らめええええ!!(…いやいや
とか何とか。ツッコミどころに限らず、彼女ららしい「んなバカな」的な笑いどころとか満載で、本当に楽しかったですねぇ。それが、「修学旅行」というワクに過不足無く収まってて、彼女らの楽しさも旅行の楽しさもともに引き立てているのが、実に良かったですよ。
修学旅行ってさ、もうそれだけでワクワクしねぇ?だって、学生生活の中でも一際大きな祭りの一つでしょ?しかも、高校生の、ともなると、修学旅行の集大成でしょ?一生にたった3回しか味わえない修学旅行の大トリですもん、そりゃあ盛り上がりますよ。
…何であんなに楽しいんだろうなぁ?修学旅行。
個人的にはあの楽しさ、「終わることがわかっているから」なんじゃないかな、と思っています。永遠に続く、とわかっていたり、いつ終わるかわからない、というものだったら、どんなに良いイベントでも、きっとそこまで楽しくはないと思うんですよね(エンドレス何ちゃらではないですが…)。今、この時しかない!日常とは違う何か満載で、でも明日には戻らなきゃいけない!…そういう心理が、修学旅行というイベントを一層光輝かせているんではないかしら?
これって…彼女らの高校生活、と言うか、軽音部のある彼女らの日々と、大いにダブるところがあるんですよね。
今、この時しかない!…のは、高校の三年間も同じなわけですよ。もちろん、大学に行っても、まだ学生としての特権は謳歌できますけれど…高校で味わうものと大学のそれとは、やっぱし「イコール」ではないんですよねー。何つーんだろ…高校生って、いい具合に「未熟」じゃないですか。「未熟」って言葉が印象に合わなければ、「青さ」でも「若さ」でもいいんだけど…そういう、一種の「至らなさ」を、高校生は持っていると思います。それは、必ずしもネガティブなことばかりではなくて…ガキっつえばガキだけど、それなりのいいものを出力できる年齢でもあって、その辺の微妙な「アンバランスなバランス感」が、何とも言えずイイんですよ。その感じがにじみ出るのは、やっぱし高校生ぐらいの年齢オンリーなんですよね。過ぎてしまえば、どんなに願っても、この頃と同じようではいられないし、同じ時間は過ごせない。高校を卒業してしまえば、卒業したなりの日々へと彼女らは進んでいかなければいけない…。
…そういう心理が、「高校生」という彼女らの時間を、一層光輝かせているんだと思うのですよ。
高校の修学旅行というのは、つまりは彼女らの「この時しかない今」の集大成です。3回あった修学旅行の集大成にして、高校という時間の集大成。…ああ。やっぱいいよね、修学旅行。ぜってぇ無理なのはわかってるんだけど、もう一回でイイから自分の修学旅行、追体験できねぇかなぁ…。
~~~
相変わらずの良い意味での非常識っぷりで、背景の書き込みだの人物の所作描写だのに容赦の無かった今回ですが…私が特に唸ったのが、「暗さ」の表現でしたね。
京アニは元々、光の表現に定評がある、と私は思っているのですが(…あるよね?定評)、直接の「光」の表現とも異なる、「暗くなる」という部分がとても素晴らしかったと思います。でもそれは、あくまで「明るさ」を引き立てるためのアクセント。「暗さ」を直接表現するためのものではないんです。一見地味かもしれんけど、いい仕事してたなぁ…。
Aパートしょっぱな、「…ドンマイさわ子…ここからよ!」と陰でつぶやくさわちゃんの辺りで既にその片鱗が見えます。明暗が単にハッキリしているのみならず、絶妙なんですよね、ここの色合い。一瞬なんだけど、おやっ?と思うんです。ギャグ的な方面で発揮されているので、深いというわけではないんですが…でもやっぱり、おやっ?と思う。振り返ってみれば、今回の一連の「暗」の前哨戦みたいなものになっていましたね。
その後京都に着いて、金閣へ入っていく一瞬のシーケンスもシビれどころですなー。「金閣寺→」の案内板のアップの後に、正面の入り口が映るんですけど、手前の橋から門をくぐって敷地内へと続く道、門のところが影になってるんですね。白々と明るく照らされた道から、いったん暗がりを通って、再び明るみに出ていく経路が、それとなく示されています。ご丁寧に、門の影の部分を歩いている人まで描かれていて、「影を歩く道行きもある」と見せておいて…そこから切り替わる、走る唯の足下を映すカットが!ハレーションを起こしていそうなほど真っ白な画面をひた走る唯が!彼女の「高校生の今」が如何に光輝いているかを、あまりにも雄弁に語っているじゃないですか!
最初の夜。カチカチと3段階で暗くなる、部屋の電気のところとかも、ついため息出ちゃいましたねぇ。だって、あれ、すんげぇ手間じゃないですか?蛍光灯2段階に、豆球に、全消灯でしょ?このシーンだけで色彩を4種類設定しているわけですよ。さわちゃんが消した時には、「またこの人たちは!一般的にはかけなくても別に責められない労力を、ここまでかけて!」とか思ってたんですが…澪が消した時に、豆球で止めたところでうなり、唯が望んで全部消したところでまたうなり…。
唯ってね、常に全力投球でしょ。みんなが道に迷って困りかけてるときでも、犬と戯れてたりするような子ですから。だけど、その分「迷い」とかはないんですよね。徹底的にやって、やりきる。やる時も終わる時も、まっすぐです。
対して澪は、唯ほど天真爛漫には突き進まず、言ってみれば「優等生っぽいところ」、体裁を取り繕ったりするところがあるわけですが…それに満足しているのかと言うと、若干の迷いを感じさせるところがあるのですよね。
そんな二人の様子が、豆球でいったん止める澪、全部消してほしいと願う唯のところでバッチリ出ているんですな。ああ、そこまでやるための明暗4段階か!と。ホントにまー、よくもこういうところまで考えるものですよ…。
最後の夜。電気を消した部屋、布団の中で「はぁ…もう三年生かぁ…」と思う唯。
明るいばかりの道を突っ走ってきた唯も、自分たちに訪れるであろうこの先の変化を、思わずにはいられません。その日の自由行動の帰りのように、「次第に、でも確実に暗くなっていく」ような、そんな終わりに向けた寂しさが、彼女らを包んでいくのかもしれませんから。ただ、そこで終わりを悲しむのではなく、「もっともっとみんなとバンドしたいのになぁ…」という風に、Moreを願うのが唯らしいです。
では、澪は?唯と違って、豆球をつい残してしまうようなところのある澪は大丈夫なのかしら?
…大丈夫でしょう、きっと。行きの新幹線では体裁が気になっていた澪も、帰りには唯と同じように無心で富士山を見ようとして、唯と同じようにお菓子を落として…無心で「今」を笑えているのですから。
結局、ギャグのほとんどを拾わないままになってしまいましたが…憧れの枕投げに備えて、モノを確認するムギとか、どう考えてもムリがあるのにすかさず寝たフリをする4人とか、おさるはおまいだろーな唯とか…単純な見方をしても、十分に楽しい一話でした。また来週も、放映を楽しみに待ちたいと思います。
↑楽しんで頂けましたらWEB拍手をお願いします。
■関連記事~うる星やつら第8話見た。 (2022/12/16)
Clannad After Story 第18回「大地の果て」 (2009/03/06)
ダリフラ 第13話「まものと王子様」 (2018/04/13)
でも、みんなは同じ時を過ごせるわ。 (2009/03/19)
格付けチェック (2005/01/03)
この世界の片隅に・三度目 (2017/01/02)
ムントさまOVA1st~TV版1~3話雑感 (2021/09/24)
| ホーム |
この記事のトラックバックURL
※トラックバックについてのポリシーはこちらです。初めての方はご一読下さい。
https://terry.blog.fc2.com/tb.php/3341-c8e39bb4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
今回は、まぁまぁ、早く出来ました~~♪では、第4話『修学旅行!』です。≪自分で・・・・・・と、うちは言えない(汗≫朝、修学旅行の準備、確認をする唯ちゃん・・・・・・では、...
2010/05/13(木) 14:20:01 | おい、ちょま、まてよ(゚Д゚;)!!
けいおん!!(第2期) 2 (Blu-ray 初回限定生産) [Blu-ray]posted with amazlet at 10.05.12ポニーキャニオン (2010-08-18)売り上げランキング: 47Amazon.co.jp で詳細を見るけいおん!!(第2期)2【Blu-rayDisc Video】 【初回生産限定】(楽天)けいお...
2010/05/14(金) 07:09:55 | 特定しますたm9(`・ω・´)
今日から、修学旅行~♪
いつもは憂任せな唯が、珍しく準備してますぞ~(^^♪
放送開始20秒後までは、本気でそう思ってました、マジ...
2010/05/20(木) 04:20:46 | シュージローのマイルーム2号店
?νι?ν????ä??褦?
ä??Фŵ
??????
?ξ??ä??????????
????...
2010/05/25(火) 03:40:15 | ?Ĥ?Τ??????С?Τ