それにしても、オムニバス形式が常のこのシリーズで、しかも一話ごとの長さの決めすら無いに等しいこんな有り様なのに、「二話同時」のドコに意味があるんだよと、まとめて「第五わ」にしてしまえば済む話なんじゃないのかよと、そう思っていましたら。


　なんと第五わは珍しい、「一話完結もの」でしたとさ、ちゃんちゃん。…畜生、どこまでも裏をかかれっぱなしだぜ…。orz


～～～


　第五わ。

　HUNTER×HUNTERのドッジボールエピソード@グリードアイランド編。


　…………………………。


　……いや、そうなのか？（汗）



　第六わ。

　コス・エロゲ・育児の、３つの波動に目覚めた長門の、新たなる旅立ち編。


　…………………………。


　……いやいや、そうなのか？（汗）


　なんかね、私のような半端者では、解読できない各種パロっぽいのがいっぱいあったんですけど…どこにフォーカスして見るべき？…ああ…昨夜のCLANNADで潜在能力の100%を出し切ってしまったので、もう抜け殻状態ですよわたしゃ…。orz



　…………………………。



　そうですねぇ、一つ、ホントに一つだけ、抜け殻の私でも気付けたところを書くとすれば。

　あの、「リアル調ハルヒ」「リアル調長門」がねぇ、気になったりもするんですわね。何かの前触れなんじゃないのか、とかね。

　パロディってのは、一種の「変奏」なんですよね。本家のメロディとかバッキングとか持ってきて、そこにちょっと変えたものを乗っけたり、全然異なるものをトッピングしたり、合わせてこねてガラガラポン、と。

　そんな最中に、一瞬、見せる形がモノホンのそれに戻る時。カタルシスに似た何かが生まれたりもするわけですわね。第五わの、コンピ研の勝負を無下に断るハルヒちゃんとかは、「ちょｗｗｗ」という言わせる変奏であって、モノホンはそうはしねぇだろ、いやまあ「傍若無人さ」だけはモノホンっぽいけどな、という感じなんですが…世界を改変する能力を無意識に発揮したり、その勝負に一気に燃え上がる辺りになると…これは「ハルヒ」なんですよね、あのモノホンの。あれ？いつからこの「ハルヒちゃん」は「ハルヒ」と入れ替わったんだ？とね、軽く混乱させられたぐらいにして。

　ところが、それが第六わになると…いつも通りの「ハルヒちゃん」に戻っていて、安心して僕らはまた傍流のそれを楽しむわけです。

　この、緩急のつけ方というか、あえて揺さぶりをかけてくるところというか、しかもそれをわざわざ二話同時に出してくるところの確信的なアレ具合～ちゃんと「お口直し」が付いているというか、ああ、やっぱこれは京アニが出してるものなんだなと再認識、ですわ。あい。今回も、非常に楽しく見れました。もうとことんまで突っ走っちゃってくだーたい。次は是非是非18禁版を期待（ﾅﾆｰ ■関連記事～
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テーマ:涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 - ジャンル:アニメ・コミック