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Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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ノーテレビ・ノーゲームデーだぁ?
 もうね、アフォかと。

<ノーテレビ・ノーゲームデー>「家庭の会話増やして」
行橋市立17小中学校、来月から毎月1回 /福岡


 ことは、意識の問題、のはず。それを、こういう「きまり」の側面で変えようとしたところで、何か効果があるようには思えません。「テレビを見る時間を減らして会話を増やそう」「ゲームを以下同文」という発想自体に恐らく間違いはないのに、それを実現する方法論を見誤っている気がしてなりませんね。本当に効果を上げようと思ったら、もっと地道な作業が必要な気がするんですが…。

 …一方で、ひょっとしたらと、ちょっとコワイ考えもしたり。教育委員会も学校も、「実際には地道な努力が必要」とわかっていて、既に実践もしているのだ、と仮定すると…もうこうやるぐらいしか手がない、という悲鳴を上げたくなるような事態が想像されます…。そこまでひどいことにはなっていないと信じたいですけれどね。
 


 マヒ、というのは怖いんです。おかしいはずのことなのに、じわじわと訪れる変化がそれを気付かせず、いつの間にか慣れてしまって、取り返しのつかないことになっている、という。今回の場合、そんな事態に陥っているのが個々の家庭なのやら、こんなおかしなことを言い出す教委側なのやら…。以下の文章を読む限り、感覚がずれているのは教委側のような気はしますけれどね。

 昨年度の国の調査では、小6(公立)の85%が1日1時間以上テレビ(ビデオ、DVD含む)を見て、46%が1時間以上ゲームやインターネットをしている。

 さらに、市内の小6は、全国平均を上回る87%が1日1時間以上テレビを見て、51%が1時間以上ゲーム・ネットをしている。市教委によると、子供同様にゲーム好きな保護者もいる。


 「全国平均を上回る」、ってね。………誤差の範囲だろ、それ。その数パーセントの違いを元に、「我が市は全国と比べてもテレビやゲームに熱中している子どもが多い」と結論づけるのはあまりに無理がありすぎます。まあ、記事中にそうは書いていないけれど…少なくともそういう方向に誘導しようとして書かれているよね、この記事は。

 それに、そもそもの視点がおかしい。根拠にしている数字のベースがあまりにもこの現代の生活としては「当たり前」のものすぎて、全然危機感が湧くような話に見えませんよ。一日に5時間以上テレビを見ているとか、一日に5時間以上ゲームをしているとか、そういう数字が突出しているとか言うんならまだしも…日に1時間ずつのテレビとゲームって、それはむしろメッチャ健全なんじゃないの?問題なのは、その「決して多くはないテレビとゲーム」以外の時間に、一体ナニを家庭でやっているのか、親は子どもとどういうコミュニケーションを交わそうとしているのか、そっちの方でしょ。この記事では語られていないその部分にこそ、深刻な問題が潜んでいるように思えてならないんですが…。

 「子供同様にゲーム好きな保護者もいる。」とかね、さも問題がありそうな風に書いてますけれど、ゲームをテコにして子どもとの会話を増やす親はいないんですかね?ウチとか、そういうタイプですけれど、おかげさまでゲーム以外のことも含めて、子どもとは色々話すようにできているよ?や、「ドラクエVはビアンカ一択」と声高に主張する父親に問題がない、とまでは言わないけれど(笑)、ゲームもしない、テレビも見ない、更に子どもとは一切会話らしい会話もない、という親の方が絶対に問題あるでしょ。

 だから、テレビやゲームを制限する日を設けることには、やはり何の意味合いも感じません。子どもと対話しよう、と努力する親であれば、テレビやゲームを制限する日がなくたって、会話は生まれるでしょ。逆に、そもそも子どもとの対話に向けて努力しない親ならば、月に一日の「ノーテレビ・ノーゲームデー」があったところで、「テレビの音もゲームの音も家族が話す声も聞こえない日」ができるだけで終わるに違いありません。

 要は、やはり、親の意識の問題です。このきまりを、親の意識を見つめ直す契機にして欲しい、という切羽詰まった願いなら、わからなくはないですが…何かずれているだけの気がするなぁ、やっぱ。
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コメント
この記事へのコメント
子供の小学校でも
先日とある一週間のうち、一日でもいいから「ノーメディアデー」を作ってみましょう!なる提案がかかれたものがやってきました。
TVとゲームだけじゃなく、PCも使わない、ってことです。
しかも子供だけじゃなくて親も。
全然出来る気、というかやる気がしなくてそのまま普通の一週間を送り、親のコメント欄に「ノーメディアデーはムリです」という意味のことを書いて提出しました(爆)。

やはり主旨は「たまには親子で語らいを!」ってことだったようなので、別にそれはTV見ようがPCやろうが出来ることんじゃないの?とやる意義を全く感じなかったんですよね・・・

だから、てりぃさんの意見に大変頷いてしまいました。
意識して語らい時間作ろう!でいいんじゃないの?そのために削るものが、ちょっと多いと感じていたTVorPCorゲーム(各家庭で違うはず)であるならそうすれば?と思いました。
それでもゼロにする必要なんて全くないですよねぇ。

と書いてみて、ああ学校へのコメントもこう書いて出せばよかったなぁと思ったり。
・・・でもそのときはPC中毒な自分のわがままかも、って後ろめたさもあったんですよね・・・(汗)

まあ、学校としては「具体的にこういう活動してます!」って書けるようなことしないといけない、なーんてしがらみもあるんでしょうねぇ・・・
2008/06/28(土) 21:30:18 | URL | guwaguwa #V19xxO8I[ 編集]
きっかけときまりと
>guwaguwaさん

>意識して語らい時間作ろう!でいいんじゃないの?

これに尽きるんですよね(^^; 多分これはそのためのきっかけと言うか、問題提起なのだろうけれど、動機と対処方法が分離独立してしまい、「(子どもとの対話の妨げになるような悪いもの、すなわち)テレビやゲームを減らそう!」という印象操作に繋がりかねないところがイヤ~ンな感じです。

とは言え、実際に

>PC中毒な自分のわがままかも

というご意見が出てしまう辺り、ノー何たらデーが「全くの無意味」とまではいかないところが悩ましいところですが。でも、ゲームとテレビさえやめれば万事オッケー、というはずは絶対にないんですよね。

結局、契機は契機としてあって良いとも思いますが、「それをどう捉え、どう生かしていくか」がなければいけない、ということなのだと思います。
2008/07/05(土) 10:02:22 | URL | てりぃ #O8jQI81I[ 編集]
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