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Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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「泣ける○○」とか実は大っきらいなんだが。
 …まだ寝ない(寝ろよ)。

 さて。「泣ける映画」などのカテゴリが嫌いなんであります。実際に私がボロボロに泣くようなやつはもう目の中に入れても痛くないほど大好きなんですが…それは本当に「泣ける映画」「泣けるアニメ」というものなのかと。

 全米が泣いた!

 それがどうした!とね、言いたいわけですよ。そんなん、俺が泣くかどうかなんてわからんもん。笑っちゃうかも知れんでしょ、場合によっては。つーか、全アメリカ人が100%、同じもの見てこぞって泣いてたらそらちょっと引くわ。いや、アメリカさんそのものに思うところがあるわけではないですよ?全日本人が100%こぞって泣いてても、間違いなく引きます。

 フィクションを見て「泣く」「泣かない」ってのはさ、見る人のそれまでの体験とか価値観とかに裏打ちされているわけですよ。でもって、体験とか価値観てのは、そりゃもうびっくりするぐらいに、人によってそれぞれ違う。だから、同じものを同じように見ていても、泣く人と泣かない人が出てくるわけ。梅干し見ても外人さんがツバわかないのと同じで、その感情が想像できない人には絶対に泣けるはずがないもんとかあるわけですよ(「泣く」という行為を条件反射と同列に語るつもりはないけどさ)。
 


 大体、さ。


 「泣き」のメカニズムが完全に解明されて、「ここをこうすれば泣く」みたいな方法論が完全に確立されてしまったら、そしたら感想書くブログとかいらんじゃん。「泣きました」の一言で済んじゃう。つーか、それさえいらんがな、見たら必ず泣くって最初っから判ってるんだから。


 オレは!この作品の、ここに、こういう具合で感じ入ってしまった!泣かされてしまった!


 ってことをさ、どうですか!皆さんも共感してくれますか!ってさ、そうやって書くのが感想記事の醍醐味なんであって、「みんなおんなじこと感じてる」ってわかってたら書かないですよ。書いても意味ないもん、そんなん。


 あとさ、「泣ける作品イコール良作or佳作」ってのもどうかと思うんだけどな。泣けなくても素晴らしいものっていっぱいありますし。みんなそんなに泣きたいか。いや、自分にも「今は泣きたい」って瞬間は少なからずあるけどさ、笑いたいときとか怒りたいとき考えちゃうときとかやさしい気持ちになるときとか、いっぱいあるでしょう?ない?


 うん。自分はどうやら、「画一化される感性」が、おっかないのです。


 同じもの見て、同じ服着て、同じもの食べて。気持ち悪いがな。「個性」を愛でる、それこそが尊重される、そういう社会に生きていたい。そう思います。


 だから、私は「泣ける作品がいっぱいある」のではなくて、「多種多様な良作と、それに応じて泣いてしまう自分と」がある世界を望みます。これってわがままでしょうかね?
楽しんで頂けましたらWEB拍手をお願いします。
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コメント
この記事へのコメント
同じ疑問を感じる機会は多いのですが制作会社・配給会社が日本人が好きそうな文句で宣伝するのも仕事だと、ある程度まで割り切るようにしています。
ただ、あまりに「泣ける」を強調されると、「泣けることが一番のウリ」なのではなく、単に「スタッフ&キャストの実力不足で、泣けること以外に見せ場がない映画になってしまった」んじゃないかと勘繰ってしまったりですね(^_^;)

考えてみれば、テレビアニメでも「この秋最大の衝撃が…」とかいう宣伝文句に溢れてまして、この秋最大の衝撃は最近5年間で何番目なんだとか、中学生みたいなしょうもない反論をしたくなります。

それはともかく。
再放映でよくある「傑作選」というやつだけは生理的に受け付けないですねぇ。
どの話が傑作かは自分で見て決めさせてくれ、と。
確保できる時間の都合で全話を放映できないからそのような形式になるのでしょうが、これこそ編成スタッフの価値観を押しつけられているみたいで、どうにも納得できないのです。
自分が知っている作品の「傑作選」や「評価ランキング」のラインナップを眺めると、私なりの「傑作選」とは似ても似つかない、なんて経験も一度や二度ではなく…。
2009/10/10(土) 14:46:16 | URL | 加嶋 #Z8QTjApg[ 編集]
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