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Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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「鳥の詩」解釈の一 ~ 「消える飛行機雲」と「僕たち」
 広げた風呂敷は畳まれるべきです。私自身が広げたAIR解釈と言う名のいくつかの風呂敷も、順を追って畳んでいかねばなりません。まずは、3月3日の記事・「鳥の詩」の解釈・序で広げた、AIRのOP曲「鳥の詩」についての解釈を始めていきたいと思います。
【消える飛行機雲とは何か】
 鳥の詩の最初の連を見てみましょう。

 消える飛行機雲 僕たちは見送った
 眩しくて逃げた いつだって弱くて
 あの日から変わらず
 いつまでも変わらずにいられなかったこと

 悔しくて指を離す
    斜体部分は、BS-i版OPで割愛されていた部分)

 歌い手である「僕たち」が、「消える飛行機雲」を「見送った」こと、そして「逃げた」こと(など)を悔やんでいる、という内容になっています。今回はこの部分から「消える飛行機雲」と「僕たち」を読み解いてみます。

 まず、AIR本編でこのようなシーン~飛行機雲を追いかける~は出てきませんので、この「消える飛行機雲」は何かの比喩と考えるのが妥当でしょう。では何の比喩か。それは恐らく「消える飛行機雲」と同様の性質を持つ何かであるはずです。

 とりあえず思いつく「消える飛行機雲」の性質としては、

・空にあるものであること
・「消える」ものであること

の2つが挙げられるでしょう。従って、とりあえずのアプローチとして、AIR中に登場する主要な人物の中で、空を飛び、或いは目指し、その後消えてしまうものを探してみることにします。

候補1:神尾観鈴
 ○空にもう一人の自分がいる
 ○目指したゴールに辿り着き、短い一生を終える

候補2:国崎往人
 △空にいるという少女を探し続けている
 △観鈴を救うため法術を使い、自身は消え去ってしまう
  (ただし、AIR編で「そら」として帰還)

候補3:霧島佳乃
 △死んだ母のいる空を目指している
 △空へ行く(=死ぬ)一歩手前で帰ってくる

候補4:みちる
 △空にいる女の子から羽を分けてもらい現世にいる
 △幸せな思い出を空に持ち帰るため消える
  (ただし、平行存在らしき別な「みちる」がいる)

候補5:神奈備命
 ○翼人としての宿命を受け継ぎ、空に舞い上がる
 ○霊山からかけられた呪いにより、空に縛られ姿を消す

 最も可能性が高そうな五人を挙げてみました。このうち、2~4については、自身(分身も含めて)が空にいるわけではなく、消える部分も不完全であるため、候補から外れます。残るのは、神奈と観鈴の二人。AIRの根幹をなす「翼人」というモチーフが、「鳥の詩」の重要なモチーフとなっている可能性は高いですから、その意味でも妥当な二人が残ったと言えます。悲劇の発端となった翼人・神奈と、その魂を受け継ぐ者のアンカー・観鈴(*1)。元は同一と言ってもかまわない二人です(*2)から、ひょっとしたら二人とも「消える飛行機雲」としても良いかもしれません。
*1:観鈴=アンカーの暗示については別記事・「神尾観鈴」の名が語るもの をご覧下さい。
*2:「神奈=その魂を継ぐ者たち」という解釈には、異論もあることを申し添えておきます。



【飛行機雲を見送った「僕たち」は誰か】
 しかし、実は両者にはそれぞれに解決の困難な問題が残ります。まず、歌詞が「消える飛行機『雲』」になっている点。歌詞上は、空を飛ぶ「飛行機」そのものではなく、飛行機が空に残した「飛行機雲」が見送る対象になっているのです。これを言い換えると、空を飛ぶ「翼人」そのものではなく、翼人が残した「魂」が見送る対象になっている、と読めるのですね。これにより、神奈そのものを「消える飛行機雲」と同一視する解釈は怪しくなります。

 一方、観鈴はどうか。上記の考察を含めても「消える飛行機雲」としての資質は十分。一見問題無さそうに見えます。しかし、先に見た、この連の後段の部分は満たしているでしょうか。つまり、「僕たち」が観鈴から「逃げた」ことを悔やんでいるでしょうか。「消える飛行機雲」が観鈴であるならば、その観鈴から「逃げ」ることができる、裏返せば近くにいる人々が「僕たち」ということになります。従って、この場合は「晴子」「往人(=そら)」が「僕たち」に該当します。この二人について、観鈴から「逃げた」ことを悔やんでいるかを見てみます。

 晴子は確かに観鈴が「ゴール」してしまったことを悲しんではいましたが、決して観鈴から「逃げ」てはいません。観鈴が苦しむところに戻ってきて向き合い、真っ向からぶつかっています。また往人も、いったんは逃げようとするものの、帰ってきてからはずっと観鈴のそばにいることを願い、またAIR編では「ふたりで目指したゴール」に観鈴が辿り着くことを望み、応援しています。物語の終盤では「往人」の意識は表面に出てきませんが、経緯から見て観鈴のゴールを悔やんでいるとは到底思えません。こう考えると、「観鈴=消える飛行機雲」という説にも相当な無理があるように思えてくるのです。

 ここで、当初のアプローチ~AIR中に登場する主要な人物の中から該当者を探す~という部分を見直してみます。つまり、「鳥の詩」がAIRの具体的な登場人物の所作を描いたものではなく、AIRという物語の核心部分を俯瞰したものである、としたらどうでしょう。AIRは雑ぱくにまとめるなら、1000年前の悲劇に端を発する、翼人の魂を救う物語。それを音楽にコンバートしたものが「鳥の詩」であるならば、その歌詞の内容は救われずにいる翼人の魂と、それを救おうとする者たちについて描写されているはずです。

 神奈と観鈴の間に横たわる1000年の時については、本編でもあまり多くは語られていませんが、それでも重要な部分についてはしっかり描写されています。往人の母の言葉を振り返ってみて下さい。斜線部はBS-i版にはない部分です。)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「わたしはずっと、旅を続けてきたの」
「空にいる少女を探す旅」
「わたしのお母さんも、お母さんのお母さんも、ずっとそうしてきた」
「そしてみんな、その子に出会った」
「とても悲しい思いをした…」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「知っていたのに、わたしはなにもできなかった」
「誰よりもその子の側にいたのに、救えなかった…」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「二人の心が近づけば、二人とも病んでしまう」
「二人とも助からない」
「だから、その子は言ってくれたの」
「わたしから離れて、って」



 いかがでしょう。往人の母とその先代たち=柳也、裏葉の末裔たちが出会った「空にいる少女」=神奈の魂を継ぐ者。何が起こるかわかっていながら、見送らざるを得なかった。二人とも助からない、だから離れて、と言われ、「逃げ」てしまった…。そのことを悔やみながら、次こそは救って欲しいと、自分の子どもに願いを託し続けてきたのです。1000年の間繰り返されてきた物語、それが「鳥の詩」の最初の連とぴったり重なっていると言えるのではないでしょうか。

 「消える飛行機雲」は、神奈の魂を継いで大人になれず消えてきた少女たち。そして「僕たち」は、その少女たちを救おうとしながら結局救えず、次の世代へ力を継いできた柳也、裏葉の末裔たち。以上が、私の辿り着いた解釈です。長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。ツッコミ、補足、異論など、お寄せ頂ければ幸いです。


 …ところで、このペースで行ったら、風呂敷を全部たたみ終わるのにどのくらいかかるんでしょうか…。orz
楽しんで頂けましたらWEB拍手をお願いします。
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コメント
この記事へのコメント
夏はどこまでも…
まだ始まってすらないorz
…じゃなくて、ゴホン

とても分かりやすい解釈ですね!
自分の中で解釈していた物の、ちょっと不明瞭だったとこを補完させてもらいました。
やっぱフルバージョンは和む…(^^;

ところで、放映当初に鳥の詩がカットされたことによって歌詞の意味が通じなくなる、という意見をどこかで見たんですが…

消える飛行機雲 僕たちは見送った
眩しくて逃げた 悔しくて指を離す

翼人の魂を受け継いできた少女達を
柳也、裏葉の子孫達は未だ助ける方法が分からず見送らざるを得なかった
空にいる少女を助けるという大切な(眩しい)使命を達成できなかった(又は逃げてしまった人、自分の幸せを見つけた人もいるかも?いたとしても血は往人の代まで受け継がれているはずですが)
その使命を達成できなかったことを悔やみ、人形に力を込めて息子に使命と人形を託し、自らはその使命から指を離し退場する
↑の最後一文は微妙かも…

という感じで解釈できると思うんですがいかがでしょうか?


>…ところで、このペースで行ったら、風呂敷を全部たたみ終わるのにどのくらいかかるんでしょうか…。orz

それこそ1000年の時をかけて…orz
2005/04/13(水) 23:30:01 | URL | はぐれDDR人情派 #US7Is6OM[ 編集]
退院
 さて、そろそろLでいることに意味がなくなってきましたので、退院しました神谷です。
(それ以前に最近来ている人なんかは分けわかんないんだろうな・・・orz)

てりぃさんの解釈は私とおおよそおんなじでしたけど、

「な~んとなくそうだろうなぁ」

で脳みそあんまり働かせてなかった分、文章でまとめていただけて感謝感謝です。

>はぐれDDR人情派さん
 ども、お久しぶりです。以前(回想 橘)は同意してもらえてうれしかったですです。

 ↑のコメントは解釈として良さそうですね。京アニさんがこれを意識して泣く泣く切り貼りしたんだとしたら、仕事に対して相当こだわりもってやってるんでしょうね。
 でも、Airは人の数だけ解釈があって良いと思っている人間ですので、アニメ版で、はぐれDDR人情派さん以外にも解釈を持っている人、
 原作版で、てりぃさんと違う解釈を持っている人がいたら、コメント書いて欲しいですね。

 「こういう考え方もあるんだ~」

というのがどんどん出てくれば、常連さんの他に人が増えて面白くなりそうですけど・・・・・・誰かいませんか~?
 と、言うてみる(笑
2005/04/13(水) 23:47:33 | URL | 神谷 圭 #wyPnW/yE[ 編集]
はじめましてyuuともうします
いつも見ているだけでしたが
鳥の詩についてちょっと思いついたことがあったので言わせてもらいます。
私が注目したのは
「あの日から変わらず
いつまでも変わらずに
いられなかったこと悔しくて指を離す」
なんですがこれはたしか三ヶ所あったはずですがこれの最後のは私は晴子さんのことを言ってるような気がします。
なぜなら晴子さんは最後で観鈴にやさしく接しはじめた、つまり変わってしまった
そのため観鈴を死なせてしまったと晴子さんはそう思ってるわけでそのあと晴子さんは観鈴のことをふっきるためか働き始めました。このことを悔しくて指を離すだと思っています。
それと私はてりぃさんの言ってることは正しいと思います
なぜなら最初は見送ったになってますが、次からは追いかけてとなってるかです
それと私は僕たちはAIRの登場人物でで飛行機雲は願いだと思います。
あと思ったことはAIRの別の曲にもたしか「飛行機雲」がでていたようなきがするので別のAIRの話を暗示している曲(青空など)も一緒に合わせて考えればなにかあるかもしれませんね
初めてでこんな長文書いてしまってすいません
では
2005/04/14(木) 18:27:17 | URL | yuu #7I63rBIw[ 編集]
誰かキタ~!!!
 yuuさんはじめまして。
 いやん、new解釈だ。

>僕たちはAIRの登場人物でで飛行機雲は願いだと思います。

これもこれで良さそう(「何にでも言いそうだなお前」という突っ込みはしないで!(汗))
 
 “指を離す”の前までの
あの日から→晴子が本当の母親になった日

 そしてその後の幸福が続かなかったこと、それが(晴子さんにとって)悔しい・・・・なるほど
 
 麻枝さんが一つの文章に二重、三重の意味を込めてるのは知ってましたし、歌詞でもやってそうだとは思いましたけど、
いろんな人がこうやって意見出していって、いろんな側面が楽しめるというのは個人的にうれしい限りです。
 誰かもっと書いて~(笑)
2005/04/14(木) 22:42:19 | URL | 神谷 圭 #wyPnW/yE[ 編集]
いやーすっかり遅くなって
すいません、てりぃです。

解釈は書き下してみるとすんごく難しくて、見直すたびに穴がボロボロ出て参りました。ざっと3~4時間はかかってますね。こんな調子ですから、全文の解釈が終わるのはホントに1000年後かも。

>はぐれさん
>とても分かりやすい解釈ですね!

ありがとうございます。そう言って頂けると、苦労した甲斐がありますわ。

短縮BS-i版の解釈については、なるほどという感じです。私自身は、突っ込んだ解釈まではしておりませんが、ただ「カットしたことで意味が通らなくなった」とは思っていなかったですね。むしろ「意味が微妙に異なる」もしくは「落ちてしまった部分がある」というべきではないかと。上記の箇所の場合、フルVerでは「悔しくて」が「変わらずにいられなかったこと」にかかりますが、短縮版では「眩しくて逃げた」にかかるのですよね。それで解釈が完全に崩壊するかというと、そうはならないギリギリの線ではないかと思うわけです。

>神谷さん
>文章でまとめていただけて感謝

いやー読んで頂ける方あってのブログですから、こちらこそ感謝です。あ、そうそう、今さらかもしれませんが退院(笑)、おめでとうございます。

常連さんが増えるとうれしいと思う反面、例のチャットが一層わけわかんなくなるかも、と微妙に怖かったりもします(笑)。もちろん、増えた方がうれしいですよ。さあまだ見ぬアナタとか触覚たんとか(笑)、うぇるかんむ!

>yuuさん

はじめまして、ですね。コメントありがとうございます。いつの間にかこのブログではすっごい濃ゆい人たちが次々にコメントするようになったので(笑/冗談ですよ~>濃ゆい人たち)、新規の方が恐れずに出て来られたことは大変うれしいです。

解釈の方、読ませて頂きました。少々「感想」に寄った部分が多いように感じましたが、新鮮でしたよ。AIRは大変深みがある作品なので、色々な解釈を試みている方がおられるので勉強になります。鳥の詩については、まだ全部解釈しきったわけではないので、今後も煮詰めていきたいと考えております。今後とも、よろしくお願いしますね。
2005/04/15(金) 21:39:26 | URL | てりぃ #O8jQI81I[ 編集]
飛行機雲を探してみると
この記事に影響されて改めて鳥の詩を聞くと確かにAIRそのものを表してるなあと感じました。

それで飛行機雲について考えてみようとAIRを少し見てみると、OPで晴子さんがバイクに乗っているシーンに飛行機雲が。これはyuuさん説を裏付ける根拠になるのかな?
あと10話の最初で観鈴がカラスに「そら」と名付ける時にも飛行機雲が見えました。これが何を意味するか考えてみるのも良さそうです。
これから全部見直して考えてみようかなあ。

あとBBサイバーダムで鳥の詩配信が決まりましたね、今から楽しみです。
2005/04/16(土) 19:12:16 | URL | 五汐 #mQop/nM.[ 編集]


「ツッコミ、補足、異論など、お寄せ頂ければ」とのことなので…。


>「消える飛行機雲」は、神奈の魂を継いで大人になれず消えてきた少女たち。

『鳥の詩』の二番には「あの空を回る風車の羽根たち」という部分がありますが、続いて「いつまでも同じ夢見る」と歌われていること、ならびに「羽根たち」と複数形になっていることから、これが「輪廻を繰り返す神奈の魂が転生した少女たち」を指していることはまず疑いようがありません。
となると、貴説に従えば「大人になれずに消えていく少女たち」は、ある箇所では「消える飛行機雲」と表現され、別の箇所では「風車の羽根たち」と表現されていることになりますが、一曲の歌詞の中で同じ対象に対して、なぜわざわざ異なったイメージを二重に重ね合わせたりするのかがあまりよく分からないような気がします。


> 歌詞上は、空を飛ぶ「飛行機」そのものではなく、
> 飛行機が空に残した「飛行機雲」が見送る対象になっているのです。
> これにより、神奈そのものを「消える飛行機雲」と同一視する解釈は怪しくなります。

「○○の影を追いかける」「○○の跡を追いかける」etc.と表現されているとき、本当に追いかけているのは影や跡ではなくて、あくまで○○本体ですよね。「飛行機雲を追いかける」もそれと同じことで、飛行機と飛行機雲(航跡)を無理に別物扱いする必要はないんじゃないでしょうか。ふつう空を見上げて上空に飛行機雲を見つけたら、「あ、飛行機雲が伸びてる」じゃなくて「あ、飛行機が飛んでる」って言うでしょう?
それに、飛行機と飛行機雲が別物だとすると、「僕たち」は飛行機本体の方は追いかけなくていいんでしょうか?

2005/04/17(日) 01:28:40 | URL | B2Z #-[ 編集]
づかれた~
「鳥の詩」解釈の一、ということなので全文に対する解釈についてはまだ触れないでおこうと思ったのですが…DDRerの血が燃えているっ(違)!!


>貴説に従えば「大人になれずに消えていく少女たち」は、ある箇所では「消える飛行機雲」と表現され、別の箇所では「風車の羽根たち」と表現されていることになりますが、一曲の歌詞の中で同じ対象に対して、なぜわざわざ異なったイメージを二重に重ね合わせたりするのかがあまりよく分からないような気がします。

B2Zさんの仰るとおり、「風車の羽根たち」は「翼人の魂たち」で解釈は合っていると思うのですが、ならば逆に「消える飛行機雲」とは何ぞや?ってことになります。
自分は「消える飛行機雲」と「風車の羽根たち」=「翼人の魂たち」と解釈しているので、何故違う表現を?ってところが問題になります。
個人的解釈としては……まぁ二番だし表現違ってもいいジャン?てな感じです(汗 変になる訳でもないですし、別に飛行機雲で統一しなくてもいいんじゃないでしょうか。
「風車の羽根たち」はグルグル回ってることで輪廻を現していたり、「いつまでも同じ夢見る」はあの夢を1000年間も見ている、ということですね。そして、「風車の羽根」というものは基本的に人には遠く、見つめることしかできないものですからね。
故に「風車の羽根たち」=「翼人の魂たち」で良いと思いまふ。

>。「飛行機雲を追いかける」もそれと同じことで、飛行機と飛行機雲(航跡)を無理に別物扱いする必要はないんじゃないでしょうか。ふつう空を見上げて上空に飛行機雲を見つけたら、「あ、飛行機雲が伸びてる」じゃなくて「あ、飛行機が飛んでる」って言うでしょう?
それに、飛行機と飛行機雲が別物だとすると、「僕たち」は飛行機本体の方は追いかけなくていいんでしょうか?

すみません、自分は飛行機雲伸びてる~と感じる人なんですが…(汗
飛行機と飛行機雲を別扱い、と仰ってますが、

>空を飛ぶ「飛行機」そのものではなく、飛行機が空に残した「飛行機雲」が見送る対象になっているのです。これを言い換えると、空を飛ぶ「翼人」そのものではなく、翼人が残した「魂」が見送る対象になっている、と読めるのですね。

と、てりぃさんも仰ってますから別物扱いにしている訳ではないと思います。
この場合の飛行機、飛行機雲は、

飛行機=神奈
飛行機雲=神奈から続いている(残した)人の器に入った翼人たち

となって関係大アリですね。
神奈以降の翼人を探すのは柳也、裏葉の子供たち(僕たち)なので、
「飛行機(神奈)」本体を追いかける
ではなく、
「飛行機雲(神奈以降の翼人の魂)」を追いかける
になるんですね。もちろん飛行機に辿り着く(救い出す)まで。
飛行機雲を追いかけて飛行機まで辿り着いた1000年の旅です。3000里なんてメじゃないです。(別にマルコを悪くいってるわけじゃありませんですよ?)


嗚呼、「飛行機」のゲシュタルト崩壊が~~~

PS.
B2Zさん、もし気に障られたら申し訳ありません。B2Zさんの解釈も聞きたかったものですから…。
AIRの物語解釈というのは、正解が示されてないうえに、その内容が超膨大なものなので、様々な解釈が出ます。しかし、それでも正解、とまではいかなくてもそれに近い答えを出すことはできると思うんですよ。皆で議論してその答えに近づければ…と私は思っておりますので、またよろしくお願いします。

2005/04/17(日) 03:08:40 | URL | はぐれDDRer人情派 #US7Is6OM[ 編集]
とりあえず、ですが
全然追いつけてないてりぃです。本来なら書いて頂いた内容にレスを返したいのですが、まとめるのにとても精神力を要するため、まだそこまで到達してません。

本日は、そうも言ってられなくなったかな、と思い、とりあえず出て参りました。これから書きますことは、特定の誰かを牽制する目的でなく、注意点として皆さまに広く理解しておいて頂きたいことなので、くれぐれも一喜一憂されませんよう…。

前にどこかの記事で書きました通り、AIRの解釈に「正解」と言えるのは制作者だけ、と私は考えております。従って、どのような意見であっても、その人の解釈は尊重しつつ読ませて頂きたい、というのが私の気持ちです。

皆さまに私と同じ態度を強要はできませんが、当ブログのコメント欄で議論をしていただくにあたっては、<b>お互いに相手の意見の穴を探す方向に白熱することは避けていただければ</b>、と考えております。もちろん、てりぃ自身の書いた内容に対してはどんどんツッコんで頂いて構いませんし、変な方向に白熱するのでなければお互いの意見について論を交わし合うのもオッケーでございます。

お互いの気持ちを尊重し合った、いい議論をいたしましょう。どうぞよろしくお願いします。

>五汐さん、B2Zさん、はぐれさん

ごめんなさいね、レスが遅れてて。コメントは読ませて頂いているのですが、解釈にまつわる部分を自分の中で消化するのに大変時間がかかっております。ここは一つ、マジレンジャーや響鬼のレビューでも読みつつ、気長にお待ち頂ければ幸いです。
2005/04/17(日) 10:37:17 | URL | てりぃ #O8jQI81I[ 編集]
がんばってください!
いやぁ~、大変な作業になってしまっていますね。

解釈的には、それこそ人の数だけあると思われるこの詩ですが、こんな解釈もありなのかと、目から鱗が落ちる思いでいっぱいです。

みんなで、かみ合った議論を展開したいところですね。

ところで、この記事をお持ち帰りしたのですが、毎回できないことが多く悔しい思いをしているのですが・・・。これって、お持ち帰りはだめ・・・なんですか?
(ネット喫茶で読んでいるので自宅でじっくり検討したいのですよ)
2005/04/17(日) 16:59:09 | URL | きつねのるーと #ICazf28Y[ 編集]
復活には遠いけれど
解釈に関しては、新規蒔き直しを要する部分が、自分なりには見えてきています。ただ、それを展開するにあたっては、「いくつかのハードル」を超える必要が出てきてるんで、いつそれを書けるやら、っていう意味ではまだ五里霧中…。

とりあえず、今現在で書けるレスはお返ししておきますね。

>五汐さん

飛行機雲、ありましたねー。BS-i版は必ずしも原典と同一の解釈で切れない部分があるのですが、原典をBS-i版スタッフなりにかみ砕いた一端が、それらのビジュアルな飛行機雲となって出ているのだと思います(一方原典では「飛行機雲」という描写自体がテキスト中では出て来ないんですよね)。

鳥の詩配信、楽しみですねー。難しい歌なので、歌いこなせるかは別問題なんですが。私もいつかは挑戦してみたいと。

>B2Zさん

色々とご示唆いただきましてありがとうございます。それらを元に少し考え直している最中です。風車の羽根たちについては、継ぐ者たち、という解釈を考えており、飛行機雲と同じ、というつもりでいました。同じ歌の中で、違った比喩で同じものを表すという例はありますので。

ただ、飛行機と飛行機雲を分けて考えることの是非、については、ちょっと検討し直しております。実のところ、「消える飛行機雲」は神奈ではない、とした論拠は、「雲」の解釈よりも「やはり神奈からも誰も逃げていないのではないか」という方が自分的には決め手になっていました。上記記事中では、「雲」という部分も織り込んで書きたかったのと、文章の流れを重視したために、その部分は端折ってしまっておりますけども。

いずれにしてもこの辺は、まだまだ「自分流」を貫くとしても熟成が必要なため、ここで詳細にお答えできないので、このぐらいでご勘弁下さい。

>はぐれDDRer人情派さん

これまた色々とありがとうございます。せっかくフォローして頂いたのにちゃんと応えられてない自分が申し訳ないですが、どうしてもこの手の「解釈論」は一気に読み通せる形で書かないと色々な部分に「意図にそぐわぬ穴」が出てきてしまうので、コメントに枝葉を付けていくのは私的にはほどほどにしておこうかな、という気持ちです。そのうち、次の記事をしたためようと思いますので、またそこで対話が出来ればうれしいです。

>きつねのるーとさん

激励ありがとうございます。頑張りますよ。

時に、このブログではどれもお持ち帰り自由、と位置づけておったのですが、「お持ち帰りできなかった」のでしょうか?テキストのコピーを防ぐような仕組みは特に入っていないと思うのですが…。状況がよくわかっていませんね、私。もしよろしければ詳しく話して頂くと、何かわかるかもしれませんが…役に立たなくて済みません…。
2005/04/19(火) 01:50:56 | URL | てりぃ #O8jQI81I[ 編集]
BS-iはリアルタイムで見られなったので、DVD見て「鳥の詩」がカットされてて泣けたっす。えっ?って感じ。

しかも2番が在ったの??

鳥よ鳥よ鳥たちよ・・・(おい
2005/05/09(月) 20:53:10 | URL | ごす #ilk/GieM[ 編集]
金八世代ですね
23年ぶりだかで発売するらしいですね、そっちの鳥の詩。

金八先生は、初代の時にリア中でしたが、二代目以降はあまり見てません。もう見てらんない、って感じで。最近のは全くフォローしてませんけど、年々凄惨なイベントがエスカレートしているとも聞きますし、まー世相を反映しているのかもしれませんが、個人的には多分好きになれないと思います。

って、全然話題が変わっちゃってますね…(^^;
2005/05/10(火) 20:41:17 | URL | てりぃ #O8jQI81I[ 編集]
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