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Old Dancer's BLOG
ここはてりぃが、趣味の共通する方々との得がたいつながりのために、自分の趣味に関係する諸々のことを、壊れながら書きつづるブログです。
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2007 Microsoft Office System
 珍しく、仕事がらみの話。マイクロソフトオフィスの久方ぶりのバージョンアップは、ファイル形式がガラッと変わるってんで、ああ、こりゃ懐かしの「Office97」の時と同じ、阿鼻叫喚の地獄絵図が世の中に再現されるのね…て風に思って、様子見を決め込んでいたのですよ。ええ、ちょっと前までは。ところが。


 2007 Microsoft Office システムをお試しください


 なんですと?!
 このリンク先で紹介されている無料の試用版は、期間60日間+α(60日後の日が属する月末まで使えるらしい)の範囲であれば、新バージョンの全ての機能が使えるそうじゃないですか。仕事上、職場全体のオフィスのバージョンを管理せねばならない立場の私としては、もう願ったり叶ったりなわけですよ。

 これだけでも十分にお腹いっぱいでしたが、久々にダウンロードセンターを覗いてみると、なんとこんなものまで。

 Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック


 マヂで?!∑(゜Д゜;)

 ソッコーでダウンロードしてみましたよ。先の試用版もこの互換機能パックも。で、両方ともさくさくとインストール。2007試用版は「前のバージョンを残す」という設定でフツーにインストールできます。また、互換機能パックも特に面倒なことはなくインストール完了。すぐさまExcel2007を開いて、新機能を利用した簡単なデータを作成し、新形式(拡張子xlsx)で保存します。続いて、使い慣れたExcel2003を起動。互換機能パックの恩恵で、先ほど保存した新形式ファイルも普通に開けるようになっています。実際開いてみると、「新形式でサポートされているいくつかの機能は正常に表示・使用できません」みたいな確認ダイアログが出て、読み取り専用で開くことになるものの、大きな不便を感じることなく、データはフツーにいじれるようになっています。

 驚いたのはここから。このデータ、読み取り専用で開いてますから、当然上書きはできません。つまり、名前を付けて保存、という運びになるわけですが、その保存できるファイル形式の中に、新形式(拡張子xlsx)が含まれているのですよ。ええ?!これ、どういうこと?!と思いながら、恐る恐る新形式で保存してみます。いったんExcel2003を閉じ、Excel2007でそのファイルを開いてみると…

 すげぇ!2003を経由したのに、2007で使っていた新機能部分が削除されずに残ってる!

 こりゃあたまげたびっくらこいた。つか、そういうことって可能なもんなのかね?新形式の各ファイルは、実態はxmlファイルをzipで固めたものだと聞きますが(実際、拡張子をzipに変更して解凍してやることができます)、実は以前からxmlとの親和性を最大限高めるべく、新形式に近い状態で内部のデータは管理されていたってことなのかね?

 これぁ俄然やる気出てきましたよ。あたしゃ別にマイクロソフトの回しモンじゃないですが、ちょっと楽しくなってきたなと。今までは冒頭で述べたように、ファイル形式が変わっちゃうという時点で、新バージョンは職場には一切入れないほうがいいなと思っていたわけですが、旧バージョンで新形式ファイルを触っても問題ないってことになれば、混在しててもそんなに問題ないってことでしょ。ご臨終を迎えていく古いPCをリプレースするのに従い、ニューバージョンのほうに統一を図っていく、みたいなことが何となく実現できそうじゃないのよ、ええ?


 …ま、問題は「あまりに大きく変わったインターフェイス」をどうやってみんなに覚えてもらうかの方なんですがね…。ニューバージョンを触るのは楽しいけど、マヂで使い方分かんないよ、ママン…。(´・ω・`)

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