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Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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オネアミスの翼
 というのは劇場公開時の名前で、今は「王立宇宙軍」の方が正式タイトルだったでしょうか。何の気無しに見始めたDVDで、適当に途中で打ち切って早めに寝るつもりだったのですけれど。

 結局最後まで一気痛感で見てしまって、しかもダダ漏れ状態ですよ…。

 いやー…劇場で見て以来、何度目になるかわからんくらい接してきてますけれども…いい映画です。正確に遡ることは出来ないんだけれども、恐らく私の考察系レビュアーとしての原点であり、初回鑑賞時にその萌芽があったのだと、私は思っております…。映像に触れてここまで色々と考えさせられたのは、多分これが最初の作品なのです。

 アニメ作品の考察系レビューを志すならば、触れておいて損のない作品だと断言しましょう。20年も前のものとは思えないほどの作り込みに、一筋縄ではいかない象徴的な含みの数々や、散りばめられた多くのモチーフ、青臭くも突き抜けたカタルシスをもたらす終盤の展開など、今でも十分に通用する、いやいや、中途半端な作品などしっぽを巻いて逃げ出すほどの良きものが目白押しです。機会にさえ恵まれれば、パーツやテーマごとに逐一考察を上げていきたいくらいだ!
 

 この歳にしてようやく、マナの笑顔のシーンで泣ける境地まで達することが出来ました。これまでの鑑賞にあってはやや気怠い心地で眠気に囚われてしまっていた、教会に転がり込んでのシロツグの一連の心境も、今までよりも少しだけ理解を深めてその後に繋げることが出来ました。同じ映像が視聴者のスキルによって「見えるものが全く異なる」ということを、我が身をもって20年の歳月と共に体感することが出来ましたとも!!初めて劇場で見た時も、全てはわからないながらも絶賛していた私でしたが、視聴を重ねるたびに新たな発見があって、「汲めども尽きせぬ泉の如し」とは、まさにこの作品のためにあるような言葉だと実感します。

 ああ…抱き合わせ的に高く出されたと思ってスルーしていたBlu-ray版が、にわかに欲しくなってしまいますな…。Amazonで見る限りは、20世紀の終わりに出たDVDオンリーの価格も、今年出たBlu-ray&DVDの価格も、実は全然変わんないのね。もし今からゲッチューするなら、Blu-rayで問題なし、という気もしちゃいますな。…まあ、こんなだからビデオ版2本にDVD1本という、無駄な投資をしてきてるんでしょうけれど…。でも、それでも、一片の悔い無し!と高らかに叫んでみせましょう!何故ならば!


 好き嫌いは別にして、一つの金字塔として、見ておくべき作品かと思います。カッコイイって言うのはこういうことさ!←作品もスタジオも違う

 王立宇宙軍 オネアミスの翼 (Blu-ray Disc)
 王立宇宙軍 オネアミスの翼 (DVD Only)
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コメント
この記事へのコメント
この作品も
某監督の推奨リストに載っていましたね。
 ってか、上映当時にリアルタイムで電話掛かってきたっけw

「観ろ! 絶対観ろ!!」

今更、宇宙軍で戦争か? っとか返したような・・・ 観たら、


 全然、違ったwww


「オネアミスの翼」というタイトルは、当時のスポンサーの為の宣伝用に付けられたそうです。

世界観や設定が飛び抜けて素晴しく手が込んでいる。
駆け出しのCGより作画が光る。
たまに見返しても、何故かいつも感動がある。

本当に作り手の情熱の塊だと思うわけで。
2007/11/15(木) 00:09:41 | URL | ごす #ilk/GieM[ 編集]
キタキタ
>ごすちん

ごすちんならきっとこういう反応が返ってくるんじゃないかと思っておりましたw 期待通り。トンクス。

>当時のスポンサーの為の宣伝用

確かそんな話だったよなぁ、と思いつつ、うろ覚えでもあり調べるほどの時間もなかったんでスルーしてしまいました。補完サンクスです。

>駆け出しのCGより作画が光る。

庵野さんが一枚一枚手作画したという、伝説的な発進シーンの「砕ける氷の欠片」を見て、海外の方々が「CGじゃないのか?!ホワッツ!」とか叫んだらしいですよね。これぞアニメ馬鹿。これぞアニメ魂。

>本当に作り手の情熱の塊だと思うわけで。

イエスイエス。いやぁ、賛同が得られて本当に嬉しいです。末代までの宝物の一つ、ですね。
2007/11/15(木) 01:36:12 | URL | てりぃ #O8jQI81I[ 編集]
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