放送事故かっ?!
…て思っちゃいました(汗)。そうでしたねぇ、本放映時にも、ミクルの冒険の冒頭と同じものが流れたんでしたよねぇ。すっかり忘れてたわ(爆)。この辺も、シャッフル順じゃないと演出の意味が変わっちゃう辺りなのかなとか何とか。
さておき。
もう二度と、こんな衝撃をアニメから受けることは無いだろうと改めて思わされる、伝説のライブ映像ですね。ヤマカンの類まれなる才能全開で、しかもそれが非常識な力量を持つ京アニ陣の絵作りにがっちり支えられてこそ実現したものですからね…。
ああ、いかんいかん、ちょっとセンチになっちゃいました。
…て思っちゃいました(汗)。そうでしたねぇ、本放映時にも、ミクルの冒険の冒頭と同じものが流れたんでしたよねぇ。すっかり忘れてたわ(爆)。この辺も、シャッフル順じゃないと演出の意味が変わっちゃう辺りなのかなとか何とか。
さておき。
もう二度と、こんな衝撃をアニメから受けることは無いだろうと改めて思わされる、伝説のライブ映像ですね。ヤマカンの類まれなる才能全開で、しかもそれが非常識な力量を持つ京アニ陣の絵作りにがっちり支えられてこそ実現したものですからね…。
ああ、いかんいかん、ちょっとセンチになっちゃいました。
私のレビューに関しても、もう「あの瞬間にしか書けないものだった」って感じがしちゃいます。異様なテンションだったのはこっちも一緒なのよ。冷静に達観して分析始めちゃうと、全然「生き生きとしたライブ」にならんのよね。
「生き生きとしたライブ」、か。
でも、本作のタイトル「ライブアライブ」は、多分それだけの意味じゃないんでしょうけど。
今自分は何かをやってるって感じがした…。
今を生きる、ということ。退屈を誤魔化しながら、とか、何かを諦めつつ、というようなものでは決してなくて…今を、自分の生を、「生きる」という認識、「生きている」という認識。それが、今話を通してハルヒが得たものなんでしょう。
…ハルヒだけ、じゃ、ないんですけどね。
~~~
特異な能力を駆使して「予言」ならぬ「占い」を切々と説く長門。
苦労して覚えたそぶりも見せず、スラスラとセリフを紡ぎ出しながら劇を演じる古泉。
華麗な花として素敵なコスチュームを見事に着こなし、クラスの収益に貢献するみくる。
…宇宙人に、超能力者に、未来人、でしたよね?古泉がキョンに「ダイジェストを聞かせたいくらい」と言った、血みどろの抗争を裏で繰り広げている組織のメンバーで、しかもその目的の中心たるハルヒに最も近い、そういう三人のはずなんですが。
でも、今話の三人は、そんなそぶりはちっとも見せません。ただの高校生、ですよね。しかも、私には、彼らがそれを演じているだけなのではなくて、皆それぞれにに楽しそうに見えるのです。
今を生きる、ということ。自分を誤魔化しながら、とか、何かを隠しつつ、というようなものでは決してなくて…今を、自分の生を、「生きる」という認識、「生きている」という認識。彼らもまた、ハルヒと同じように、束の間の「今」を生きているように見えるんですよね。ほんの2話前に、あんな陰鬱な話を聞かされたとは思えないくらい、普通に。
その視点を得て初めて、ギターを弾いている長門のあの微妙な表情が、ちょっぴり判ったような気がしました。目を伏せてるんですよね、彼女。あれが、三年前にはいくら考えてもわからなかったんですが…。
長門には、演奏とともに高揚していくハルヒの鼓動や体温の上昇がわかったはずです。長門自身も、相応にクラスのイベントを楽しんでいたはずですが…一体この差は、どうだろう、と。ちょっとだけ楽しかった自分の、中に生じたわずかな起伏。それとは比較にならないくらいの、圧倒的な何かを手にする、目の前のハルヒ。
…何をやっているのだろう、私は。
演奏は演奏で完ぺきにこなしながらも、長門は次第に顔を伏せていくんです。やり場のない寂しさに苛まれながら。「神様は知っているよ」というメッセージも、まるで届かないかのように…。
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「God Knows…」を演奏し終えて、後ろを振り返って笑顔で息を吐くハルヒは、本当にまぶしいですねぇ。彼女が何かを手にした瞬間、ですよね。
キョンはキョンで、「彼の表層が知らなかったハルヒ」を驚愕とともに再発見して。知らないそぶりをしても、ついリズムを刻んでしまう人差し指が可愛いよね(笑)。
だから、この二人の変化はラストシーンへと続いて…もうナンつーか、恥ずかしいぐらいラブラブだよね。勝手にやってろってなもんです(笑)。
それが全てを丸く収めるのなら、何の問題もないんだろうけどね。自らの感情の変化に目覚めれば目覚めるほど、まるで辛さが増していっているように見える、あの少女のことが気がかりです…。
全然「生き生きとしたライブ」な感じの再レビューになんなくてゴメン。でもあの高揚感は、やっぱゲンブツを見ていただくしかないですよぅ。ふぅ。
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涼宮ハルヒの憂鬱 あらためて 第26話を観ながら、あれやこれやと感想を書いてみた。。。
という感じで、今週も、このパターンでやってみることにします。
2009/10/06(火) 22:19:15 | 丈・獅子丸の咆哮 (新館)