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Old Dancer's BLOG
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罪と恥
 公務員が飲酒運転で幼い子供の命を3人も奪いましたーと来れば、その後に一体どんな叩きが来るか目に浮かぶような気がしたので、本件については当ブログで触れずとも他の方々におまかせして良かろうと思っていたのだが。続いて出てくる報道が、単なる叩きのためだけの材料と判断するにはあまりにもあまりな惨状を呈するに至り、さすがに筆を執っておくことにする。

 曰く、飲酒運転を隠蔽しようと大量の水を飲んで警察の取り調べをごまかさんとしたこと。曰く、それに先だち知人に「飲酒運転の罪の肩代わりをしてくれ」とせがんだとのこと。そこにはとりあえず自らが犯した罪から逃避せんとの必死な足掻きがあるだけであり、犯した罪への後悔や懺悔は欠片も感じられない。これはもう容疑者が公務員だとかどうとかいう問題じゃない、「人間として心底恥ずかしい」と思わなければいけないのではあるまいか?
 
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 本件、一つには、事故前における「甘えと覚悟」という側面がある。「自分はこのぐらい飲んでも大丈夫」「これでもちゃんと運転できる」という救いがたいほどの甘えを自分に許し、「万が一のことが起これば他人と自分にどんな災厄が降りかかるか」「そうなった時に自分なりの責任がきちんと取れるのか」という肝心な覚悟を完全に失念している。このどうしようもない幼稚な心を、なんとして戒めるべきか、いや、戒めることがそもそも可能なのだろうか。

 そして今ひとつには、事故後における「罪と恥」という側面があると考える。法を執行する立場の公務員にとって、飲酒運転の上に起こした人身事故は懲戒免職間違い無しの大ごとだ。しかし、だからと言って「とりあえずそこから逃れさえすればこの場は良し」などというものでないことは、小学校前の子供に聞いたって判りそうなものである。この容疑者は、他人から「罪」を糾弾されることのみを恐れ、その罪から逃れようとすることがさらに「恥」を身の上にかぶる事態なのだということも判らず、それこそ「恥も外聞もなく」行動したのである。


 重い罪をかぶることは、さぞかし恐ろしかろう。

 だが。

 救いようのない恥をかぶる方がまし、

 という行動の、その先に、

 罪の贖(あがな)いなど訪れるはずもあるまい。


 親鸞上人曰く、「善人なおもて往生す。まして悪人においてをや」と謂ふ。しかし、これは「悪人なら誰しも成仏できる」という意味ではなかろう。恐らくは、自らの犯した罪を悔い改めることが出来れば、という条件付きなのだ。犯した罪の重さを受け入れず、恥じてこれを改めんとも思わず、悔いる気持ちの欠片も感じない者の眼前には、ただ無間地獄が広がるばかりと思うがいかがか。


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 事起こる前においては、自らに甘えず一定の覚悟を持とう。そして、不幸にして事を起こしてしまった時にも、恥を感じて罪を受け入れようではないか。そして、その気持ちをもって、同じ「人間」が犯してしまった罪の大きさを恥じつつ、今改めて思う。幼き魂たちよ。どうか、せめて、安らかに。
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