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Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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「善意の固まり」を無条件に信ずるな
 善意のみに基づくものが、誰にとっても最良である。と考えるのは「間違いである」と私は思います。少なくとも、善意のみに基づく行動が、相手にとって「悪意」と見なされる事など普通にありますし、それに関わる人が多ければ多いほど、立場も見方も複雑になり、混迷を極めていきますので…。

 それでも、つい、「善意のみに基づくものを、誰にとっても最良である」という風に、無条件に信じてしまいたくなります。それが、人の弱さであったり、善良な人ほど陥りやすいワナであったりするわけですが…そのことを、信じている人に対してしっかりと説明する事ほど、難しいものはありません。下手をすれば「人非人」扱いされかねませんからねー。この辺、「自分が振り込め詐欺に引っかかるわけがない」と信じているような人が、まさに今振り込め詐欺に引っかかろうとしている瞬間の、説得の難しさにとてもよく似ている気がします。
 
 「人を疑って生きていかねばならないなんて、悲しいじゃないか!」いや、そりゃ、私だって悲しいですよ。だけど、騙された後で笑って許せるほど人間ができていないですし、家族も守りたいと願う以上は、どこかに必ず今もある「悪意」に対して、備える気持ちで臨む以外にないのですよ。人の善意を信じないわけではないですが、「人にはそもそも悪意なんて無い」という話とは別ものですから。性善説とか性悪説とか、ナンセンスですよ。人という種族は、産まれながらにしてそれぞれの「多様な個性」を持っているものなのであって、更に様々に異なる環境が「唯一無二の自分」を作り上げていくのですから。大体、善とか悪とか、人や時代によって線引きの変わるものについて、「人の本質はどっちか?」と問うてみたって、詮無いことじゃない?

 …んー。ハナシが逸れましたが。

 「善意に基づくものを、つい無条件に信じてしまう」のは、その人が善良なゆえ、かもしれません。だけど、「善意を装って、善良な思いを貪る仕掛け」というものは、世の中の随所にあります。裏の世界だけではなく、表の世界でも、何食わぬ顔をして。そこまで覚悟した上で、その仕掛けに乗るならば、それもいいでしょう。だけど、無条件に善だと信じるのは…どうなのでしょうね。まあ、本人が満足していて、世の中もそれで何事もなく回っていればオッケー、という気もしますが…一種の胡散臭さが、自分の中で警鐘を鳴らして止む事がありません。

 どうしろ、どうするな、と言えないのが難しいところですが…。何事も、「仕掛け」を見破るつもりで見る努力ぐらいしか、僕らにできる事はないのでしょうね。どうぞあなたも、「善意の無駄遣い」はなさりませぬように…。
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