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Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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ダイレクトeメールの類に思う…
 ネット生活も長くなってくると、色々な絡みで様々なレンタルサービスを利用する機会が出てくる。メーリングリスト然り、セカンドメアド然り、ブログスペース然り、投票フォーム然り、オークション然り…これらは有難いことに無料で利用させてくれるものが多いので、「1ユーザー」としては相手のビジネスモデルを気にかけることもなく、喜んでそのメリットを享受させていただくことが多いのだが…。

 誰もが申込みの際に少しだけ気になる通り、これらのサービスには「ちょっとした義務」が付随する。例えば、無料メーリングリストの文面には冒頭や末尾に広告が付くものが多いし、無料メアドには数々のダイレクトeメールが送られてくる。ブログスペースには少々の広告が表示されるケースが多く、投票フォームにしてもオークションにしても「何らかの決まり」の元で無償利用を認めてもらう、そういう仕掛けになっているのだ。これは、ギブ&テイクということを考えれば当然のことと思えるし、仕方のないことである。あくまでもある程度までは。

 私が関わる、あるサービスの絡みで、今年の1月後半ぐらいから、トンでもない数のダイレクトeメールが送られてくるようになった。そのダイレクトeメールを出す業者は大きく3社ぐらいだったのだが、特にその中の1社が送るメールの量が、とにかく常軌を逸していた。どのくらいかと言うと、相手の興味を惹くかどうかわからないような長文メールを、日に3~4通も送ってくるのである。数日に一度ぐらいしかチェックしないメアドにおいて、この量は致命的である。それでも、レンタルサービス元への配慮もあって、3ヶ月ほどはそのまま過ごしたが…先頃、満を持して「拒否アド」扱いと相成った。当たり前である。
 

 宣伝の類が「効果的」であるところの線引きは、非常に難しい。おとなしすぎると目立たないし、うるさすぎると煙たがられるからだ。少なくてもいけないし、多くてもいけない、その「均衡点」を探すのは結構な難題である。

 だが、実に興味深いことに、その量が一定量を超えるとどのみち煙たがられることに変わりはなくなり、一方で数に比例した分の実入りが期待できるようになる。どれだけ人にうるさいと思われようと、量を出せば出す分だけ収入が多くなるというループにはまるのだ。これを悪用しているのが「スパム」というものであり、今や世界のネットを流通するメールの7~8割はスパムと言われるほど、その問題は根深くなっているのだが…。

 スパムは自分の正体を隠しているから、皆がやり場のない怒りに身を震わすだけで済んでいるのだ。堂々と自分の名を表に出しながら、スパムさながらの量を投げてくる業者が、顧客のハートをがっちり掴めるか、長じて大きくなっていけるか。近所のスーパーだろうと便利な通販だろうと、顧客の都合も省みず、毎日何通もチラシやメールを放り込んでいくような業者は、私は二度と利用しない。バカかお前は。と声を荒げたくなるのもムリは無かろう。

 週に、一業者当たり、せいぜい一通程度。それが、私個人が許容するダイレクトeメールの頻度である。こういうものは個人差があるから、人によっては一日一通まで大丈夫かもしれないが、いずれにせよ人それぞれに「限度」がある。「堪忍袋の緒」は、長さに限りがあるのである。そんなことは構わない、スパム業者で結構。そう思うなら、バンバンメールを出せばよい。悪質な業者のレッテルを貼られ、それでも利益のみを追求するならば、そういう底なしの世界にはまっていくしかないのだから。そこには、顧客と業者との信頼関係は何もない。相応の苦しい世界が、待っているだろうから。

 もう一つ。そういう業者に自分の軒先を貸して恥じることを知らないレンタルサービスも、私はどうかと思う。苦情も一つや二つでないくらい、行っていておかしくないと思うのだが…しかし少なくとも3ヶ月もの間、一向にそれを「是正」しようという素振りが見えなかったことを見ると、どんな苦情が来ても放置しっぱなしなのだろう。そのサービス自体、それこそ数の原理で勝負しようということだから違和感がないのかも知れないし、それならそれも良いとは思うのだが…自ら律することを欠いたサービスが、外との信頼関係の元に長じるようには、やはり私にはどうしても思えない。「天」というものは、「楽」をして掴めるものではないのだ。どうせ必要な苦労ならば、その苦労がきちんと顧客の方を向いているように、日頃からしっかりアピールした方がいいのではないか?

 あちこちで何度か書いたことであるが、「顧客を蔑ろにする企業が、時代を超えて長じたことは一度もない」。甚だ定義の曖昧なテーゼなので、真であるとも偽であるとも言い難いところが申し訳ないのだが…一個人としては、企業の目指す方向が上記のようであって欲しいと、切に願うばかりである。
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