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Old Dancer's BLOG
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ドルアーガの塔 SOU 第二話「王都メスキア」
 気負わず、ライト気味の感想記事で参ります。

 が。

 これはもうたまんなくスキだーーー!!

 たまんねぇっすよ!閉塞した状況からの脱出、畳みかけるようなスピード感、切迫していく状況に合わせて高まっていく音楽とパーティの結束!もー、オレの大好物ばっかりじゃないですか!いいの?!こんなにてんこ盛りでいいの?!まだ第二話なのに?!
 
~~~

 かつての互助と願望が満ち溢れていた「塔内都市」ではなくなり、既に支配と沈滞のエリアとなってしまった「王都」としてのメスキア。たった半年前のことなのに、こうも変わってしまった現実の痛みが、主人公たちと同じく視聴者にも実感されるところですね。「巫女様」を捕獲しようとしての包囲網のすぼまりが、その閉塞感に更に拍車をかけます。

 しかし、ジルを初めとする面々は、そこに縛られることをよしとはしないんですな。自然と始まる逃走劇、閉塞したこの現実からの脱出をかけて、真に戦う相手は黄金騎士団なのか、それとも…。

 ファティナの立ち位置は微妙かつ絶妙ですねぇ。まあ、表層的にはいわゆる「ツンデレ」キャラっぽかったり、「お色気担当」(ひぎぃぃぃ!はないだろ、今どきw)っぽかったりもするんですが…そういうことでは、無いと私は思うんですよね。だって、賀東さんて「ツンデレは属性じゃない、状態だ(大意)」とか看破している方ですよ?そんな、典型的なやり方でファティナを位置づけるはずがあろうもんですかと。

 彼女は、ジルのことが好きです。これは多分、間違いない。その「好き」って感情が、かつてニーバに向けていたような、浮ついたものかどうかについては…現状、少なくとも彼女は「そうであっちゃいけない」と思っているし、かつての「浮ついた恋心が無惨にも裏切られた事実」を忘れようとしている、そこから脱却しようとしている。以前の愚かだった自分ではない、新しい自分、新しい未来へと彼女は進みたいんですな。そのパートナーとして、ジルを選んでいる。そんなところでしょう。や、ヒッキーニートと化しているジルを選ぶなんて、つくづく「見る目」がないのやら、それともそんな表面に引きずられないジルの本質を見抜けているのやら、今はまだ何とも言えないのですが…ちょっと不憫なキャラにもなりかかってますね。や、話題が逸れました。

 そして、そんな風に「かつてと違う新しい自分の新しい未来」を目指しているからこそ、過去に執着しているように見えるジルが許せないのでしょう。単に「昔の女(という言い方が正しいのかどうかはさておいて)」に心縛られているから、という、嫉妬の感情からだけではないはずです。もしそれがファティナの苛立ちの真のコアならば、何があったってジルを助けて塔に登る選択はしません。でも、彼女は結局ジルを助け、一緒にもう一度だけ塔に登る選択をしました。

 何故か。

 ジル自身も、閉塞した現在の状況を良しとはしていない。未来に進むためにこそ、過去に何があったのか、今何が起こっているのかを知りたいのだ…そこに、ファティナも気づいたからなんですね。過去に縛られ、過去(に近い状況)に戻ろうという選択をしているのではなく、未来へ進むために過去をきちんと精算し、正攻法で自分の壁を乗り越えようとしている。忘れてしまえ、ではなくて、きちんと咀嚼して、納得した上で前へ進みたいんですよ。方法論が違うだけで、ジルとファティナは同じように苦しみながらも、やはり未来を目指そうとしているんですね。

 だったら、助け合いながら前へ進めるじゃないか、と。

 ファティナの転身は、そんなところが理由じゃないかと思います。だから、ブレイクスルーとして、ファティナが自分の中にあるモヤモヤを乗り越えてパーティに参加すること、一団が黄金騎士団の包囲網を突破すること、謎を孕む閉塞した現状を抜け出そうと旅の一歩目を踏み出すことは、等しく同じ色彩を帯びるんです。これがもーたまんないのよ。

 そんな風に意味合いが多重に交差する中を一筋駆け抜ける、元さんの音楽が筆舌に尽くせぬほど素晴らしい!個人的にはこれ、泣いちゃうレベルです。それをバックに、映像的にもケレンミたっぷりのカットが目白押しで、突き破っていく爽快感が体を満たします。本当に30分足らずだったのか、という放心気味のけだるさで、嬉しく視聴を終えました。いいのかな、こんなに盛り上がっちゃって。つーか、ライト気味で書くんじゃなかったのか?(苦笑)

 次もまた、一期第3話と同じく「メルトたち一行と出会う話」ですね。あのくたびれたオッサン風味がまた見られるかと思うと、これまた楽しみです。
楽しんで頂けましたらWEB拍手をお願いします。
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テーマ:ドルアーガの塔 - ジャンル:アニメ・コミック

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