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Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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グレンラガン第5話ぁ~
 たまにはな~~~んも考えないでレビュー書いてみる。ウチのとこに「細やかかつ多面的な視点から考察されたあっと驚かされるようなエッセンス」みたいなものを求めておられる方には申し訳ないのだけれど(いや、自惚れとかでなくて、Kanonで頑張りすぎたせいか、最近そういう拍手コメントとか多いのよ)。ギリギリと考え抜いて自分を絞り上げて書く記事も、正直キライではないんだけど、やっぱずっとそれだと疲弊しちゃうみたいです。

 第4話でのあまりのバッシングに、やや擁護的な立場の記事を書いた私ですが、あの記事でも一応書いてある通りに、第4話自体は私の好みではありません。で、今回の第5話なんですが…やっぱ好みとしては圧倒的にこっちだなぁ。いや、作画がどうこうじゃなくて、キャラクターの行動の一貫性とか、最後にこっちの心のヒダをふっ…と揺らしてくる脚本運びとか。
 今回で言えば、やっぱあれかねぇ、ゲストキャラの司祭さま・ウコムを軸にした進行が素敵すぎますな。もうCVが中田譲治ってだけで、オヤジキャラマンセーな当方としては昇天ものなのだけど、そのポジションの振り方がもう反則ものと言っていいでしょう。

 彼がやってることはいわゆる間引きの一種であり、それが貧しい村のルールなのだと視聴者には最初からわかっているわけですよ。それを、アツく自分流を貫くカミナに反発させることで「保守側のガンコな人、微妙に悪人側?」という立ち位置に最初は立ってもらい、それがガンメンの来襲とともに揺らいでいく様の絶妙なこと!あの画面全体を覆う暗さが、単なる地の底の描写に留まらず、「相手のことがよく見えない」という暗喩としても機能しているのがまた素晴らしいじゃないですか。

 ガンメンへの「勝利」と、ロシウに真実を知らしてしまうという「敗北」。その二重写しのせつなさよ。しかもその先にあるのが、村人達よりも高い位置にいて支配していたかに思えていた司祭自身が「文字すら読めない」という、実は村人達よりもちょっとだけ考えてムリした行動をしていただけの、「下駄履き」のおっさんに過ぎなかったのだという、あの衝撃!しかも、その告白のシーンが、あの笑顔だよ?




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 ホントにね、中田譲治さんの演じる「悪そうに見えるけど実は悩み多きイイ人」はね、極上の極みですよ。ラーゼフォンの功刀司令とかも、未だに忘れられませんからね。あの第10楽章「追憶のソナタ-War In The Rememberance-」で明らかになる彼の過去と、ラストのセリフには痺れまくりましたから。

 もちろん、実力派声優の起用に依存せず、こういう「一回こっきり」のキャラでもちゃんと立たせてきっちり起伏を作って、という流しっぷりもまた素晴らしすぎますねぇ。引き続きこの調子で突っ走って頂きたいと!
楽しんで頂けましたらWEB拍手をお願いします。
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コメント
この記事へのコメント
司祭の務め
てりぃさん、こんばんは~
おひさでございます。

今回のお話、ある意味4話の後にはピッタリでした。ハイテンションな3話までの後にやると、なんか違う感想を抱きそうな気がして・・・
4話で一度クールダウンしたせいか、すごくすんなり話にのめり込めました。

>「相手のことがよく見えない」という暗喩

うわっ、その発想は無かった!w
相変わらず目の付け所が凄すぎです!
なるほどー、だから「全てをさらけ出してる」ヨーコはあんな服を着せられたのですね(マテ
それはともかく、閉鎖された社会に過剰な光は無用だという事をよく表現していたと思います。カミナはそれが理解できず、シモンはそれなりに理解できる・・・
二人の性質と関係も、ここで改めて浮き彫りにされたなぁ、シナリオ巧いなぁと思いながら見てました。

>実は村人達よりもちょっとだけ考えてムリした行動をしていただけの、「下駄履き」のおっさんに過ぎなかったのだ

え~と、なんかスゴク共感してませんか?(オィ
あ、いや、すんません、すんません(^^;
実際地位があれば権威もそれなりについてくるのですが、それに誰しも耐えられる訳じゃないです。司祭様も一人の人間としてそれに悩んでたという事がよく分かるいいシーンでした。
それでも彼は間引きを続けるのでしょうが、「外の人間」になったロシウには笑顔を見せる事ができた・・・
それが彼と視聴者への救いだと思いました。
すごく良心的です、この脚本。

ところで調子が悪かったので、ブログを移転しました。
よろしければまたリンクし直していただけると嬉しいです。

では、またよろしくお願いします!
2007/05/05(土) 03:55:26 | URL | maharia #-[ 編集]
サパーリわからんねぇ
>mahariaさん

どうも、こちらこそご無沙汰しております。ブログ移転、乙でございました~。

>なるほどー、だから「全てをさらけ出してる」ヨーコはあんな服を着せられたのですね(マテ

COMIC1では結構な数のホンが出ておられるようですねぇ。…まぁ、無理もないかというところですが…エロースはほどほどに(爆)。

>二人の性質と関係も、ここで改めて浮き彫りにされたなぁ、シナリオ巧いなぁと思いながら見てました。

キャラ立ちがいいですよね、この作品。その半分を、竹を叩き割ったような性格のカミナが負っているのだとしても、他のキャラもちゃんと立っていて、見ていてあまり迷いがありません。

>え~と、なんかスゴク共感してませんか?(オィ

それを言っちゃァ、あ、おしめぇヨォ(爆)。

ところで第6話(今日は娘との調整がついて録画できたんです)、結構な長さのバンクシーンで、見ていてカナーリ不安になりましたが…あらかじめ予定していた枚数調整回だった、というところで留めて頂きたいものです。
2007/05/06(日) 23:48:38 | URL | てりぃ #O8jQI81I[ 編集]
携帯からでスミマセン
(レビューを読ませて頂き、掴み処が無かった点を理解できました。いつも助かります)

>相手のことが~
ドコからコンナ発送が産まれてくるのか、教えて欲しいです。(神の力ですか?)
液晶TVの質が悪いんで画が暗いモノだと、見えないなぁと嫌な気分にしかならない…、駄目駄目です。

ウコムは人それぞれの生き方と言ったモノを理解出来ていた様に写りました。それでも、民を救う道を選んだ人として頑なに地上を否定し、天を説いていたと。
おそらく御神体は操れるモノと知っていたんでしょうね。体が自然に反応し操縦してしまった事は、内心少年達を理解出来ていて、
2007/05/12(土) 09:36:49 | URL | えころ #-[ 編集]
塁弔出肋
そこから生まれた行動の一端だったんじゃないかなぁ?(どうして操縦してしまったのかと本人すらも理解出来ず驚いていた様でしたし)
と勝手に答を出しました。
ラストに自分とは違う道を選んだ少年の背中を後押しするシーンには、今迄の頑固さで鬱積していた気分が晴れましたね、カタルシスゥー!

(自分もいつの間にか、頑固者と後輩達に思われているんじゃないかなぁ?と不安になりました。自分としてはハタチ位から何も変わっちゃいないと思っているんですけど…)
2007/05/12(土) 09:40:20 | URL | えころ #-[ 編集]
親父キャラマンセー
>えころさん

>ドコからコンナ発送が産まれてくるのか、教えて欲しいです。(神の力ですか?)

それはアレですよ、特定波長の電波をレベル一定にして送り続ければ大いなるアカシックレコードから全ての真実が圧縮された状態で脳内に直接響k

>ウコムは人それぞれの生き方と言ったモノを理解出来ていた様に写りました。

そうですね。カミナたちにはカミナたちの道が、我々には我々の道がある、と。

>(自分もいつの間にか、頑固者と後輩達に思われているんじゃないかなぁ?と不安になりました。自分としてはハタチ位から何も変わっちゃいないと思っているんですけど…)

20歳過ぎたらそれ以上大きくは変わらない、とは私も思っていることではあります。ただ…最近、「それでもじわじわと変わるものもある」ということが実感として何となくわかってきたような気もします。これが歳を取るということなんでしょうかね、いやはや…。

後輩さんとの関係、良好なものにしていけるといいですね。結局は人と人なのですから、何らかの「いい関わり」の道があるのだと思いますよ。ふぁいとっ、だよ?
2007/05/14(月) 21:29:05 | URL | てりぃ #O8jQI81I[ 編集]
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もう、この番組、やっぱコレだよ、コレ!先週はいらぬ騒ぎがあったグレンラガンですが、今週はきっちり取り戻してきました。そうですよ、作画もですけどやっぱこのムダに熱いテイストが求めていたものなんですよ!
2007/05/05(土) 03:30:22 | 中濃甘口 Second Dining